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2.彼女の正体

異世界で見つけた理想の恋人・ニキと愛の(ニキのねぐら)で幸せ一杯な暮らしをしていたある日、いかにも勇者一行というパーティが巣に現れてニキに襲いかかった。

ニキはすぐさまドラゴンの姿に戻るとブレスをひと吹き。

気付けば勇者一行と思われる者達は消し墨になっていた。


それから数日後、全体的に青い体の大きなドラゴンがニキの元へと現れた。

ニキはドラゴンになると全体が黒いドラゴンになる。

ニキも生物としては十分に大きかったが青いドラゴンはニキよりも一回り大きかった。

初めて見るニキ以外のドラゴンに佑太が目を奪われていると、ニキが対抗して同じく黒いドラゴンになった。

二匹のドラゴンは佑太を見ながら何か話しているようだったが、急にニキが怒ったような咆哮を上げるとその大木のような太さを持つ大きな尻尾で相手を一撃で打ち倒した!


その後、ボロボロの姿の青髪の美女に変身した彼女、ラピスが教えてくれた所によるとニキはドラゴンの中でも最強の、いわゆる竜王である事がわかった。

ラピスは実はニキの姉らしいのだが最近ニキが女神の紹介した人間の男に入れ上げていると風の(精霊の)噂で聞き数百年ぶりに顔を見に来たというのだ。

そしてその話が本当で、ちょっとからかったらニキが本気で怒って叩きのめされたのだという。


「だって佑太はこんなに素敵なのに姉さまったら『冴えない男』とか言うんだもの!」

プリプリ怒るニキが可愛くて思わず抱きしめてしまった。


その後、佑太は『竜王の伴侶』としてラピスによって全ての竜族とその眷属に知れ渡る事となった。

「しかしドラゴンってだけでも十分強いのに竜王ときたか。・・・まぁ可愛いからいっか!」

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