愛しているから
初めまして岩です。初めての小説なので、是非楽しんでいってください。
きっと馬鹿は死んでも治らない
だって馬鹿だもん、何言われても何回言われたって、何回繰り返したっても絶対分からない。
好きな人に拒絶されても、殺されても何回だって好きになる。
意地悪な人に邪魔されても、身分差があっても諦められない。
ほら今だって
「アイカ・シェリア男爵令嬢、お前は私の婚約者ソリティア・ユーティリティ公爵令嬢を貶めた、よって極刑に処す」
傍らの女を抱きかかえながら私の王子様は言いました
「フフッ、フフフ」
「何が可笑しい?」
「だって、貴方が見てくれていますから、貴方の美しい青い瞳にわたしを写してくださっているので、と〜〜ても幸せですもの」
「ヒッ」
「お嬢様にはちょっと刺激が強すぎましたか?」
「護衛よ早く、その女を捕えろ」
「それではみなさん、ご機嫌よう」
数日後、父である男爵も捕らえられ連れてこられました。
「アイカ、何故?」
数日見ないうちにやつれた父は困惑の表情を浮かべていた。
「だって愛してしまったんですもの、愛してしまった物は意地でも手に入れる、それはお父様、貴方に似たんですよ。」
父は絶句し、衛兵に連れて行かれた
そう私は愛してしまった、この国の王太子を、婚約者のいる相手を、
彼との出会いは学園の入学式、輝く金髪と真っ直ぐな青い目、私はそれ以来彼の事を追いかけた、婚約者がいるとわかっても、どうしても手に入れたかった、婚約者の悪評を広めたら、フリーになると思って、けれど
「リティの悪評を広めた馬鹿はお前か、俺は馬鹿が嫌いだ、連れて行け。」
そうして私は殺された筈だった、
しかし、
次に見た景色は壇上で話している私の王子様だった
それから私のループ始まった
2回目 馬鹿が嫌いだと言われたので、勉強で王子様と並びトップを取った王子様は褒めてくれて、生徒会員になった、それから婚約破棄に持ち込もうとしたが
「よくも、俺のリティを傷つけたな、俺は世間知らずが嫌いだ護衛よ連れて行け」
3回目 世間知らずが嫌いだと言われたので、できる限り本や新聞を読んだ、国内から海外まで手に入る物は全て、そうしたら見てくれると思って、
しかし、
「よくも、俺のリティを傷つけたな、俺は子供が嫌いだ、護衛よ連れて行け」
4回目 子供が嫌いと言われたので、できる限り淑女としての立ち振る舞いを覚えたけれど、
「よくも、俺のリティを傷つけたなら、俺はそういう狡い奴が嫌いだ、護衛よ連れて行け」
5回目 狡い奴が嫌いと言われたので正々堂々、婚約者の人に王子様のことが好きだと言ってみた、けれど
「よくも、俺のリティを傷つけたな、俺は馬鹿な奴が嫌いだ、護衛よ連れて行け」
6回目、7回目、8回目、・・19回目?.@回目
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ある時、私はとあることに気づいた、私の王子様は私に処罰を言い渡す時だけ私の事を見てくれている
私をその瞳に写してくださっている。
それから、私はループをする度、必ず断罪される様に動いた。
私は何度も殺されたし、苦しい思いもしただけれども、
必ず私の王子様はその回数だけ私を見てくれている
そして、今回も処刑される、けれども王子様は私の事を見てくれている、それだけが私の幸せ
「罪人よ、最後に言う事はあるか?」
「では、最後に1つだけ..........
王子様、愛しています。」
今回はヤンデレヒロインの話でした、どうでしたか?
因みに主人公のお父さんは、別の人と結婚していた主人公のお母さんを別れさせ、無理矢理手篭めにしています。