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日常の大切さは終わった時に気づくもの  作者: KINOKO
第2章 新たな日常!
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釣り大会のはずだった

「さて、千葉につくには少し時間がかかる。って事で釣り大会を開催したいと思う。」


船が走り出してから坂田が言った。それにしてもケツが痛い。


「釣り大会ですか?私達、竿無いですよ?」


「まあまあ、待て待て」


坂田は船長の方に行って何かガサガサしている。しばらくして坂田は戻ってきた。坂田の手には釣竿が4本ある。


「さぁ、釣り大会開始だ。仕掛けは船長さんが作っておいてくれた。後少しでポイントにつくらしいので各自作戦を練っておくよーに。以上!」


坂田とドクさんはそう言うと船の先端の方に行く。どうやら、俺と九尾は後部で釣れということだろう。


「九尾、お前釣りした事あるか?」


俺と九尾は船の後部の椅子に腰掛ける。椅子と言っても錆びれたパイプ椅子だ。


「故郷のほうでは孤児院の皆んなでやった事がありますね。よく、誰が1番の大物を釣り上げてマザーを喜ばさせてあげれるかとか言ってましたっけ」


孤児院・・・・?そうか、九尾は確か親が神に殺されたとか言ってたな。それからは孤児院で生活してたのか。


「じゃ、九尾は釣りが得意なのか?」


「よし!竿の調子はバッチリ!ん?はい!釣りは得意でしたよ!そういう神崎さんは得意ですか?」


「おう!仁と川に釣りによく行ってたぜ!あ、でも仁には1回も勝てた事がねーな」


「仁さんは釣りが得意だったのですか?」


「あいつは得意ってよりも魚に好かれてた気がするなぁ。なんていうか生き物が集まってくるっていうのかな」


クスっと九尾が笑った。なんか変な事言ったかな。


「どうした九尾?なんか変な事言ったか?」


「いえいえ、神崎さんと仁さんって仲良いんだなーって思いまして」


その直後、サイレンのような音が鳴り響いた。この音は・・・・!


「神崎さん!神です!きっとどこかにいます。この近くに・・・・!」


俺は周りを見渡す。すると海の奥の方に光る魔法陣のような物が横一列に沢山並んでいる。


「お前ら!タートルだ!急いで釣り具を納めて一箇所に集まれ!」


俺らは急いで船の先端に向かう。タートル?確か俺と九尾で倒したアイツか?


「何故だ・・・・タートルは絶対に最初の一体が夜に海底から現れてそれから次の日のいつかに総動員で現れるはずだ!最初の一体はどこで現れたんだ!?対策局の人間が倒したなら知らせるはずだ!」


え、最初の一体?絶対それって俺が倒した奴だー!なんか言いづらいんだけど!?


「あ!タートルが砲撃の構えをしています!ここからだと間に合いません!」


「クソっ!船長!船のスピードを最大まで上げてください!」


船長は急に言われてビクッとしたのか肩を一瞬震わせると、


「これ以上は無理だっぺ!釣り用の船だから速度は低くなるように作られてるっぺ!」


船長も全力で船のアクセルを押すがスピードは大して変わらない。

プルルルル・・・・坂田のスマホが鳴り響く。坂田はスマホを取り出すと、


「ったく!こんな危ない時に誰だよ!?はい!もしもし坂田です。え?元帥!?は、はい!分かりました!」


どうやら電話の相手は元帥だったらしい。坂田は電話を切ると、


「お前ら!朗報だ。今から我らが神対策局の最高戦力の本局直属の隊、東京神対策局のお出ましだ。」


坂田が言った直後に小型の高速船が俺らの横を通り過ぎた。


「お、どうやらもう来たようだ」


小型船はタートルのとこについたらしい。ここからはよく見えないが何人かの人が船の上にいた。

次の瞬間、タートルは一瞬にして消し炭となりその衝撃波が俺らを襲う。


「グッ!何が起きた!?」


「神崎さんこの魔力、人間や妖獣界の者の力ではありません!」


衝撃波が収まり、俺らはやっと起き上がる。


「九尾、正解だ。タートルを一瞬にして倒したこの力。き

っとルシファーしかいないな」


ルシファー、なんて強さなんだ・・・・!

下手クソでゴメンなさい!

文章量が少ないのでしたらコメントお願いします!

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