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日常の大切さは終わった時に気づくもの  作者: KINOKO
第2章 新たな日常!
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リセット

「確かに神には妖獣や人間には無い再生能力がありますが腕一本を完璧に治すなんて聞いたことがありません!」


「ヤツには再生能力がある。つまり、神って事でいいのか?」


ミツレはコクリと頷くと、


「はい、間違いありません。神民には再生能力はありませんので、あの男は神と断言できるでしょう。」


「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア!!」


謎の神は、左右の手に黒い炎を纏わせてミツレの方に突進してきた。


「ミツレ!」


「問題ありません。オシリスよりは簡単そうです。 霊炎 火柱!」


突進してきた男の方にミツレが手を向けると、男の地面の下から勢いよく青い炎の柱が出てきた。男は青い炎の中にいるらしく苦痛のせい叫びをあげている。


「グア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!? イ゛ダイ゛ダイ゛ダイ゛ダイ゛ダア゛ダア!」


「貴方は許されない事をしました。私の炎の灰となりなさい!」


ミツレの火柱の勢いは加速するばかりだ。黒いシルエットだけだが男が悶え苦しむ姿が微かに見える。ミツレの表情を見る限り、怒りに飲み込まれている。


「やったか!?」


男のシルエットが見えなくなったのでミツレに聞いてみた。


「いえ、まだ魔力を感じます。かなりタフですね………! ん!? 」


ミツレが一瞬眉を寄せた。どうしたミツレと聞こうとしたその瞬間、


「グルア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア!! オノホ ボジ ノ イヨツ!」


男は叫び声と共に火柱をかき消した。そして、目にも止まらぬ速さでミツレの首を掴み、宙に投げる。


「クッ! しまっ」


空中に浮かんだミツレは反撃しようと男がいる下を見る。しかし、そこには男の姿はない。ヤツはすでにミツレよりもさらに上にいたのだ。


「ミツレ! 後ろだ!」


俺の声よりも男の攻撃の方が速いのは当たり前で、ミツレは首根っこを掴まれ地面に投げられる。


「ミツレーー!! テメェ!」


ミツレが投げられたのは俺のとこから10メートルほど先のところだ。そして、男は俺から5メートルほどのとこに着地した。


「ガアッ!!」


男は俺の攻撃をしゃがんで避け、今度は俺の首を掴んで持ち上げる。


「カハッ…………! い、息が出来ねぇ………」


ジタバタともがくが、息が吸えないと体に力が入らなくて刀を振ることは出来ない。

ヤ、ヤバイ……… このままだと!


「霊炎! 陽炎っ!!」


この声は…………!


「ミ、ツレ…………!」


ミツレが放った陽炎は10発全てが男の背中に突き刺さる。そのうち三本は男の胸と腹を貫通した。

その衝撃で男は俺を振り払う。


「グアアアアア! イ゛ナ゛デジ バ ジボルア゛!」


男が背中に突き刺さった陽炎を抜こうとモタモタしている隙を狙って俺はミツレと合流した。ミツレは幸いにも受け身をとってたらしく、軽い打撲と擦り傷ぐらいだそうだ。


「まだ、いけるよな!ミツレ!」


「もちろんです。あの化け物は私たちが倒さねばならない相手です!」


全ての陽炎を抜き終わった男は後ろにいる俺たちの方を振り向く。


「ザアア゛デジデジデジデジデジデジデルア゛ア!!」


男は次は俺の方に突進してきた。流石にこの突進を直にくらうのはマズイな。

俺はサッと左に避け男がまた突進した瞬間を狙って、


「今だ! ミツレ! アレをやるぞ!」


「了解です。霊炎 飛炎!」





―――――――そう、この技が出来たのは三日前のあの日に遡る。







「うおおおりゃああ!!」


「霊炎! 陽炎っ!」


俺とミツレは瑠紫に修行をつけてもらっていた。作戦としては俺が前線で瑠紫を引きつけ、隙を見てミツレが援護攻撃というものだ。

しかし、俺が瑠紫を引きつけれるわけもなく、全ての攻撃を受け流され、モタモタしているとミツレの方にも攻撃が及ぶので作戦としては機能していない。


「ハアッ!」


瑠紫の大剣の一薙ぎで俺とミツレは吹き飛ばされる。今の攻撃で視界の右上にある体力バーが半分消えた。


「ったく、全然ダメね。二人とも我先に我先にって攻撃をしようとしている。援護攻撃するはずのミツレは援護とは思えないような高威力で、もしかしたら悠真に当たりそうな攻撃ばかりしてるわ。」


「う、うう………だって、神崎さん頼りないですし……」


ミツレの思いもよらない一言でショックを受ける。俺は思わず、


「ええ!? この作戦しようって言ったのはミツレじゃんかよ! てか、お前だって援護出来てないんだから俺だってお前のこと頼りないって思ってるぞ!」


「な!? 私は神崎さんよりも長く戦闘訓練してます。まだ契約してから数日の人に言われたくはありません。」


ミツレが凄い目で睨んでくる。でも、ここで引いたら男じゃない!


「日にちは関係ないだろ! 俺が言ってるのはお前の援護攻撃がな………」


「それなら、こっちも言わせてもらいますけど」


「喧嘩はやめなさい。」


瑠紫の大剣の柄で二人とも頭をコツンと叩かれる。ちなみに今の攻撃ではダメージはくらってない。


「二人は契約してからまだ日が浅いから完璧な連携するのは難しい。でも、二人には得意な分野があるでしょ?」


瑠紫は俺とミツレの目をジッと見つめる。


「ミツレには類い稀な魔力操作、悠真には幼い頃から剣道で磨いた剣の扱い方。この二つが合わされば少しは成長の糧になるはずよ。」














そして、場面は現代へと戻る。




そうだ、この技ならアイツを倒せるかもしれない!



下手くそです! アドバイスお願いします!

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