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第63話 学校、再開

 「あ! 柊菜ちゃん! 久しぶり!」


 璃音ちゃんが私に話しかける。


 ここは学校。

 花子さんの事件で今日まで学校が閉鎖されてた。


 だから今日から学校だ……。

 まぁ、璃音ちゃんに会えるのは嬉しいけど。


 「う、うん……久しぶり」


 私は頑張って笑顔をつくって璃音ちゃんに言う。

 吐き気はおさまった。


 でも昨日の出来事のせいでなかなか寝れなかった。

 琉璃さんも脚切断しちゃったし……。





 「はい、教科書の60ページの問題解いて」


 先生が言う。

 私は教科書を開き、問題を見る。


 数学嫌いだな……。


 私は仕方なく問題を解き始める。


 「ちょっ、困ります!」


 廊下から男の声。

 多分先生だろう。


 うるさいな……。


 「通してください!」


 また男の声。

 今度は先生の声じゃなかった。


 ってかこの声……。


 「おい、柊菜! どこにいる! 出てこい! 緊急だ!」


 やっぱりこの声……。


 私は立ち上がり、廊下に出る。

 そこには真気がいた。


 「真気……」

 「あ! いたいた! 捜したぞ!」


 真気が私の前まで来る。


 「さ、坂田! 今は授業中だぞ!」


 先生が教室から出てくる。

 私はこの先生が嫌いだから、敢えて無視しよっと……。


 「どうしたの?」

 「この学校の生徒が霊に取り憑かれた! 今そいつはどこにいる!?」


 え……? 取り憑かれた……?

 どういう意味……?


 この学校に敵がいるの……?


 「真気! 見つけた?」


 パリンと窓が割れる音が響く。

 教室を見ると、私の机に班長が立っていた。


 みんなが怖がっている。


 「班長……?」

 「あ! 柊菜ちゃん! 無事?」


 班長は私の前まで高速移動する。


 「え……まぁ……」

 「優希お姉ちゃん!」


 割れている窓から血花ちゃんが入ってくる。

 血花ちゃんと会うのも久しぶりだな……。


 「柊菜ちゃん!」


 今度は彩希おばさんが私の隣に現れる。

 彩希おばさんまで……。


 「大丈夫?」

 「まぁ、そんなこと言われても……。なんともないけど……」


 なんでみんな集まるの……?


 『獲物だぁぁぁぁぁ!』


 私の後ろから獣みたいな声がする。

 私は血花ちゃんのところまで高速移動する。


 私がいたところを見ると、オオカミみたいなやつがいた。

 こいつが敵かな……?


 「任せて!」


 班長が敵の顔面を蹴る。

 敵は吹っ飛び、動かなくなる。


 班長の蹴り、どれだけ強いの……?


 『俺の獲物だぁぁぁぁ』


 今度はドアから声。

 そこを見ると、ゾンビみたいなやつがいた。


 「柊菜ちゃん! こいつが敵だよ!」


 班長が言う。

 こいつが敵……ってことは霊に取り憑かれた人……?


 用心しなきゃ……。


 私は刀を抜いた。

彩希おばさんの存在、覚えてましたか?

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