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女神に誘われ異世界へ  作者: 新垣すぎ太(sugi)
第10章 フライユ伯爵領の人々
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10.09 シノブの青い鳥

 開拓中のアマテール村から戻った翌日、シノブ達はホリィからベーリンゲン帝国についての報告を受けていた。

 伯爵家の館にあるシノブの執務室には、彼とアミィの他に、フライユ伯爵領の中枢を担う者達が集まっている。ただし、議題が議題だけに、執務室にいるのは信頼の置ける者のみであった。


 まず、内政官の頂点であるシメオンと農務長官であるアルメル。そして伯爵家の内向きを束ねるジェルヴェ。この三人が文官系を代表して出席している。

 一方、武官からは次席司令官のシャルロット、第三席司令官マティアスの他に、数名の大隊長格が参加している。

 シャルロットの副官であるアリエルとミレーユ、シノブの親衛隊長アルノー・ラヴラン、領都守護隊の本部隊長ラシュレーである。

 彼らは、ホリィが持ち帰った情報を元に、帝国への対応を検討しているのだ。


「……確認するけど、帝国では獣人と人族は同じところに住んでいないんだね?」


 一通りの話を聞いた後、シノブはホリィに問いかけた。豪華な執務机に相応しい革張りの椅子に腰掛けたシノブは、ホリィを見つめ答えを待つ。

 帝国では、獣人は奴隷とされている。シノブ達は、先日の戦で大勢の獣人達を解放した。だが、彼らの家族はまだ帝国にいる。そのためシノブは、ホリィに帝国の村々の実態を調査させていた。


──はい。獣人が住む村には、監督のための人族が数名ずつ置かれているようです。『隷属の首輪』があるから、それで充分なのでしょう──


 アミィの腕に止まっているホリィは、村の様子を説明する。

 青い以外は普通の鷹と変わらない外見のホリィだが、彼女はアムテリアの眷属、金鵄(きんし)族だ。それ(ゆえ)彼女は、鷹としての飛行能力と人同様の知能を活かして、国境に近い帝国の様子を詳細に調べてきた。


「解放した獣人達からの情報では、戦闘奴隷以外は簡易版の『隷属の首輪』をつけているようですが、それは解析できましたか?」


 執務机の向こう側に立っているシメオンは、同じくシノブの脇に立つアミィと、その腕の上のホリィに質問をした。


──ええ。身体強化などの機能がない大量生産の物でした。行動の制限が出来る程度のようです。それ(ゆえ)、少数で管理できるのでしょう──


 シメオンに、ホリィは思念と同時に鳴き声で答える。彼女は『アマノ式伝達法』によりシメオン達にも自身の意思を伝えることができるのだ。

 ホリィは実際に、簡易版の『隷属の首輪』も入手していた。奴隷を監督する者達は、かなりの予備を持っている。そこで、彼らが持つ首輪を密かに手に入れたのだ。


「基本的な構造は戦闘奴隷の物と同じだから、無効化や解放は出来るよ」


 シノブは、ホリィの言葉を補った。既に、彼は無効化の実験も終えている。


「では、救出作戦を?」


 シャルロットの言葉に、軍人達はシノブに緊張と期待の篭った視線を向ける。特に、自身も戦闘奴隷とされていたアルノーは、一際真剣な目で見ている。


「ああ。陛下のご返答次第だけどね」


 シノブは東方守護将軍に任命されている。これは、帝国との国境地帯を守る国境防衛軍の最高司令官であり、防衛自体についてはシノブの手に委ねられている。

 とはいえ、帝国に侵入しての作戦である。そのため、シノブは王都に向けて密使を送っていた。


「おそらく、許可いだだけると思います。先の戦いでは、帝国軍の侵入を許しました。王国の威信を守るためにも、相応の戦果を挙げる必要がありますから」


「シメオン殿のお言葉の通りでしょう。陛下も、このままで済ますつもりはありますまい」


 シノブの言葉に、シメオンが自身の考えを披露した。そして、その言葉にマティアスも表情を引き締め頷いている。


「……ところでシノブ様。作戦の要員はどうされますか?」


 王族を護衛する金獅子騎士隊の隊長を務めていたマティアスは、国王アルフォンス七世の性格を良く知っている。彼は作戦が承認されると確信しているようで、早くもその準備について訊ねてきた。


「俺達だけで行くよりは、現地を知っている者がいたほうが良いだろう。基本は俺が首輪を無効化し、救出する形だけどね」


「解放した獣人達で軍を志望した者から連れて行きましょう。ただ、希望者が多いでしょうから選抜する必要がありそうです」


 シノブの言葉を聞いたマティアスは深く頷いた。だが、その一方で少し苦笑している。


「ちょうど、武術大会があります。そこでの成績を参考に選んではいかがでしょう?」


 アミィは、四日後の1月29日に行われる武術大会について触れた。

 武術大会は、家臣や軍人を募集するためのものだ。それに、既に仕官が決まっている者達でも、配属先や階級決定の参考にする。したがって、参加する者は多い。


「それは良いですね! 選抜基準として納得してもらえそうです!」


「その村出身の者を加える必要もありますが、一つの基準にはなりますね」


 ミレーユやアリエルも、アミィの意見に賛成のようだ。


「わかった。ではマティアス、武術大会の成績を加味して選抜してくれ」


「はっ! ……ところで、他には誰を連れて行く予定ですか?」


 シノブの言葉に、マティアスは綺麗な敬礼と共に返事をした。そして、彼は若干の期待を含んだ表情で、シノブの返答を待っている。


「残念だけど、獣人中心に選抜するよ。アミィにアルノー、それからゲールやデュフォー達かな。まあ俺は行くしかないけど」


 こちらの事情を知らない獣人を解放に行くのだから、人族が少ないほうが良いだろう。そう思ったシノブは、この場にいる二人の他に、元傭兵で、今は巡回守護隊を率いている熊の獣人イヴォン・ゲールと狼の獣人アデージュ・デュフォーの名を出した。


「……妥当な選択ですね」


 そう言いつつもマティアスは、心なしか肩を落としている。凛々しい武人の悄然とした様子に、一同は苦笑を隠せなかった。


「いずれ軍を動かすときもあるさ。

……シャルロット、マティアス。ホリィと相談して対象の村を選別してくれ」


 そんなマティアスにシノブは明るく笑いかけた。そして、彼とシャルロットに救出対象の選定を頼む。

 シノブは更に、シメオンや農務長官アルメルにも、幾つかの指示を出していく。

 領内の開拓地で受け入れ可能な人数の計算も必要だ。それに、開拓を支援する政策を打ち出す必要もある。武人は作戦行動の準備、文官は受け入れ態勢の確立と、やることは多かった。

 相談が終わった彼らは、それぞれの職務を遂行すべく、自身の仕事場へと急ぎ足に戻っていった。



 ◆ ◆ ◆ ◆



「帝国の『排斥された神』については、まだわからないままか……」


 執務室に残ったシノブは、ポツリと呟いた。部屋には、他にアミィとジェルヴェのみが残っている。


「国境に近い町や都市の人は知らないのかもしれませんね」


 アミィは、帝国について記した簡単な地図を見ながら答えた。これは、今まで聞き取った情報や、ホリィが偵察して得た知識から作成したものだ。

 ベーリンゲン帝国との国境から帝都ベーリングラードまでは、およそ650kmはあるという。ホリィも高空から帝都の様子を窺ってはいたが、帝都には降りてはいない。『排斥された神』を警戒したからだ。

 そういった事情もあり、ホリィが地上の人々を間近に見たのは、国境に接するメグレンブルク伯爵領とそれに続くゴドヴィング伯爵領の一部だけである。だが、その二つでもフライユ伯爵領の倍はあるようだ。


「お館様、我々が帝国の内部に攻め入るのは、これが初めてです。ですから、まずは近隣の村からで良いのでは?」


 (はや)るシノブに、ジェルヴェが忠告をする。

 今まで王国は、国境近辺で戦うだけで、その奥にある生活圏まで軍を進めたことはないらしい。そのため、シノブ達が獣人達の村まで行って奴隷達を解放できれば、王国史で初めての快挙となる。


「そうだね。なるべく早く奴隷になっている人を解放したいけど、いきなり帝都まで侵入するわけにはいかないからね」


 シノブは、自身の焦りに気が付いて苦笑いをした。

 実は、シノブ自身が帝都まで潜入しようと思ったこともある。だが、それはアミィやシャルロットを始め、殆どの者から反対された。

 確かにシノブの能力は並外れている。とはいえ、相手は神と呼ばれる存在である。そんな相手に対し、何の勝算もなく行くのは無謀だろう。それ(ゆえ)、まずは近隣から、となったのだ。


「はい。お館様は、我々にとっての希望であり、最大の切り札です。無闇に攻め入って万一のことがあってはなりません」


 ジェルヴェも、優しく笑いかける。

 多くの者が反対した理由がこれである。シノブの超人的な活躍や、所持する魔道具によって前回の戦いは勝った。それは、誰もが認めるところだ。だからこそシノブを失うわけにはいかない。


「ああ。帝国は広いからね。焦りは禁物だね」


 早く獣人達を助けたいシノブだが、領主となった以上、領地や領民への責任がある。それ(ゆえ)彼は、まずは帝国内の調査を充分にしてから、と己に言い聞かせていた。


「ところでシノブ様、お願いがあるのですが……」


 アミィは、シノブへと遠慮がちに語りかける。


「なんだい?」


 普段控え目なアミィが、願い事をするとは珍しい。そう思ったシノブは、柔らかに問いかけ、続きの言葉を待つ。


「シノブ様は、館にも温泉を作るんですよね」


「ああ。幸い、湯脈があったからね」


 シノブがアミィに答えたように、領都シェロノワの地下には湯脈が存在した。地脈を調査する魔道具『フジ』で確認したのだ。

 ただし、かなり深いところにあるようで、既存の技術では掘削するのは不可能だという。しかしシノブは、自身の土魔術で石の管を作れば湯脈まで到達するのではないか、と考えていた。


「それでしたら、温室を作りませんか? 湯脈はかなり温度が高いみたいですし」


 アミィは、温泉の排熱を利用した温室について説明した。

 小規模でも一定の温度に保たれた部屋があれば、南のガルゴン王国やカンビーニ王国で栽培している作物を育てることが可能である。上手くいけば、周囲の農村に展開できるかもしれない。彼女は、そう話す。


「それは良いね。じゃあ、早速やってみようか!」


「はい!」


 椅子から立ち上がったシノブは、アミィへと朗らかに笑いかけた。そして、彼らはジェルヴェを伴い、執務室から歩み出ていった。



 ◆ ◆ ◆ ◆



「シノブお兄さま! ここに『ガンドの湯』みたいな温泉を掘るのですか?」


「温泉が出来たら入ってみたいです!」


 シノブの答えを待つミュリエルの横には、楽しげなミシェルがいる。彼女達は、シノブが温泉を掘る様子を見に来たのだ。

 ちなみに『ガンドの湯』とは、アマテール村の温泉のことだ。アマテール村の温泉は、岩竜ガンドの協力で出来た。そのため温泉に入ったときに、シノブが冗談交じりに『ガンドの湯』と言ったのだ。

 そして、それをシャルロットやミュリエルがドワーフ達に伝えたら、彼らも喜んだ。それどころか、ホリィやアミィの言葉もあり、翌日には温泉に看板まで取り付けられていた。


「ああ、ここなら色々都合が良いしね」


 シノブは、土魔術で辺りを掘り下げたり壁を作ったりしながら、ミュリエルに答える。

 彼らは館の庭、本館に程近い場所にいる。元々は、噴水か何かがあったところらしく、排水などを流す管が敷設されており、温泉を掘削するには都合の良い場所だ。


「ミュリエル様、ミシェルちゃん、あまり前に出てはいけませんよ。

ほら、ジェルヴェさんや職人さん達みたいに、もう少し下がってください」


 喜びに沸く少女達を、アミィが笑顔で(たしな)めた。彼女が口にしたように、少し離れたところには、ジェルヴェや彼が連れて来た職人も控えている。


「さて……とりあえず、お湯が湧いても受け止められるかな」


 土魔術の行使を終えたシノブは、辺りを確認しながら呟いた。

 彼を中心に、半径5mほどの場所が1mほど掘り下げられ、更にその周囲は1mほどの壁で囲まれている。


「それじゃアミィ、念のためにミュリエル達を魔力障壁で守ってね!」


 そしてシノブは、アミィに声を張り上げた。彼女は、後ろに下がったミュリエル達の側に立っている。


「はい! お任せください!」


 アミィの返事を聞いたシノブは、自身の周囲に魔力障壁を張り巡らせる。そして光の大剣を抜き放ち、地下に向けて魔力を集中させていく。


「……岩壁!」


 シノブは、岩壁の魔術で岩の柱を作成した。地上に出ているのは1mほど、そして直径は人の胴ほどの細い柱だが、地下に向かって何百mも続いている。シノブは、魔道具『フジ』で発見した湯脈まで、岩の柱を伸ばしたのだ。


「じゃ、次は……魔力障壁……土操作!」


 シノブの掛け声と同時に、岩の柱の中央に穴が空き、そこから高温のお湯が噴き出していく。よほど良い湯脈だったのか、地上に出た柱の倍以上も湯が噴き上がるが、それは事前にシノブが作成した魔力障壁にぶつかり、その外に飛び散ることはない。


「おお! すげぇ!」


「あれが温泉ってやつか……」


 ジェルヴェが連れて来た職人達は、思わずどよめき声を上げていた。もちろん、ミュリエルやミシェルも可愛らしい歓声を上げている。


「上手く行ったか!」


 掘り下げた場所から飛び出したシノブは、自身が作った壁の上に立ち、様子を見守っている。暫く勢い良く上がっていたお湯の柱も次第に落ち着いていき、ついには数十cmくらいの高さで安定した。


「これで、温泉と温室が作れますね!」


「まあ、彼らの工事が終わったらだけどね」


 喜ぶアミィに、シノブも笑顔になっていた。

 とりあえず、館の1階にある使用人向けの大浴場まで配管を伸ばす予定である。また、ここにもシノブなど伯爵家の者が使う浴場を作るつもりだ。

 そして、その横には温室を併設する。温室といっても総ガラス張りではなく、屋根は普通にある。ただし、壁面のほとんどをガラスで覆って明かりが充分に入るようにするし、灯りの魔道具もつける。

 まずは、そんな形で一定に温度が保たれた部屋を用意し、そこで南方の植物の栽培を試していくことになったのだ。


「ともかく、これで俺の出来ることは終わったかな。館の皆が温泉に慣れたら、少しずつ共同浴場を整備していこうか」


「共同浴場が出来たら、街の皆さんも喜ぶでしょうね!」


 このあたりでは、庶民はお湯で体を拭くくらいらしい。したがって、ミュリエルが言うように、温泉による共同浴場は、領都シェロノワの民にとっては朗報となるであろう。


「そうだね。健康増進に衛生向上。そうなると良いね」


 シノブは、重病にかかっていたリーヌを思い出していた。両親を亡くしてシェロノワに働きに出ていたアントンとその妹リーヌ。街の人々の生活レベルが向上すれば、彼女のような子供を救うこともできるだろう。


「少しずつ、なんて言っていないで、ドンドン作ろうか! ジェルヴェ、内政官達に伝えて、共同浴場の用地確保を急いでくれ。でも、領民達に迷惑をかけないようにね!」


「了解しました。早速手配します」


 シノブの言葉に、ジェルヴェは綺麗な礼と共に答える。そして、彼は急ぎ足で館へと向かっていった。


「でも、温泉があるならコーヒー牛乳が欲しいところだね。もっとも、こちらにはコーヒーはないけど」


 ジェルヴェを見送るシノブは、日本の温泉を思い出して呟いていた。風呂上りの冷たい飲み物を想像したせいか、シノブはなんだか喉が渇いたような気がしていた。


「シノブお兄さま、コーヒーとは、どんなものなのでしょう?」


「う~ん。この辺りには無いようだね。コーヒー牛乳は風呂上りに飲むと美味(おい)しいんだよ」


 ミュリエルの問いに、シノブは頭を掻きながら答える。


「シノブ様、ガンドさんにお願いして、南方に探しに行きますか?」


 アミィも、ミュリエル同様にシノブを見上げている。アミィは薄紫色の瞳、ミュリエルとミシェルは緑色の瞳で彼の顔を見つめていた。

 アミィはともかく、ミュリエルとミシェルは竜に乗って他国に行けるかもと思ったのか、瞳を輝かせてシノブの返事を待っている。


「流石に、そのためだけに頼むのもなぁ……南方の海とかは、いずれ行ってみたいけど」


 シノブは、そんな彼女達に苦笑いをしながら答えた。いくらなんでも、どこにあるかもわからないコーヒー探しをするほど暇ではないだろう。だが、海産物や南方の食材を調達しに行くくらいは、シノブもいずれやってみたかったのだ。


「シノブお兄さま、そのときは私も連れて行ってくださいね!」


「私もお願いします!」


 ミュリエルとミシェルは、海と聞いて一層顔を輝かせていた。ベルレアン伯爵領で育った彼女達は、海を見たことはないからだ。


「そうだね。時間が出来たら、皆で行ってみよう」


 シノブも、久しぶりに海を見たいと思っていた。帝国への潜入と、そこにいる獣人達の解放が一段落したら、海を見に行くのも良いかもしれない。そう思ったシノブは、思わず南へと視線を向けていた。

 彼は、冬の曇り空を見ながら、その向こうにある暖かな南方へと思いを巡らせていた。


 お読みいただき、ありがとうございます。

 次回は、2015年3月24日17時の更新となります。


 本作の設定集にベルレアン伯爵領・王領・フライユ伯爵領の地図を追加しました。該当地域を拡大し、都市などの名前を地図上に載せています。

 設定集はシリーズ化しています。目次のリンクから辿っていただくようお願いします。


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