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女神に誘われ異世界へ  作者: 新垣すぎ太(sugi)
第1章 狐耳の従者
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01.05 Amy's Boot Camp

 新たな世界で迎えた初めての朝。起床したシノブが寝室を出ると、何やら物音がする。どうやらアミィは(すで)に起きているらしい。

 物音は洗面所から聞こえてくる。微かな低い音が混じるところからすると洗濯機を使っているのだろうか。そんなことを考えながら、シノブはパジャマ姿のまま足早に洗面所へと向かう。


「おはようございます、シノブ様!」


 やはりアミィは洗面所にいた。メイド服姿の彼女は洗面所から顔を出すと、明るい笑顔と共に快活な声で朝の挨拶をする。


「おはようアミィ。寝坊してごめんね」


 シノブは少し恥ずかしく思いながら、狐耳の少女に挨拶を返した。

 アミィは神の眷属であり、外見通りの年齢ではないらしい。とはいえ見た目が十歳程度の彼女より遅く起きたのは、やはり反省すべきことだろう。


「いえ、私もさっき起きたところです」


 頭を掻くシノブに、アミィは朗らかな笑みで応じる。

 自分は従者なのだから、と言うアミィである。彼女は、主のシノブより先に起きて支度をするのは当然だと考えているようだ。


「でも、もう洗濯していたんだろ?」


 シノブは、稼働中の洗濯機へと目を向けた。

 ななめドラム式の洗濯乾燥機は脱水をしている最中だ。魔力で動くらしいが、機能や動作は現代日本のものと同じらしく、見た目はマンション風の洗面所に溶け込んでいる。

 それはともかく脱水中なのだから、かなり早くからアミィは起きていたに違いない。そう察していたシノブは、改めて彼女に感謝の念を(いだ)く。


「洗濯機ってどんな風に動くのか見てみたくて……うるさくなかったですか?」


 一方のアミィは、起こしてしまったと思ったのか気まずげな表情となった。

 脱水中だけあって、洗濯機は少しばかり音を立てている。そしてアミィは騒音が気になったのだろう、一瞬だけ視線を脇の洗濯機へと向けた。


「大丈夫。ぐっすり寝ていたし全然気が付かなかったよ」


 シノブはアミィの声に不安が滲んだと感じた。そこで彼は再び狐の獣人の少女に顔を向け、大きな笑みと共に力強く頷いた。第一、熟睡して物音など全く耳に入らなかったのは事実である。


「それなら良かったです! あ、支度しなくちゃ!」


 シノブの言葉を聞いて、アミィの顔から憂いが晴れた。そして笑顔の彼女は、軽やかな足取りで洗面所から去っていく。

 アミィはキッチンに向かったらしい。おそらく朝食の用意をしに行ったのだろう。


 シノブは洗顔を済ませると、アミィが用意していたシャツとズボンに着替えた。昨日着ていたものと同じ組み合わせだが、室内なので昨日羽織っていた白いローブは着けない。


 そして着替えたシノブがダイニングへと向かうと、アミィは朝食の準備を済ませて待っていた。


「またおんなじメニューですけど……」


「他に無いからね。でも、美味(おい)しいから大丈夫だよ」


 ダイニングテーブルで向かい合った二人は、夕食と同じ品を食べながら笑い合う。

 しかし、そもそも食べ物があるだけでもありがたいのだ。贅沢を言ってはいけないとシノブは気を引き締める。


「ところで今日は何をするのかな?」


 シノブは食事をしながら、これからの予定を訊ねる。

 昨日はアムテリアから授かった数々の魔道具を見せてもらったり魔法の家を展開する場所を探したりで、多くの時間を費やした。その後も魔法の家の中を確かめているうちに日が暮れ、夕食を済ませ風呂から上がったら疲れもあってシノブは早々と就寝してしまった。

 そのためシノブは、これからどうするかアミィと相談しようと思ったのだ。


「はい、今日から魔術の修行をしようと思います。午前中に軽く説明して、午後は実際にトレーニングをしようかと」


 前日アミィは、シノブに魔術や魔道具の使い方を教えると言っていた。彼女は、早速それらを実行することにしたようだ。


「そうだ! 魔法の修行をするんだったね!」


 シノブは、ついに魔法を覚えるんだ、とテンションが上がってきた。

 昨日シノブは、身体強化の例としてアミィの背を超えるくらいの垂直跳びをしたり、心の声という思念での会話を試したりした。しかし、それらは単なる始まりに過ぎない。今日からは本格的な修行が始まり、様々な技をアミィから習うのだ。


「食糧は一ヶ月分ありますけど、余裕をみて長くても二十日(はつか)くらいで修行を終えて、この森を出ようと思います」


「そうだね。森から出た後のことを考えると、余裕はあったほうがいいよね」


 シノブはアミィの言葉に頷いた。

 森から出ても、すぐに安定した生活の場を確保できないかもしれない。それを考えると、彼女が言うように少し早めに街に向かうべきだろう。


「南に二日くらい歩くと森を抜け、大きな街道に出るはずです。もっとも二百年くらい前のことですが」


「大きな街道なら今でも使われていると思うよ。修行が終わったらそっちに行くんだね」


 二人は、そんな会話をしながら食事を終えた。そしてアミィは、洗濯物を洗濯乾燥機から出しに行く。

 一方、シノブはリビングのソファーへと移動する。少女に家事を任せるのは気が引けるが、これはアミィの望むことだ。昨日の夜、彼女と話した通り、譲歩すべきものは譲歩しなくては、とシノブは思ったのだ。


「洗うだけじゃなくて乾かすのも一緒にやっちゃうんですね~、便利ですね~」


 よほど仕上がりに感心したのか、アミィは感嘆の声を上げた。

 そしてアミィは、リビングに持ってきた洗濯物を、一枚一枚、広げては眺め始める。しかも彼女の興奮を表すように、頭上の狐耳はピンと立ち背後の尻尾もパタパタと揺れている。


「魔法についての講義をするんじゃなかったの?」


 シノブは自分の下着を広げてマジマジと眺めるアミィを見て、なんとなく気恥ずかしくなった。そこで彼は魔法の講義に話を向ける。


「あ、済みません! すぐ片づけますね!」


 アミィは慌てて洗濯物を畳み出す。そんな可愛らしい彼女の様子に、ソファーに座ったシノブは微かな笑みを浮かべてしまう。



 ◆ ◆ ◆ ◆



「まず、魔術と魔法の違いからお話しますね」


 向かい側のソファーに腰掛けたアミィは、そう切り出した。

 魔術とは、原理を理解した上で意識的に魔力を操作し、意図した事象を発生させるための技術である。それに対し魔法とは、魔力が関係するあらゆる理を内包する概念のことだ。アミィは、そう説明する。


「ようするに魔法は、魔力を使っていれば、その使い方は問わないわけですね。魔力を使っていれば、魔術、魔道具、無意識の行使、魔獣の固有能力など、なんでも含みます。

魔道具は原理を知らなくても使えます。基礎身体強化は意識せずに使えます。固有能力も同じですね。これらは魔術の条件から外れます」


「なるほどね。じゃあ、午後に学ぶのは魔術ってことだね」


 アミィの話を聞いて、シノブは今まで自身が魔法と呼んでいたもの、魔力を行使する技を、この世界では魔術と呼ぶと理解した。

 こういった地球に存在しないか夢物語と思われている概念については、充分に把握しないと技の行使以前に他者との会話にも困るだろう。そのためシノブは、教わったことをしっかりと頭に叩き込む。


「そうです。それで魔術なんですけど、幾つかの属性に分類されています。いきなりで大変だと思いますが、魔術の習得には属性の把握と理解が重要なので……」


「気にしないで。きちんと覚えないと危険だろうし、しっかりと教えてね」


 遠慮がちに言葉を続けるアミィに、シノブは笑顔で応じた。するとアミィは安心したようで、表情を和らげ説明を再開する。


 アミィによれば、魔術の属性には、光・闇・火・水・風・土・無の七つがあるそうだ。そして各人が持つ属性は先天的に決まっており、持っていない属性の術は習得できないという。


「あと、魔術を使うには術式を覚える必要があります」


 アミィは、術式とは色々な魔術の基となる一つ一つの要素だ、という。

 例えば水を出す魔術の場合、魔力放出・魔力集中・水変換の三つの術式を連続して使うことで完成する。このように目的に応じて必要な術式を組み合わせることで様々な術を作り出せると、彼女は説明する。


「なるほどね。ところで術式って、要はイメージのこと?」


 シノブは、魔力を使って考えた通りの現象が発現するのか、と思ったのでアミィに訊いてみた。


「そうですね。ぼんやりしたイメージではなくて、実現したい現象を極めて正確に思い浮かべる必要はありますが……。自分の考え、つまり意思を強固に持って、それを魔力で実現するという理解で問題ありません。

また、複雑な現象は段階を追ってイメージしなくてはなりません。その一つ一つが術式ですね」


 大切な部分なのか、アミィは詳細に語っていく。

 どうやら、シノブの考えたようにイメージには違いないようだ。ただ、魔力を込めながら極めて克明に順序立てて思い浮かべる、ということらしい。


「しかし、術式って随分大仰な言い方をするんだなぁ」


 シノブは驚きを隠せなかった。当初の予想とは違い、かなり理論だった体系らしいとシノブは察し、同時に意外に思ったのだ。


「アムテリア様がお決めになった名称ですから、私からはなんとも……」


 アミィは可愛らしい顔に困ったような表情を浮かべる。もしかすると、彼女も大げさな呼び名だと思っていたのかもしれない。


「……説明を続けますね。次は属性と術式についてです」


 アミィは、魔術についての講義を再開する。

 術式を知っていても術者が必要な属性を持っていなければ、その属性の魔術を使うことはできない。また適性があっても、魔力量が少なかったり魔力の制御が不得意だったりする場合は、術式を知っていても使えない、とアミィは言う。


「ですから通常は魔力を感じ操作する方法を学んだ上で、最大魔力量や属性に応じて習得可能な術式を練習していくことになります」


「そうなんだ。ところで俺ってどんな属性を持っているのかな」


 どの系統を自分は習得できるのか。当然ながらシノブの興味はそこに向かっていた。


「シノブ様は全ての属性をお持ちですよ。

アムテリア様はこの星の最高神で、従属する全ての神々をお造りになりました。ですから当然、全ての属性をお持ちです。

シノブ様はアムテリア様のお血筋ですし、とても強いご加護を授かっていますので、全ての属性をお使いになれます」


 アミィは続けてそれぞれの属性について解説する。各属性が持つ特性や、それぞれの代表的な魔術とその効果や注意点などだ。

 といっても、光・闇・火・水・風・土はそれぞれの言葉が象徴するとおりの属性であり、RPGなどで馴染みのものであったため、シノブには理解しやすかった。

 なお無属性は、光・闇・火・水・風・土のどれにも該当せず、特定の属性を持たないと考えられているものや、逆に複数の属性が混じっていると思われるが実態が判然としないものの総称だそうだ。


「午後からは、魔力の操作について勉強します。それじゃ、お昼にしましょう!」


 アミィが言う通り、いつの間にか昼になっていた。結局、属性についての話で午前中の講義は終わってしまったのだ。



 ◆ ◆ ◆ ◆



 昼食も例のお弁当にサラダセット。流石に三食連続だと他の物も食べたくなるが、ないものねだりをしても仕方ない。美味(おい)しい食事ができるだけありがたい、とシノブは思いながら食事を済ませる。


 そしてシノブとアミィは魔法の家から出る。

 アミィはメイド服から長袖のシャツに革ズボンに着替えている。魔法のカバンに何着か入っていた、昨日着ていたものと似通った服だ。ただし、邪魔なのかレザージャケットは着ていない。

 シノブもローブは身に着けずに外に出る。


「まずは、体内の魔力を集めて思ったところに動かす練習です。魔力操作の第一歩ですね。

体内魔力操作が上達すれば、意識的な身体強化もできるようになります。強い魔獣から身を守る上では必須の技術ですし、攻撃力も上がりますから、これを最初に習得していただきます」


 ここは家の前の(ひら)けた場所だ。アミィはシノブから少し離れて向かい合うと、説明を開始する。


「既にシノブ様は魔力感知ができますから、私の魔力の動きも判るはずです」


 アミィは両手を左右に広げた。おそらく彼女は、シノブが見やすいようにと思ったのだろう。


「あっ、右手に何か集まっている……」


 シノブはアミィの小さな右手に何かの力が集まっているのを感じていた。昨日、彼女が魔法の家を展開したときと同じものだ。


「そうです! 今、私は右手に魔力を集中しています。次は……」


「左手だね!」


 シノブはアミィが魔力を操る様子に見入っていた。

 アミィは右手、左手と魔力を集めたり、全身に均一に広げたりと魔力の移動をしばらく繰り返した。更に、移動させながら強弱をつけるなど、複雑な動きも実演する。


「シノブ様もやってみてください」


 アミィの声に、シノブも同じように左右に手を広げ、魔力を動かそうとしてみる。最初のうちは上手くいかなかったが、徐々に動かすことができるようになってきた。

 そしてシノブは、幾らもしないうちにアミィの示した魔力操作を自分のものとした。


「流石ですね~、次は動きながらやってみましょう!」


 シノブが体内魔力操作に慣れたのを見たアミィは、(こぶし)を握り交互に突き出したり、左右に体を捻ったりと、その場でリズミカルに動き始めた。そして彼女は、格闘技系のエクササイズのような素早い反復動作を何通りも披露していく。

 その武術のようなキレの良さで繰り出される型は流麗かつ洗練され、熟練インストラクターが示すお手本のようだ。

 そしてアミィは、動きに合わせて魔力を操作する。(こぶし)を突き出すのに合わせて魔力を手に移動させる。ステップに合わせて魔力の強さを変える。彼女は動きながら様々な魔力操作を行うが、どれも動作と魔力操作が完全にシンクロしている。


「さあ、シノブ様もやってみてください!」


 アミィの動きを見ながらシノブも体を動かす。元々シノブは体を動かすことが嫌いではないから、動き自体はすぐに真似ることができた。しかしアミィほどのキレはないし、魔力の操作もなんだか中途半端だ。


「シノブ様、もっと真剣にやってください!」


 アミィはそう言うが、シノブは動きを()めてしまう。彼には、どうにも集中できない理由があったのだ。


「もう、真面目にやらないと上達しませんよ!」


「いや、アミィの動きを見ているとなんだか集中できないんだ」


 シノブの言葉に、アミィは「なんでですか!」と憤慨する。しかし、その姿もシノブは可愛らしく感じてしまう。


「アミィを見ているとなんだか和んじゃって……」


 動かずにやっていたときは気にならなかったが、小柄なアミィが武術のような動きを実践しても、愛らしさが先に立ってしまう。そのせいでどうしても和み、気がゆるんでしまう、とシノブは伝えた。


「むぅ~、和んでいる場合じゃないんですよ?」


 アミィは困ったような顔をするが、愛らしいと言われたのが嬉しいのか、その表情は緩みがちだ。


「お褒めいただくのは嬉しいですが、修行にならないのは困りますね……そうです!」


 考え込んでいたアミィが声を上げると、突然、彼女の代わりに均整のとれた体の男性が出現する。タンクトップと迷彩柄のズボンを身に着けた筋肉質な男は、まるで鍛え上げられた軍人のようだ。


「えっ! アミィ!?」


「これは光属性による幻影の術です」


 クルーカットに男らしい容貌。しかし、その口から出るのはアミィの可愛らしい声だ。幾らなんでも違和感ありすぎるとシノブは感じる。


「そうなんだ。びっくりしたよ。でも、その姿にアミィの声はちょっと……口調も似合ってないかな」


「……それならこれでどうかな?」


 今度は外見にあった男性らしく太く力強い声だ。シノブは「そのほうがいいね」と言葉を返す。


「どうせなら、とことんそれらしくやってみるか……それでは訓練を始める!」


 そう宣言すると軍人風の男は、さっきのエクササイズ風の動きを始める。


「さあ、俺と一緒に体を動かすんだ!」


 アミィはノリノリで軍隊の教官を演じている。シノブは先刻とは別の意味で笑ってしまったが、アミィ教官(男)はそんなシノブに「早くしろ!」と声を張り上げた。

 そこでシノブも、慌てて体を動かし始めた。


 どうやっているのかシノブには分からないが、アミィと全く体格が違う男性の体や手足からは、先ほどと同様に動きに合わせて魔力の流れが感じられ、とても幻影だとは思えない。

 リズミカルに「手に集中!」「次は足!」「交互にいくぞ! ワンツー、ワンツー!」などと、動きと魔力操作の指示をするアミィ教官(男)。プロのインストラクターも裸足で逃げ出すくらい手慣れた指導ぶりだ。


 大柄な体から繰り出される力強くも躍動感のある動きやリズムに合わせた迫力のある掛け声の相互効果で、シノブも引きずり込まれていくように熱中していく。

 いつの間にかシノブも、掛け声を出して思いっきり体を動かしていた。


 「まだまだ行くぞ!」という叫びと共に、アミィ教官(男)の後ろに無数の人々が現れた。彼らは一糸乱れぬ動きで、教官に合わせて身体を躍動させる。

 シノブも彼らと一体となり、リズムに合わせて体を動かし魔力を操作していく。

 ときどき「もう1セット!」「疲れても続けろ!」「声が小さい!」などと厳しい声もかけられる。軍隊の新人訓練さながらの指導だが、逆にそれが心地良い。


 忘我の境地とは、まさにこのことだろう。もはや雑念など跡形もなく消え去っていた。

 そして、シノブの動作と魔力操作は徐々に一致していき、見本であるアミィ教官(男)ほどではないが、洗練されたものになっていった。


「グッジョブ!!」


 最後にアミィ教官(男)から力強い祝福の言葉が贈られ、思わずシノブはへたりこんでしまう。

 どのくらい続けていたのか、いつの間にか全身汗だくになっていたが、魔力操作を習得したシノブは、とても爽快な気分だった。


お読みいただき、ありがとうございます。


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[一言] 書き手として自分の考えた世界観・世界設定を伝えたうえで物語をはじめたいのは少しは理解できます。 しかし、読み手側としてはいつまでたっても物語が始まらないうえに、 ”僕の考えた設定資料集”を…
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