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終焉

グロテスク表現有り

最近、とっても不思議な女の子とお友達になりました。

風祭悠ちゃんといってとっても、かわいいかわいい女の子です。

それはそうと私はもうすぐで結婚します

とっても楽しみです。

悠ちゃんも呼ぶ予定です。


彼女の日記にそう書かれていた。

どうせ、そんなことだろうと思っていた。

彼女は、一色樹は、とても平和で平凡で危機感などない、女の子なのだから。

あの醜悪なメンヘラ女が彼女に近付くことは分かっていた。

それをどうするのかも考えている。

この一ヶ月あいつは…風祭悠は姿を俺に見せなかった。

2年間、近所でもない俺を見張っていた女が一ヶ月もの間姿を見せないなんておかしいと思った。

早く、早くなんとかしないと…

俺は何一つ悪くないのだから。


語弊があるかもしれない言い方だが、いきなり信じてないと言われたら誰だって相手を疑うだろう…

疑って、信用なんて出来ない。

だから別れを告げた。

別れは突然…本当だったのだ。その言葉は。

だからこれからもあるかもしれない。

だからこそなんとかしないと…



「どうせ、そんなこと考えてるんだろうなぁーって思うんだ。」


「それは無いんじゃない?」

彼女は紅茶を飲みながらそう言った。


「けどね、悠ちゃんはあの言葉を信じたのに、それに気付かない男の人が馬鹿なのよ」


「そうですかねぇ…」


「さてと、悠ちゃんはこのあとどうするの?」


「僕は家に帰りますよ。

また今度会いましょう。」


「そうなの?

えぇまたね」



彼女、一色さんとお茶しながら雑談していた。本当に偶然、会って意気投合した結果だった。



そうしているうちに、ケータイが震える

「はい、もしもし。」

「花咲だけど」

「…何」

「ひどいなー、悠ちゃん」

「悠ちゃんって呼ぶの止めてくれない。彼女でもないんだから。」

「じゃあ風祭さん」

「何」

「金輪際、一色に近付くな。」

「何のこと?」

「しらばっくれるな、お前が彼女と親しいのはわかってる」

「なんで?親しくしては駄目なの?」

「どうせ、彼女を殺すつもりなんだろう」

「物騒なこと言わないで。

あなたみたいな、虫けら以下の人間なんて見えてないし、どうでもいい。ましてあなたの彼女さんとはたまたま知り合っただけよ、深い意味があるわけでも、狙った訳でもないわ。」

「…そうか、ごめん」

「用件はそれだけ?」

「ひとつだけいい?

なんで俺の前には一ヶ月も姿を見せなかったんだ?」

「気持ちの整理がついたからよ。僕を含めて女の子はは複雑なんだから」

「そうか、ごめん。疑って。じゃあね」

そういって、電話は切れた。

半信半疑って感じだわね…


僕は微笑みながら帰路につく。

「あーしったなーにをころっそかなぁ♪」

そう歌いながら。

彼女の肉塊を想像しながら、私は私は私は私は私は夢を見る。

幸せな自分を。


結婚式が無事に終わって本当に良かったなぁと思いました。

そういえば悠ちゃん来なかったなぁ…、せっかくなかよくなったのに

連絡もとれないからどうしているのかと思っています。

あ、今連絡来ました。

今度新居に来るみたいです

楽しみです。



俺はふと質問てみた

「なぁ樹、」

「なぁに、あおいくん

思い詰めた顔をして」

「もしさ、俺が樹を救えなかったとしても幸せか?」

なんとも微妙な質問だった

「うーん、私は何があっても幸せだよ。

そういえば悠ちゃんがね今度新居に来るって呼んでもいいよね?」

一瞬、めまいがした。

なんであいつが…

「……え…あ、いいよ」

「ダメだった?」

いやいや、あいつは樹の友人だ。

それにいつまでも過去にすがってちゃ、前にも進めない。

「いやいや、別に構わないよ。仲良いよね、その悠ちゃんって子」

「うん、とってもかわいい女の子なの。年下で今大学生で近所にすんでるんだって。」

ひきつった。

なんで嫌な予感がするんだ…、こんなにこんなにも


今日は悠ちゃんが来る日です。

あおいくんには言いそびれちゃったけどいいよね

荷ほどきの手伝いをしてくれるそうです。

もうほとんど荷物は片付いたけれどまだ残っているのもあるので

あ、来たみたいなので、一回中断



「いらっしゃい、悠ちゃん」

「お邪魔します。一色さん。

すみません、引っ越ししたで忙しいのに」

「いいのよ、引っ越しの手伝いをしてくれるって言ってくれたからうれしいよ

じゃあ、とりあえず、お茶にしようか」

「はい!!」


僕は微笑み、

鞄に入った包丁を右手に忍ばせた。


「ねぇ、一色さん」

「ん?」

「僕の問題のある元カレの名前は花咲蒼生っていうの。

でねその人は大好きお友達の旦那さんになったの。

でもね僕は、一色さんより前に好きになったし一色さんよりずっーと蒼生くんを愛してるっていう女の子のために貴女をそこからどかさなきゃいけないの」


「え…え?」


「だって、だってだってだってだってだって、あんなに我慢したのに、あんなに好きだったのに、だってかわいそうじゃない、悠が、かわいそう

そんなのほっとけない見てられない。

無理。やだ。だから殺すわ

あなたを殺すわ

さようなら、もう会えないわ。」


笑いながら一色樹を見る。

一突きすると、女は意味のわからないような顔をして崩れる。

もう一突きすると血のあぶくを腹から出して、空を描く。

もう一突きもう一突きもう一突き一突き一突き一突き

一突きするたび女は赤くなるもううめき声すら上がらない女の肉をちぎりちぎりちぎりちぎりちぎりちぎりちぎりちぎり


玄関の開く音に正気になった

高揚としたテンションはとても心地が良かった

「お帰りなさい」と私は彼に言った。

その瞬間、凄惨な状況目の当たりにした。



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