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狡猾

 日本を二分し、片方の後ろに隠れる、なかなかにうまい方法だ。自分たちの安全を確信したからこそこの非道をなしたのだ。一方の遺伝子的な未来を自分たちの利益に変えたのだ。そういう狡猾な者たちと戦わなければならない。

 戦いは数だ。この環境を作った者たちは理解している。そういう人たちと戦う、まずそれを頭に入れる必要がある。 彼らは狡猾でその戦略に自信を持っている。では、裏をかこう。その戦略を潰そう。自信を持っているからこそ、その戦略を正面から覆されては焦るに違いない。次善の策など用意していないことだろう。

 だからこそ彼らと結ぶ。持つ者たちと結ぶ。持つ者、持たざる者を合わせれば日本人のほとんどだ。こうなれば何の暴力もいらない。ただの民主的な手順でことは終わる。投票が行われ、議員が選ばれ、法によって全ては決定される。おかしなことは改められる。そうなのだ。我々が欲しているのはおかしなことが改められることだ。暴力では決してない。

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