10.14 ラブ・コールは突然に 中編
アシャール公爵の要請を受けた翌日、シノブ達は王都メリエへと出向いた。空を飛べるホリィが先行し、王都にあるフライユ伯爵家の別邸の庭に魔法の家を呼び寄せたのだ。
別邸の庭といっても、このあたりは修練場のようである。剥き出しの土は綺麗に整地され、剣術の修行に使う人の背ほどもある木製の杭が何本も立っている。そして無骨な杭の手前には、使用人達が並んでシノブ達を出迎えていた。
「ホリィ、朝早くからすまなかったね」
魔法の家から歩み出たシノブは、木製の杭に止まっているホリィに微笑みかけた。
──いえ、当然のことです!──
ホリィは、青い以外はごく普通の鷹のようにみえる。だが、その正体はアムテリアの眷属、金鵄族である。しかも、彼女はアムテリアから思念で会話する能力を授けられているため、シノブやアミィと心の声でやり取りすることが可能であった。
「ホリィが来てくれて、大助かりですね!」
シノブに僅かに遅れて出てきたアミィは、杭に止まるホリィへとその手を伸ばした。するとホリィは、嬉しげに鳴いて彼女の腕へと舞い降りる。
「ああ、こうやって初めての場所にも簡単に移動できるしね」
シノブが口にした通り、彼が別邸を訪れるのは今回が初めてである。
フライユ伯爵となったシノブだが、襲爵から王都を旅立つまでは、僅か一週間程度であった。それに加えて彼自身の結婚式もあった上に、その頃は前伯爵クレメンの事件を調査する監察官が別邸に出入りしていた。したがって、今の今まで訪れる機会がなかったのだ。
「お館様、お待ちしておりました」
そんなことを思い起こしていたシノブに、一番手前にいた中年の使用人が歩み出て歓迎の言葉を述べ、礼儀作法の見本のような綺麗な会釈をする。しかも、彼に合わせて後ろにいる者達も一糸乱れず頭を下げている。どうやら、かなり教育が行き届いているようだ。
ちなみに、ここにいる使用人達は、シノブがフライユ伯爵となった後にシメオンにより選別された者達だ。選んだシメオンの好みだろうか、非常に洗練された者達のようである。
「エジード、急なことですまないね。それに、ホリィにも驚いただろう」
シノブは声をかけてきた中年の男性、使用人頭のエジード・ギヴァルシュに労いの言葉をかけた。
実は、シノブがエジードと会うのは二度目である。使用人の選別を終えたシメオンが、王都を旅立つ前に主だった者をベルレアン伯爵家の別邸に連れて来て、シノブに紹介したのだ。
「勿体無いお言葉。お館様の役に立ってこその使用人でございます。それに、ホリィ殿については、シメオン様から伺っておりました。何の問題もございません」
どうやら、いずれこうしたことがあると考えたシメオンが彼に伝えていたようだ。シノブは、内心シメオンに感謝しながら、エジードに微笑みを返す。
「シノブ様、早速王宮に使者を走らせます。
……すまない、これを白百合騎士隊のテリエ小隊長に渡してくれないか」
シノブに随伴してきたマティアスは、懐からアシャール公爵が用意した封書を取り出すと、エジードに声をかけた。
「お預かりします。エリク、王宮へと急ぎなさい」
エジードは、側に控えていた若い使用人に、マティアスが差し出した封書を渡して走らせる。
「おお、ここに来るのも久しぶりだね!」
そして家臣達がやり取りをする間に、アシャール公爵達も庭へと現れた。今回は国王を迎えるということもあり、王宮で側に仕えていたマティアスの他に、将来のフライユ伯爵夫人となるミュリエル、先王の孫であるシャルロットが同行している。
「公爵閣下、ようこそお出でくださいました。ミュリエル様、シャルロット様もどうぞこちらへ」
使いを送り出したエジードは、シノブや公爵達に恭しく頭を下げ、別邸へと案内する。
「ああ、よろしく頼むよ!」
アシャール公爵は、使用人達に朗らかに笑いかけながら歩いている。そして、シノブ達も彼に続き別邸へと向かっていった。
◆ ◆ ◆ ◆
シノブ達は、王宮から返答があるまで別邸のサロンでアシャール公爵をもてなすことにした。
とはいえ、もてなす側のシノブ達はこの別邸を良く知らない。シノブだけではなく、貴族の子弟からの求婚を煩わしく感じていたシャルロットも、他家の訪問を避けていたため来たことがないという。そして、つい先日初めて王都メリエを訪れたミュリエルも、当然立ち寄ったことはない。
その一方で、公爵とマティアスは、過去何度かフライユ伯爵家が催した宴などに参加したことがあるらしい。だから、昔を知っている風の二人に、主であるはずのシノブ達が説明を受けるという少々奇妙な事態になっていた。
「やはりフライユの別邸は先進的だねぇ。これも、いずれは再現してほしいものだね」
アシャール公爵は、冷却の魔道具入りの酒杯から薄めの果実酒を飲み干すと、しみじみとした様子でシノブ達に語りかけた。
「アミィさん、ミュレさん達なら出来るでしょうか?」
「そうですね、すぐには難しいとは思いますが……でも、きっと再現できると思います!」
ミュリエルの問いかけに、ミュレ達の相談に乗っているアミィは少々言葉を濁しながら答えを返した。
今のところ、代用の部品を使えば機能の再現は可能だが、以前のような小型化が難しいようである。だから、冷却の魔道具でいえば冷蔵庫のようなものであれば生産可能だが、公爵が手にした酒杯に組み込めるようになるには、今しばらくの研究が必要だという。
「……お館様、お見えになりました」
一時間ほど公爵達と歓談していたシノブの側に、使用人頭のエジードが歩み寄り、囁くような声で耳打ちをした。
今回の一件は、極秘である。
まず、竜と誼を結びたい国王アルフォンス七世が、シノブ達の助けを借りて岩竜ガンド達の棲む北の高地に赴くのは、極めて異例な事態だといえる。更に、竜と会うためとはいえ国王に足を運ばせたというのも外聞が悪い。
したがって、王の訪れも公にはせず、騎士などに身をやつしての微行となる。
それ故、エジードが注意深くなるのも無理はない。
「お出でになった」
シノブ達は素早くソファーから立ち上がると、サロンから足早に歩み出る。
一方、アシャール公爵はのんびりと立ち上がった。アルフォンス七世は彼にとっては異母兄でもある。だから、公爵は穏やかな笑みを浮かべたままであった。
「久しいな。いきなり王都に呼び出してすまなかった」
別邸のエントランスホールまで降り出迎えたシノブ達に、国王アルフォンス七世は鷹揚な様子で歩み寄ってくる。
今日の彼は、ごく普通の軍人の装いであった。士官級の軍服を身に纏い、更に顔を隠すためかフード付きのマントを着用していた。そんな彼に随伴するのは白百合騎士隊のサディーユ・ド・テリエとシヴリーヌ・ド・モンディアル達だ。こちらの二人も軍服姿である。
「いえ。ガンドのこと、配慮しておくべきでした……ところで、王女殿下も同伴されるのですか?」
国王へと言葉を返したシノブは、その視線を彼の後ろへと向けていた。なんと、二人の女騎士サディーユとシヴリーヌに続いて入ってきたのは、王女セレスティーヌであった。
「シノブ様、殿下だなんて余所余所しいですわ」
微笑みと共に現れたセレスティーヌは、騎士に扮した国王に合わせたのだろう、侍女のような格好をしていた。普段は綺麗な巻き髪にしている金髪も、今日は緩やかに波打たせたままであり、もちろん装飾品などは着けていない。
「……セレスティーヌ様、北の高地は危険ですよ」
「まあ、シャルお姉さまったらおかしなことを!
シノブ様の領地で竜が守ってくださる土地でしょう? どこよりも安全ですわ!」
シャルロットの言葉にも、セレスティーヌは動じない。確かに、国王を連れて行くのに危険な場所だと言うのも変だろう。シャルロットは従姉妹を王都に留めたかったようだが、どうやら失敗したようだ。
「兄上、こんなところで話していないで、魔法の家へと行きましょう! セレスティーヌも見たがっていたしね!
さあ、シノブ君! この世に二つとない魔道具を見せてあげようじゃないか!」
そんな中、アシャール公爵はまるで自宅のような気楽さで彼らを庭へと誘った。
「それでは、陛下。こちらにどうぞ。
配下の者から連絡があり次第、ガンドのところに案内しますが、それまで魔法の家でお寛ぎください」
シノブは、ホリィを北の高地に先行させている。彼女がガンドのところに訪れ、そして用意が出来次第、アミィが持つ通信筒を呼び寄せる予定である。
今回、ガンドとの会合はアマテール村にいるドワーフ達にも伏せることとなっていた。そのため、北の高地のどこかで国王とガンド達を面会させ、それからアマテール村に連れて行く段取りである。
「そうか、そなた達に話したいことがあるし、ちょうど良い」
シノブの言葉を聞いたアルフォンス七世は、その顔を僅かに綻ばせた。対するシノブは、国王の話とは何であろうかと疑問に思いながら、彼らを魔法の家へと案内していった。
◆ ◆ ◆ ◆
「シノブ様! このお家ってどうなっていますの!?」
「弟から聞いていたが……外から見た大きさと全く違うではないか……」
魔法の家の扉を開けた途端、セレスティーヌとアルフォンス七世は驚きの声を上げていた。
彼らの目の前に広がっていたのは、別邸のエントランスホールのような広々とした空間であったのだ。魔法の家の外側より明らかに広い石畳の部屋の正面には、入り口と同様の扉がある。彼らが見たのは、そんな簡素かつ不思議な一室であった。
「騎士達や馬を運ぶには、こういう場所が必要ですからね……」
シノブは、二人に答えになっていない答えを返した。
実は、最近になって魔法の家は更に拡張されていた。戦争やそこまでの道程で、シノブ達は魔法の家で多くの人員を輸送したし、時にはドワーフ馬などの動物まで連れて来た。おそらく、それを知ったアムテリアが、輸送用の区画として土足で入れるホールを用意してくれたのだろう。
確かに、西洋式に靴を履いたまま過ごすこの地方の人々にとっては、こちらの方が都合が良い。
「陛下、どうぞ中へ」
「セレスティーヌ様、早く入りましょう!」
シノブが困っていると察したシャルロットとミュリエルが、二人を正面の扉へと誘った。シャルロットは伯父であるアルフォンス七世を笑顔で誘い、ミュリエルはセレスティーヌの手を引いて連れて行った。
「シャルロット達に助けられたね」
シノブは、頭を掻きながらアミィへと苦笑いを見せる。
「そうですね。でも、まだまだ入ったばかりですよ。アシャール公爵のように、簡単に納得してくださると良いのですが……」
アミィは、国王達の後ろを行く公爵を眺めている。彼は、上機嫌な様子で兄と姪に魔法の家の説明をしていた。
「まあ、義伯父上は特別だからね……」
シノブは初めて魔法の家にアシャール公爵を案内したときのことを思い出した。側近達が目を白黒させる中、彼は楽しそうにシノブとアミィの説明を聞いていた。やはり、常人とは神経の太さが違うようである。
「ともかく、急ごうか! 義伯父上を信頼しているけど、大袈裟なことを言うかもしれないしね!」
「それはあるかもしれませんね!」
シノブとアミィは、その光景を想像して思わず微妙な表情となっていた。そんな彼らは、足早に先行するシャルロット達を追いかけていった。
◆ ◆ ◆ ◆
アルフォンス七世やセレスティーヌに魔法の家を簡単に説明したシノブ達は、魔法の家のリビングに置かれたソファーで寛いでいた。
幸い、ホリィからの連絡があるまでと時間が限られていたため、説明も主な機能に触れるだけで終わっていた。魔法の家は、エントランスホールが追加されただけではなく部屋数も増えている。だから、その全てを説明する暇もない。
そして、説明する相手が国王と王女であったのも、ある意味幸運だったといえる。普段、身の回りのことは侍従や侍女に任せている彼らは、キッチンや風呂などの設備を見ても、知識がないだけに実感が薄かったようである。
そして今、シノブ達は国王が告げる話に聞き入っていた。国王が話したいと言った内容。それは、この魔法の家についてであった。
「……言ってしまえば詰まらぬ嫉妬でしかない。だが、国あるいは領地を守るためだと言い立てる者もおるのだ」
アルフォンス七世は、シノブが予想外の手段で遠方と行き来できることが、一部で取り沙汰されていると語った。
魔法の家を使った移動や、竜での飛行。これらは関所などで領内への移動を見張っている軍や領主にとって、想定外の手段である。そして先の戦いやその後にシノブ達が使った移動方法は、帰還した王国軍などから貴族や官僚達へと広まっていたのだ。
もちろん戦で大功のあったシノブを表立って非難するものはいない。だが、陰ではシノブが反意を抱いたら、どうやって防衛するのか、という声が絶えないらしい。
「……それでは、どうすれば良いのでしょう? まさか、魔法の家を……」
シャルロットは僅かに険しい表情となり、伯父である国王を見つめていた。彼女の深く青い瞳には、憂慮の色が浮かんでいる。
「早まるな。確かに王家に献上するべきだという者もいるが、父上も私も、そんなことは望んでいない」
心配げなシャルロットに、アルフォンス七世は首を振ってみせる。彼は、先走る家臣を思い出したのか、苦々しい顔をしている。
「そうですわ! 魔法の家は、正に神具というべきものです!
私達より、光の大剣をお使いになるシノブ様が持つべきものですわ!」
そんな父の隣で、セレスティーヌも声を上げた。彼女は、青い瞳を輝かせながらシノブを見つめている。
「その通りだ。シノブ、光の大剣を見せてもらえぬか?」
「はい……これです」
国王の言葉に、シノブは脇に控えるアミィが持つ魔法のカバンから、光の大剣を取り出してみせた。そして、彼は静かに剣を抜き放ち、目の前に掲げてみせる。
「おお……まさしく……」
アルフォンス七世は、シノブが持つ神秘の剣を感動の面持ちで見つめながら頷いていた。どうやら、彼は光の大剣を見たことがあるらしい。
「代々の王は、即位をすると三公爵の領地を巡るのだよ。
王家と三公爵に伝わる神具。新たな王なら、手にすることが出来るかもしれぬと思ってな。
だから、光の大剣を手にしたそなたこそが、王位を継ぐべきかもしれない」
暫く剣を見つめていたアルフォンス七世は、シノブへと視線を移し、静かに語りかける。彼の真剣な眼差しは、とても冗談を言っているようには見えない。
「陛下! そんなことは、私は望んでいません!」
シノブは、驚きのあまり国王の前だと言うことも忘れ、大声を上げてしまった。彼は、光の大剣を鞘に仕舞うと、目の前の王の顔を見つめて、その意図を窺おうとする。
「わかっている。フライユ伯爵領も、まだ建て直しの最中だ。そして戦う相手もいる。
そもそも戦乱の世ならいざ知らず、今の王国を剣のみで治められはしない。だから、将来はともかく若いそなたに王位を譲りはせぬよ」
「そういうことだよ! 王家としてはシノブ君がどこに飛びまわろうが、制限するつもりはないのさ。何しろ伝説の英雄、第二代国王アルフォンス一世の再来かもしれないのだからね!」
厳粛な表情を崩さない国王とは対照的なのが、その弟であるアシャール公爵だ。彼は、いつもの陽気な調子で、兄に代わって語り出す。
公爵は、王家にも時々便宜を図ってくれれば良いと言う。
もっとも、竜と共に飛翔できるかは、ガンドとの会見次第である。会見が上手くいけば、王国が竜達と協力関係を築くこともできるだろう。だから、それについてはアルフォンス七世が竜に誠意を見せるしかない。
そして、魔法の家については、王家の願いに応じて可能な時に移動をさせてくれれば良い。シノブ達の都合もあるだろうから、都合のつく時だけで構わない。
「天下無双の家臣がいるからといって、その腕をもぎ取って自分につけるわけにはいかないだろう? 優れた君主とは、いちいち家臣に嫉妬せずに使いこなす者のことだよ!」
アシャール公爵は、そう言ってシノブ達に笑いかけた。
「弟の言うとおりだな。ガンド殿との会談次第だが、そなたには何らかの名目で王国内の自由な行き来を許可しようと思っている。
光の大剣をその手にしたということは、大神アムテリア様がお認めになったということ。我らがその行く手を妨げるなど、愚かしいことよ」
アルフォンス七世も、そう続ける。彼は、王家がガンドと友好的な関係を築けば、それに乗じてシノブにも特権を付与する考えのようである。確かに、王国の上を自由に飛ぶ竜がいるのなら、彼らと最も親しい者に同様の権限を与えて仲を取り持たせるのが良いかもしれない。
「シノブ様と一緒に、竜や魔法の家であちこちを周ってみたいですわ! お父様、ぜひガンド様と仲良くなってくださいませ!」
なぜか、セレスティーヌはシノブが特権を手にしたら自身も一緒に旅行できると考えているようである。彼女は、頬を紅潮させながらシノブへと微笑みかけた。
「その件はガンド殿と会ってからだ。
いずれにせよ、我々はそなたの行動を制限するつもりはない。むしろ、そなたを支え助けていくつもりだ。それが、大神のご加護を授かった一族のなすべきことだろう」
娘をやんわりと制したアルフォンス七世は、まるで同志に対するような親しみを篭めて、シノブへと微笑みかける。彼は明言はしないが、シノブが己の先祖である聖人ミステル・ラマールと同じく、神の意思によってこの地に現れたと察しているようだ。
「ありがとうございます。帝国と対決するにあたって、何より嬉しいお言葉です」
シノブは、晴れやかな笑みと共に国王に礼を伝えた。
おそらく、王家には五百年以上の時を経ても聖人の教えが受け継がれているのだろう。そして、それは王家の権威より優先すべきことであるらしい。それ故、シノブに過分とも思える待遇を保証するのではなかろうか。
「……シノブ様、ホリィが通信筒を呼び寄せました! 準備が出来たようです!」
安堵の表情を見せるシノブに、アミィが囁きかけた。彼女が言うとおり、その手のひらにあった通信筒が消えている。
「ありがとう、アミィ。
……それでは、陛下。岩竜ガンドの下にお連れしましょう」
アミィへと振り返り優しく微笑んだシノブは、表情を改め国王達へと転移をすると告げた。
「ああ、よろしく頼む。竜と会えるとは胸が躍るな……」
「ついに、シノブ様の領地にお邪魔できるのですね! 楽しみですわ!」
アルフォンス七世と、セレスティーヌは、それぞれ異なる理由で喜びを口にしていたが、その表情は、どこか似通っていた。やはり、親娘であるというべきか。
そんな二人に微笑みながら、シノブは魔法の家を呼び寄せるように、北の高地で待つホリィへと思念を送った。
お読みいただき、ありがとうございます。
次回は、2015年4月3日17時の更新となります。




