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家計簿感覚
何を知っておかなければいけないか。お金は個人にとっては大事なものだが、国にとってはそうではないということだ。お金は個人にとっては使うものだが、国にとっては使わせる物だということだ。お金は大事だという家計簿感覚でお金を捉えるから予算を節約しようという間違った考えにおちいる。お金は作られたものだ。意図をもって作られたものだ。「みんな好きなこと、得意なこと、慣れたことで物を生産し、できた物をお金を使って滑らかに交換すればみんな幸せだよね、働くという意味でも、消費するという意味でも」という意図をもって作られたものだ。
国民は民主主義の仕組みを使い、政治家に見張らせる必要がある。国が作った、国にとっては何の意味もないお金を国民や国民の作る企業に渡し、ご飯を食べて元気になって、他の人が必要とする物を作ってもらう。そしてお金を使って必要な物を必要な人が手に入れられるように渡しているかを見張らせる必要がある。