Episode6:大会予選
実力を測るといってもDランク程度の力があれば通れる簡単なものだった
当然クロトもジークも通ることは出来た
「なぁ、あいつだれだ?」
クロトが指差す先には一人の騎士がいた
「たぶんナーシルだな、あいつ騎士団の新人の中で強いほうらしいし」
「なんで騎士がいるんだ?」
「そんなの決まってんだろ、いい成績残させて『この国の騎士団は強い』って思わせたいんだよ」
「なるほどなぁー」2人でしばらく話していると予選開始の鐘がなった
「それじゃ、俺先に行ってくるな」
ジークが予選会場に向かったあと1人の女性が近づいてきた
「ねぇあなたジークと仲がいいの?」
「いや・・・昨日会ったばかりだが?」
「そう・・・それじゃあね」
(は・・・?いったい何だったんだ??)
クロトは少しの時間考えていたが、自分の予選が近づいてきたので会場に向かった
(たしか予選の説明は・・・
『まずA〜Hまでのブロックに分けそのブロックから代表1人を出してもらいます
その代表8名によって本戦リーグを行います』って言ってたな・・・)
予選開始の鐘を聞くとクロトは舞台に上って行った
クロトのブロックには去年、決勝に行ったやつが一人いたらしい
クロト以外の人は最初にそいつを倒そうと団結して挑んだがすぐにやられた
「おい残りはお前だけだぞ」
「俺を・・・甘く見るなよ!! "旋風脚"!!」
ガキンッ
クロトが放った左蹴りを大剣で防いだのだが逆に大剣が死角になり
右足の回し蹴りを顔面に放たれ倒れてしまった
「よう、お前も本戦出るんだな」
予選が終わり舞台を降りると先に終わったジークが待っていた
「その様子だとジークも本戦にでるんだな」
「もちろんじゃねえか、ついでにあいつもだよ」
ジークが見たほうを見るとナーシルが予選を終えた所だった
遅れてすいません(T^T)実は昨日は麻雀してて……原稿は出来てたんですけどね(^-^; それでは今回も観ていただきありがとうございます!