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マニギアード~ゼロの機士~  作者: 白峰 黒夜
1章 オリエンテーション編
9/61

閑話休題1 入学前の1週間

最初の緊張感

ドキドキ、ワクワクの学生生活

期待が高まる寮生活

 少し話は戻る


 このはと二人で学園に入る際、入学証明書を検問所に提示する

 学校とはいえ広大な軍の施設なので警備が厳重なのである。


 軍とはいえ入寮が基本である

 自衛隊とは違い大部屋に大人数で住むと言う事はない。多くても二人一部屋、それがここを選んだ理由でもある。大人数で住むと言うのが性に合わないからだ


 まずは入学式に合わせて、先に入寮しておかないといけない。総務課で鍵を貰って移動だ。再生可能エネルギーを効率よく使用し最先端技術を惜しげもなく使われている。無人バス移動が基本でルートは決まっているけど乗り換えで端から端まで行くことが可能だ


 寮までは一回乗り換えるだけで済んだ

 3階建てエレベーター付きの綺麗な寮で安心した。

 この辺りは再開発され、森林は手入れされ池のある公園も存在している。ちょっとしたリゾート地と言われても信じる景観だ


 寮は最上階の角部屋だった二人部屋らしいので後から別のルームメートが来るんだろう。あんまり煩くないヤツが良いな~とか考えた。このはは隣の部屋だった

 「じゃぁまた夕食で」

 ガチャと開けた第一印象は広っ!と思って見回して、このはと目が合った

 …………………………………………………………………………………………

 ……………………………………………………………

たっぷり十秒間見つめ合った


 「「えぇぇぇぇえぇ!?」」


 何この無駄仕様?!これなら扉一個で良いよ!

 「私のドキドキ返してください!」

 「俺も同じ気持ちだよ?!」

 二人で大笑いした、部屋は3部屋あって個室が二部屋、リビング一室の 25畳ほどだ。まさかの男女同室、コレが一番驚きだった。


 住所が同じだと同室にされる可能性が高いと説明を受けた。が自分がそうなるとは…兄弟姉妹で受けたら同室なんだろう。多分


 「夕食前に会っちゃったね」

 二人でリビングのテーブルに座るが、食べ物が無いので買いに行く


 自室に服と言っても軍である以上最低限だ。リビングには一式が揃っている台所、洗濯機、風呂、トイレ付き


 自立が信条らしく寮の入り口に貼られている

 二人で食材を買いに行く。寮の近くに食品が売っている二十四時間営業の無人店がある

 セルフレジで電子マネーで購入一日に午前午後の二度商品が補充される

 レジで電子管理されていて無くなった分だけ補充される

 何から何まで削減されていて無駄がない


 分からない場合は検索機器があり探せるようになっている


 ちなみに窃盗した場合は退学だ

 一日一人二千円まで無料で朝昼晩の食事に使える。繰り越しは不可能で大抵の人は飲み物を買い溜めするようだ


 二人で買い物をして部屋で一緒に料理した。このはがやたらと料理したがったが協力して順調に入学式を迎えた


 二日前に制服が届けられた


 軍服に近いブレザーのような制服

 防弾、防刃、防炎、防熱

 これで何が来ても安心だね


 制服でこの性能って怖っ!

 最初に恐怖したポイントであった

 袖を通すと少し大きいかな?サイズの申告もしていないので、もう少し長いと手が完全に隠れる

 

 注意書があった

  『手を加えないでください』

 ご丁寧に折って縫ったりしないでくださいのマーク付き

 こんなダボついてて良いのか?どっかの不良じゃないんだから…と心配になる

 後に解決するとは思っていなかったけど


 軍の施設なので特に見に行くような所はない

 書店、売店、食料品店、衣服店、雑貨店

 集合施設になっていているが休日に見に行けば良いだろう


 忙しくなるのだから、ゆっくり生活リズムを整えよう


 そして入学式を迎えた



読んでいただきありがとうございました

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