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第13話 貧乏令嬢は妖精さんの心配をする

レビューを頂きました

ありがとうございます

「出来た!!」

「うわっ!」


 突如、大きな声を上げたフェリシアにケイティは驚きの声を上げる。

 フェリシアは照れ笑いを浮かべた。


「ああ、すまない。つい、嬉しくて」

「いえ、大丈夫です。……ところで、突然どうしたんですか?」

「こいつを見てくれ!」


 フェリシアは嬉しそうに自分のローブを見せた。

 可愛らしい猫の刺繍が施されている。


「猫ちゃんだぜ? 可愛いだろ?」

「そ、そうですね……可愛いです」(猫“ちゃん”……可愛い……)


 ケイティがフェリシアの意図する物とは別の物に萌えていると、フェリシアはそれには気付かず、得意そうに説明を始めた。


「ついに、師匠から貰ったローブを弄ることができるようになったんだぜ!」

「おお! おめでとうございます!!」


 実際のところ、ケイティはフェリシアが何をしているのかよく分かっていなかったし、それがどれくらい凄いことなのかも分からなかった。

 説明を受けても、話が高度過ぎて(前提条件として必要な知識がケイティにはなかった)イマイチ理解できなかった。


 が、フェリシアが喜んでいることはケイティも嬉しかった。

 勿論、友達としてである。


 可愛いフェリシアが見れて嬉しいという気持ちは、ちょっとしかない。


「これで春休みには大きな顔をして師匠のところへ帰れるぜ」


 ふふん、と胸を張るフェリシア。

 ケイティはとても微笑ましい気持になる。


 こんな可愛い人と同室になれて、ついでに言えば女子に生まれて良かったと心の底から実感する。

 と、そこでふとケイティは思った。


「そう言えばそろそろ復活祭のパーティーがありますね」

「ああ、そう言えばそんな時期だな。私たちにとっては初めてだから、ちょっと楽しみだぜ」


 復活祭というのは、十字教の聖人が処刑された後に復活したことを祝う祭りである。

 またこの復活祭は冬至の祭りでもある。

 冬至……つまり最も早く太陽が沈み、夜が長い日だ。

 逆に言えば冬至の翌日から日照時間は増加する……つまり太陽が“復活”し始める日でもある。


 魔法学園では毎年、この復活祭で大規模なダンスパーティーが執り行われる。

 

「最初に踊る相手は決まってますか?」


 ダンスパーティーでは特定の誰かとだけ踊るということはなく、自由に誰とでも踊れる。

 が、やはり最初に踊る相手は特別だ。


 特にダンスパーティーが始まってすぐの一曲目に踊る相手は重要視される。

 というのも会場の広さの問題から全員が一斉に踊るということはできないため、一度に踊る人数には制限があるからだ。


 二曲目以降はその場での順番待ちだが、一曲目は事前の登録が必要となる。

 そしてやはり……一曲目は周囲からの視線を一身に浴びる。


 そういうこともあり、一番最初の、一曲目に踊る相手というのは、その人物に対して多少なりとも気があることを意味している……と一般的に思われている。


 だからダンスパーティーが始まる前に最初に踊る相手を誘うという行為は、「愛している」という告白……ほどではないが、「ちょっとは気になっている」程度の意味になるし、それを受け入れるということは「少しは脈がある」「興味がないことはない」程度の意味になる。


 故に恋愛に躍起な人間――その殆どは男性だが――は、この時期にはすでに動いている。

 

「別に? 前みたいにその場で決めるつもりだぜ。まあ、申し込んでくる奴がいるなら、話は別だけどな」

 

「あれ? ……その言い方ですと、申し込みはまだ受けていないんですか?」


 ダンスパーティーの会場であれば女性が男性を誘うことはあるが、事前の誘いとなれば大抵は男性から誘う。

 というのも、女性から積極的に誘うのは“はしたない”と思われる文化があるからだ。


 もっとも、フェリシアほどの可愛らしい女性ならば誘う男性は山のようにいるはずだ。


「いや、受けたさ。でもな、ロッカーの中に手紙を入れて『僕と踊ってください』なんて伝えるような情けない男からの誘いなんて、結構だぜ」


 フェリシアはそう言って肩を竦めた。

 そして鼻で笑う。


「そういう男は、手紙を何通も用意して、数打つつもりに決まってる」


 憤慨したようにフェリシアは言った。

 これにはケイティも苦笑いを浮かべてしまう。


(面と向かって伝えるのが恥ずかしい……っていう、気持ちが多分、分からないんだろうなぁ)


 もし自分が男だったら、と考えると、ケイティもきっとロッカーの中に手紙を入れてしまうタイプだろう。

 

「それに大して親しくない男子と踊ってもなぁー。いや、ダンスパーティーの会場で申し込まれたら、まあ踊るけど。最初の、それも一曲目ではそれは選ばないだろ」


「じゃあ……フェリシアさんの言う“親しい男子”ってのは誰ですか?」


「む、難しいことを聞くな……」


 フェリシアは頬を掻きながら、“親しい男子”の顔を思い浮かべる。

 あいつらなら踊っても良いかな……とフェリシアは一瞬だけ思ったが、それを口にするのは何だか恥ずかしかった。

 それに“あいつ”と“あいつ”と“あいつ”というように複数名の名前を出すのは少々“はしたない”し、かと言って一人だけ名前を挙げると、まるでその人物に特別に気があるように捉えられてしまう。


 ……勿論、フェリシアと親しい、フェリシア以上にフェリシアのことを知っている可能性があるケイティがそんな勘違いをするはずもないのだが、フェリシアも思春期の女の子である。


「アーチボルトとか、親しいぜ?」


 返答に困ったフェリシアは、年上の先輩の名前を出して誤魔化すことにした。

 フェリシアは十三歳で、アーチボルトは十六歳。

 あり得ない年齢差ではないが……しかしアーチボルトから見るとフェリシアは幼すぎるだろう。

 これがフェリシアが十五歳、アーチボルトが十八歳程度になれば話は別だが、


 少なくとも、現状では双方にとっては恋愛対象にはならず、仮に踊る相手になったとしても兄が妹の、もしくは先輩が後輩の面倒を見てあげるような形になる。


 適当に流すには都合の良い名前であった。


「も、もう寝ようぜ! そろそろ時間だしさ!」

「むぅ……そうですね」


 誤魔化されたことには気付いたケイティだが、ムリに詮索してフェリシアに嫌われるのも嫌だったので、この場では諦めることにした。

 ……この場では。






(ダンスパーティーかぁー、どうしようかなぁ)


 ライジングの朝練後、フェリシアたちと共に教室へと向かいながらアナベラは物想いに耽っていた。

 これがほんの少し前までのアナベラならば「マルカム君か、クリストファー君か、もしくはチャールズ様からお誘いが来ないかしら!」とウキウキしていたことだろう。


 が、しかし今はそんな気がしていなかった。


(フェリシアの仮説が正しいと、私って別に転生者なんかじゃないかもしれないのよねぇー。この世界がゲームなのかも怪しいし……)


 アナベラが原作に沿って動いていたのは、その原作のファンだったからというのもあるし、チャールズたちが「推しキャラ」だったからという理由もある。

 が、しかし一番大きな理由は「その方が楽だから」である。


 どういう行動を取れば相手がどう返すか分かるのだから、これほど楽な人付き合いはない。

 が、しかし今ではそのゲーム知識が怪しいという可能性が浮上してきた。


 さすがのアナベラも、今更原作情報を鵜呑みにして行動するほど馬鹿ではない。


 しかも思うままに行動をしたせいで、フェリシアのことを傷つけてしまったというトラウマもあった。

 フェリシアは許してくれたが、アナベラ自身は未だに少し、いやかなり気に病んでいた。


 そのせいだろうか。

 端的に言って……“冷めて”しまったのだ。


(冷静に考えてみると、恋愛って面倒くさいのよねぇー。ゲームだと楽だし、楽しいけど)


 身も蓋もないことを考え始めるアナベラ。

 正直なところ、今はフェリシアたちと一緒に仲良くして、マルカムとは男友達、クリストファーはたまに勉強を教えて貰う、チャールズとは一定の距離を置いて仲良くする……というこの距離感を気に入っていたため、敢えて恋愛をしようという気持ちにはなれなかった。


 と、そうこうしているうちにロッカー室に辿り着く。

 ここは持ってきた荷物を置いたり、貴重品を預けたり、場合によっては教科書を置いておく場所だ。

 それぞれ専用のロッカーが存在し、鍵が掛けられている。

 

 そしてロッカーはポストのような構造になっており、外から手紙などを入れることができる。

 生徒同士がやり取りをすることもあれば、教師が生徒を呼び出す時に使われることもある。


 アナベラが荷物を置き、そして教科書を取り出そうとすると…… 


「むむ……また入っているぜ」


 フェリシアが眉を顰めながら声を上げた。

 その手には手紙を持っている。

 ブリジットとケイティは興味津々という様子でフェリシアの手元を覗き込む。

 勿論、アナベラもだ。


「誰からですの?」

「さすがにそれをここで明らかにするほど、私は性格悪くないぜ?」


 そう言って手紙を鞄にしまうフェリシア。

 ここ最近は、こういう光景は珍しくない。


「フェリシアって、随分モテるんだね。あ、これは嫌味じゃなくて……」


 ふと思ってしまったことを口に出してから、慌てて自分で自分をフォローするアナベラ。


 アナベラの中では、フェリシアが、正確には“悪役令嬢”がモテているような印象はない。

 勿論、悪役令嬢であるフェリシアには原作からして美少女という設定があったから、男性から人気を集めることはおかしなことではない。


 が、ゲームで主人公以外の人間、それも敵キャラの恋愛模様がじっくりと描写されるはずもないし、そもそもフェリシアには本来チャールズという婚約者がいた。 

 

「お前が嫌味を言えるほど器用な性格じゃないってことは、知っているぜ」

 

 フェリシアはそう言ってため息をついた。

 あまり嬉しそうには見えない。


 これにはアナベラは内心で首を傾げてしまう。

 アナベラ自身、男性から言い寄られたら悪い気はしない(勿論、強引には嫌だが、ラブレターをたくさんもらう分はそれなりに嬉しい)し、そもそもフェリシア自身が「自分は目立ちたがり屋だ」とアナベラに言っている。


 普通ならばそれなりに喜ぶべきところだ。


「嬉しくないの?」

「んー、まあ最初は正直、ちょっと嬉しかったんだが……最近は何と言うか、下心が透けて見えるきがしてなぁー」

「下心?」


 アナベラは首を傾げた。

 これにはブリジットとケイティも、フェリシアの言う“下心”が分からなかったらしく、二人とも不思議そうな表情を浮かべている。


「どういうことですか?」


 ケイティが尋ねると、フェリシアは頬を掻きながら答えた。


「うーん、何というかさ。没落した貧乏貴族なら、ちょっと財力をちらつかせたり、家の復興を手伝うって言ってやれば、簡単に釣れそうだ……って思われている気がするんだよなぁー。それにさ、こういう手紙を出してくるってことは、ちょっとは見込みがあると思われているってことだろ? 何か甘く見られている気がするんだぜ。……考え過ぎかもしれないけれどな」


 なるほどと、アナベラは内心で相槌を打った。

 これはフェリシアの気のせいではなく、実際にその通りなのかもしれない。


 原作のフェリシアは、まさに高嶺の花、近寄りがたいカリスマがあった。

 しかし今のフェリシアは……親しみやすい。

 決して高嶺の花ではないのだ。


 アルスタシア家そのものは没落しているためその財力や政治力は期待できないが、しかしアルスタシア家が一級品の“青い血”であることは変わりなく、フェリシア自身も相当な美少女だ。


 “訳アリ商品”的な感覚でモテているという可能性は否定できない。

 特にチェルソン家のような「金はあるが歴史はない」家にとっては、フェリシアは垂涎物だろう。


 アナベラは足が数本取れた“お得な”タラバガニの姿をフェリシアに重ねながら思った。


「まあ、ダンスパーティーのパートナーなんて、その場で決めれば良いんだ。……それよりも、私はプレゼントの方が心配だぜ」


 復活祭ではプレゼントを贈り合うのが習慣となっている。


 魔法学園ではそれぞれ事前に宛名を書いて、プレゼントを入れた布袋を指定の場所に置いておけば、その日の夜にそれが配達される仕組みになっている。 


「プレゼント? 何が心配ですの? ……もしかして、その、えっと、お金が……」

「買うようなお金が私にないのは、まあ事実だ。 でも、プレゼントは用意してあるから、安心して欲しいぜ。大したもんじゃないけどな」


 お金がないのは事実なので、フェリシアはアナベラたちのためにハンカチを縫った。

 両親に対しても同様のものを贈るつもりでいた。

 そこそこ可愛らしくできたと思っている。


「……それよりも、私が心配しているのは、妖精さんがちゃんと来てくれるかだぜ……」


 心底心配そうに言うフェリシア。

 思わずケイティ、ブリジット、アナベラは顔を見合わせた。 


 妖精さん、と言っても色々な妖精さんがいる。

 が、復活祭における妖精さんとなれば、「今年一年間、良い子にしていた子にプレゼントを届けてくれる」妖精さんだろう。


 勿論、そんなものはいない。

 もしいたとしたら、その正体は両親だ。


「私……ここ、四年間で一度も貰ってないんだよ……」


 酷くしょげた声でフェリシアは言った。

 当然と言えば、当然だ。

 フェリシアの両親には、フェリシアにプレゼントを贈る余裕などなかったのだから。


「まあ、確かに……ちょーっと、いや、かなり悪い子だったというか、まあ、盗みとかしたし? くれないのはしょうがないかもしれないけどさぁ……期待はするだろ? でもさ、覚悟はしていても、やっぱりないとしょげるというか……別に私だって好きで“悪い子”になったわけじゃないのにぃ……はぁ……」


 ぐすぅ……っとやや涙ぐむフェリシア。

 無意識からか、その手は手首に伸びていて、ガリガリと爪を立てている。


「別に高い物なんて、頼んでないのに……裸足は痛いし、寒いから靴をくださいって、それすらもダメってのはちょっと厳し過ぎると私は思うんだ……い、いや、“悪い子”の私が悪いのかもしれないけどさぁー。でも、お金持ちの子は貰えてるんだろう? そんなの、ちょっと、ズルいじゃんか……靴くらい、くれたって良いのに……」

 

 それからフェリシアはアナベラの方を向いた。

 そしてやや半泣きの涙目で尋ねてくる。


「なあ、どう思う?」

「え、えっと……」

「私、今年は例年よりは“良い子”にしたとは思うんだよ。い、いや……まあ、図書館から本は無断で借りたりしたけどさ、ちゃんと返したし?これはノーカンだろ? それに良い成績も取ったし、ラグブライも頑張ったし……ほら、人助けもしたじゃん? 今年は貰えても良いんじゃないかなって思ってるんだけど……別に高い物は頼んじゃいないぜ? 本当だ……飴玉一個でも良いから、欲しいんだけど……」


 アナベラの脳裏には、毎年枕元をチェックしては落ち込む幼き頃のフェリシアの姿が思い浮かんだ。

 正直、可哀想だなと思い、うるっと来てしまう。


「確か、この学園ってホーリーランド学長が六次元までの干渉を遮断する結界を張ってただろ? 妖精さん、入って来れるかな? それが心配で心配で……いや、まあ……私なんかには、プレゼントをくれないかもしれないけどさぁ……ぐすぅ……」


「大丈夫よ、フェリシア! そもそも妖精さんなんて、ウんぐぅ!!」


 ウソっぱちだから。

 そもそもいないから、別にフェリシアが“悪い子”だからじゃない。


 と、教えてあげようとするアナベラの口をケイティとブリジットが塞いだ。


 そして強引にその場から連れ出す。

 不思議そうにフェリシアは首を傾げている。


「(な、何をするのよ!)」

「(それはこっちの台詞です! そんな現実は、まだフェリシアさんには早いです!)」

「(そうですわ! せめて、妖精さんにプレゼントを貰う喜びをちゃんと教えてあげてからじゃないと!)」

「(い、いや……でも妖精さんなんて、大嘘じゃない? どうすんのよ)」

「(それは……そうだ! 私たちで用意しましょう!)」

「(名案ですわ! 八歳から十二歳まで、四年分を用意してあげましょう!!)」

「(それは……)」


 割と名案ではないかと、アナベラも思った。

 そもそもだがフェリシアのもとに妖精さんが来ないのは、大本の原因はアナベラである。


 ここは罪滅ぼしも兼ねて、一肌脱ぐべきだ。


「分かったわ! やりましょう! 私たちが妖せんっぐ!」

「「(声が大きい!!!)」」


 


「何なのぜ?」


 きょとんと、フェリシアは一人首を傾げていた。


ちなみにクリスマスっぽい祭りがあるのは、別に転生者の影響とか、そういうのではない予定です

まあ、元が冬至の祭りなので

惑星と恒星があれば冬至がないということはないですし、それを祝わない文化というのは聞いたことがないので、似たようなものはあるでしょ(多分)



十三歳になってサンタさん信じているフェリシアちゃん、可愛い……

という話の予定だったのですが、冷静に考えるとフェリシアちゃんはプレゼントをもらえているはずがないなと思い、気付いたらひたすら可哀想な子になってました




金髪の子、可哀想……

僕・私がフェリシアちゃんの妖精さんになってあげる!

という方は、ぜひブクマ・pt(プレゼント)をフェリシアちゃんに捧げてあげてください



次回予告

ダンスの相手が決まります


本命 チャールズ 2倍

対抗 マルカム クリストファー  3倍

単穴 ケイティ アナベラ ブリジット 4倍

大穴 アーチボルト バーノン講師 5倍 


好きなモノを選んで、ptでもブクマでも割り振ってください

倍率の分だけ、高得点が得られます

賞品は特にありません


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