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夢だったの

という夢を見ていた。

長いようで実質は八時間ぐらいの夢だった。

一週間に三回同じ様な夢を見る。

彼の今の彼女を殺したり彼を殺したりと似たような夢を一年前から見ていた。

正直、飽き飽きしている。

明確な殺意があるくせに、未だに実行に移せない私の願望が具現化している錯覚に陥らせてくれる一時の夢なのだから。


彼は、私に嘘を吐いた。

それは夢の冒頭にあったような出来事だ

その出来事易々受け入れてしまったからこの夢を見続ける。

自分の言いたいことすら言えない本心からの罰なのかも知れない。

毎回ストーリーは違えど幾度なく私の残虐性は夢の中だけで暴れ、猟奇的で狂暴に、もうこの人生でつもり積もった鬱憤を晴らしているのかもしれない。

そんなことを考えているとなんだか昔から私は進歩してないかと思っていた。


夢と比べると現実の風祭悠は少し精神に異常はあるかもしれないが至って健康的であって、毎日毎日明るく振る舞っているのだから。

夢の中の私はそんな自分への反動かもしれない。


かもしれない。かもしれない。と言ってるのは自信がないから、予防線を張っているだけだ。


「はぁー…」

ため息を吐く

過去を思い出してまた忘れる


何がそんなに辛いのか頭では分かっているが実行できない自分の馬鹿さにまたため息を吐きそうになる。

そうしてる内にまた、ぼけーっとしてしまう前に布団から出る。

そのまま、居間に行く。

そうしているとケータイに明かりがチカチカと光っていてなんだか胸騒ぎがする。

見ると、不在着信がたくさんあった。


今が昼だと気付く、

そしてまた電話が鳴る

「もしもし?」


「やっと、出た!!」

懐かしい声がした。

「え?あれ。あおくん?どうしたの?」

「どうしたじゃない。

お前がやったんだろ」

ドクン

「な、何を?」

心臓が騒がしい。

「しらばっくれるなよ

お前が彼女を殺したんだろう!!」

そう聞こえた

意味が分からない。

彼の彼女の名前なんて知らない。

何も分からない、なのになんで私になるのか

「意味が分からない。

なんでそんな結論に至るの?」

「……あ、う、ごめん…気が動転して、昨日帰ったら彼女がし、死んで」


「昨日?

いまどこに居るの?」


「い、い今は家に

彼女と」


'彼女'その単語を聞くと虫酸が走った。

あぁ、本当に私は彼女じゃないんだなぁと実感する。

やめてほしい


「ん?彼女と?

え、じゃあ警察に電話とかは…?」


「………い、…きが」

その途切れ途切れの言葉を最後に返事が聞こえなくなり、通話はその数秒後途切れた。


私は夢の様に彼の彼女を殺したんだろうか、疑問に思ったのだった。




はい、夢落ち入りますと思ったら夢じゃなかったぽい…(´・ω・`)

そんな風祭さんの物語でした。

しっくりこないラストですね。

ということでまだまだ続きます。


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