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第42話 今度は着ぐるみ

 「はい、また任務がきたよー!」


 班長がドアを勢いよく開ける。


 私が修行をして1日が経った。

 班長から急に『またまた私たちの部屋に集合!』って連絡が来たから、私たちは壱の玖班の部屋に集まった。


 だいたい『部屋集合!』ってときは任務なのかな……?


 「今度は『動く着ぐるみ』だって! なんと場所は遊園地! そして! 今回はの任務は――」

 「アタクシたちとよ!」


 この声……! まさか……!


 ドアかまた勢いよく開く。

 化粧が濃い男の人で、オネエの声……。


 美魅さんだ……。


 「偉くもないのにそんなセリフ言うなよ」


 そしてこの声、血花ちゃん。

 美魅さんと話すときだけ口調が怖い……。


 「ヤッホー! 血花ちゃん!」

 「あ、こんにちは……」

 「鮭のチョコレート漬け、美味しかったよ!」


 そういえばあったな……鮭のチョコレート漬け……。

 美味しいんだ……。


 「どんな料理だよ……」


 その後ろから現れたのは、赤色のハチマキをしている男の人。

 和生さんだ。


 「意外と美味しいよ、兄さん」


 その隣からは赫さん。

 またこのメンバーか……。

 しかも赫さんまで言っちゃったよ……『鮭のチョコレート漬け美味しい』って。


 「じゃあ早速例の遊園地にゴー!」


 班長が嬉しそうに笑いながら部屋から出る。

 遊園地好きなのかな……?






 「うっわー! すっごく楽しそう!」

 「……どこがだよ」


 私たちは班長に案内された遊園地まで行った。

 でも想像してたのと違う。


 誰もいない、乗り物が動いてない、静か、という最悪の三大要素が揃ってる。


 「ネコの着ぐるみが動くらしいよー? というわけで、捜しますか! 血花ちゃん、一緒に行こ!」


 班長は血花ちゃんと手をつないでどこかに行ってしまった。

 捜すの……? この広い遊園地の中で……?


 「……あいつ、バカだな」


 和生さんがボソッと言う。

 結構ひどいこと言ってなかった……?


 「『夜に出現する』って報告書に書いてあっただろ……」

 「班長はただ遊びたいだけ」


 琉璃さん……。


 「……ということはまだ時間はあるってことですよね?」


 赫さんが琉璃さんに質問する。


 「うん」

 「では、ここ一帯を赤色にしてくれませんか?」


 なんで赤色?


 「わかった」


 琉璃さんはベルトにかけてある手榴弾を投げつける。

 するとそれは爆発し、なぜかわからないけど地面が赤色になった。


 しかもこの遊園地の地面、全て。


 「わー! 血花ちゃん、すごいよ!」


 向こうから班長の声……。


 「ありがとうございます」

 「なんでそんなもん持ってんだよ……」


 真気が赤くなった地面を眺めて言う。

 ていうかどういう構造になってんの……?


 「今日の占い、これがラッキーアイテムだった」


 琉璃さん、占いとか見るんだ……。

 意外とかわいい……。


 夜まで暇だし、何しよっかな……。


 ……なんで誰も気づいてくれないんだろう……。

 私が背負っている刀、白色のあの刀になってるのに……。

動く着ぐるみ……定番のホラーなやつですね

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