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秘密結社ギャラクティカダーク 世界征服を企む組織はホワイト企業だった  作者: ソメヂメス
活動編 ギャラクティカダーク世界情勢に介入しまくる。
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これからのわたし

今回はハルちゃんのターン

 学生寮の庭に植えられた楓の葉も真っ赤になり朝晩は肌寒くなって来た。コンビニのポスターもカボチャからクリスマスケーキに変わっている。


 高等部に上がってから半年と少し経つが学校での私はたいして変わっていない。だけど私の人生は普通のレールからド派手に脱線して大暴走していると言っていいだろう。お父さんが好きだった昔のアニメで空中で線路が途切れていて宇宙に飛んで行く蒸気機関車の物語があったがイメージとしてはあんな感じだ。


 元々SFやハイテク家電、先進技術に興味のある私は理系の大学に進学してエンジニアか研究者の道に進もうかとボンヤリと考えていた。


 でもヒバリちゃんとの、いや! 秘密結社ギャラクティカダークとの出会いがそんな生温いボンヤリとした目標を粉々に破壊したのだ!


 中東での大暴れの時は感心しながらも少し引き気味だったが本拠地にお招きしていただいた今回、ハッキリ言って入れてくれるんだったら入れてくれぇ! という気持ちになってしまった。


 中東の時にはビビリっぱなしであまり詳しく聞くことが出来なかったけど清志教授にオーバーテクノロジーについて、特に相対性理論を始めとする地球では一般的な物理法則を蹴散らす超理論について聞くことが出来たのが一番の収穫だった。


 だってだって! 空◯科◯読本とか科学の読み物がアニメや特撮でやっている事は科学的に有り得ないとか不可能だとか書いている事をことごとく覆して実践しちゃうんだよ!


 飛龍零なんて完全にSF映画やアニメ、シューティングゲームの主人公機じゃないのよ! それに見た目だけじゃなく超チート性能! あれを相手にしていた各国の戦闘機パイロット達は絶対に宇宙人の襲来だと思っているだろうなぁ。当たらずとも遠からずなんだけどね。


 大西洋を十五分で横断しちゃうし、しかもソニックブームを始めとする衝撃波や騒音、パイロットにかかるGまでも軽減させる装置! 地球文明なんて話になんないよ! テストフライトの見学は、興奮しっ放しの三時間だったなあ。




 秘密基地での出来事を思い出し、寮の自室でニマニマしていると突然廊下が騒がしくなる。お皿に山積みになったどら焼きを猫型ロボットのように食べていたヒバリちゃんも気になったようで口に餡子を付けたまま部屋の扉を開くと、マン研のミツコちゃんこと江口 満子さんが大量の薄い本を持ってスタスタと歩く管理人の神田先生を泣きながら追いかけていた。


「先生殿ぉぉぉぉ! 後生でごさるぅぅぅ! 没収だけは、没収だけは勘弁してくだされぇぇぇぇぇ! それは拙者の夏の思い出集大成! 全部買うのにどれだけ並んだことかぁぁぁぁ!」


「駄目です! こんないかがわしい本を寮に持ち込むなんて絶対許しません!」


「せめて、せめて拙者が自分で描いた作品だけはぁぁぁ!!」


「あなた自身が描いたものだったら……!? なんですかこれは!? 小さい女の子が……!? 男同士で!?……ご両親に報告します」


「それだけは勘弁してくだされぇぇぇぇぇ!!」


「そのおかしな言葉使いも直しなさい!!」


 その後ミツコちゃんは泣いて謝ってなんとかエロ同人誌の没収と反省文十枚で許してもらえたらしい。どら焼きの続きを食べながらヒバリちゃんが心底心配そうに言う。


「江口 満子さんだっけ? あの娘、早いうちに更生させないとウチが天下を取ったら死刑になるよ」


「清志教授が黙ってるわけないよね。でもいきなり死刑は無いんじゃないかな?」


「そっかあ……まずは拷問と教育だよね」


 物騒な会話を楽しくしながら山盛りのどら焼きをペロリと平らげたヒバリちゃん。今ので大人が必要な摂取カロリー三日分くらいはありそうだが、この後の夕食でも丼飯を最低二回はお代わりするはずだ。


 それでもこの筋肉質なスレンダーボディーなのは日々、忍者としての鍛錬をしていることもあるけれどやはり脳改造による消費カロリー倍増がデカいだろう「すぐにお腹が空くから困ったもんだよぉ」と言っているが、お腹一杯食べても太らない! それだけでも改造手術を受ける価値はお釣りが来るくらいある!


 あの日、幸四郎さんが月まで行って帰った後のパーティーで思い切ってギャラクティカダークに入る意思があるってみんなの前で言っちゃいました! みんなとりあえず歓迎してくれたけど、幸四郎さんとルークさんが後悔するといけないから最低でも一ヶ月はよく考えるようにと時間を与えてくれた。


 それからは豪華バーベキューパーティーを楽しみながら色々な話しを聞いて楽しかったな。忍者のリーダーの鷹丸さんは中東ではストイックな武闘派だと思っていたけどナイスバディーなエルフ? の美女とラブラブだった。もちろんファンタジーなエルフではなく宇宙人で戦闘能力はNo.2でヒバリちゃん達クノイチ三人組の連携でなんとか一本取れるレベルの人間兵器らしい。中東の遠征ではお留守番だった為、鷹丸さんが帰ったら四六時中ベッタリだったという。


 前にウリアーナが言っていたタイムマシンやテレポート出来る扉について科学者三人組に聞いてみたら驚きの答えが帰ってきた。


 タイムマシンは理論的には過去にも未来にも行くことが可能だけど無人で実験したところ、強力なエネルギー波を受けて大破したらしい。エネルギー波の正体は不明で次元の壁、自然現象など様々な事象が推察されるけど決め手はないそうだ。タイムパトロールとかだったりして。


 テレポート出来る扉は作れるそうだが一回の使用で膨大な量のレアメタル、それも地球に存在しない物資を消費するらしい。木星まで行って輸送機一杯に詰め込んだレアメタルを一度で使い切ってしまうのでコストが高過ぎて実用的では無いそうだ。


 ロリメイドロボ達も働きながら楽しくお喋りしてくれる、本当に働き者だし明るくて元気な娘たちだ。和気藹々とお給仕してくれるお肉やサラダを食べながら彼女達の日常を聞かせてもらった。


 メイドの仕事をする他はイーマ様とミレ姫様の遊び相手をしたりお喋りをしたり、アニメや絵本を見たりして過ごしているという。中東で理不尽に亡くなったマインちゃんも凄く幸せそうにしていた。


 ソウルコアを持たないユウちゃんは普通に働いいてお喋りも出来るんだけどやっぱり味気ない、魂の有る無しって全然違うんだなあ。ソウルコアは真人博士のライフワークとも言える研究なんだけどすっごく興味がある。


 色々と考えたけどやっぱり私はギャラクティカダークの一員になりたい。役割と待遇はこれから相談するとして中枢神経の端末化手術も受けて正式なギャラクティカダークの一員になる意思があるとヒバリちゃんから正式に伝えてもらった。


 これからの私が進む普通とはかけ離れた未来、本当に楽しみだ。

この娘が一番作者の言うこと聞かなくなりました。

学園編の主役、ヒバリからぶん取っちゃったし……。

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― 新着の感想 ―
[一言] 現実で手を出す輩と同人ゴロは死刑でいいよ!はやくしてね! ユウちゃんもゼロくんみたく自我芽生えるか気になる所
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