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ラナンキュラス  作者: amber
1/6

あなたは魅力に満ちている

欲しい言葉は

いつだって

誰だって必要なんだ

私の居場所は

クローゼットの中。


走るのが好きだった

走るのが嫌いだった


逃げたかった

でも逃げられないから

それでも自由に走る足は

自由にしてはくれず

逃げる場所なんてないから

結局帰るのは

クローゼットの中。


小学生の頃から

よく兄にいじめられていた

それが段々エスカレートして

最初は殴る、蹴る「だけ」だったのが

執拗。が加わって

太ももの同じ場所を

何度も何度も何度も何度も

蹴り続けたり

頭を踏みつけ、長い時間腕を捻じられたり

限界を越し

発狂する程、痛みに支配され

痛み以外の何も考えられない時間が私にはあった。

生きるという事が

こんなに難しい

生きるという事が

こんなに苦しい

生きるという事が

当たり前なんじゃない

だからこそ尊い。

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