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女神に誘われ異世界へ  作者: 新垣すぎ太(sugi)
第7章 疑惑の伯爵
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07.23 フライユ伯爵領への道 後編

 初日は、予定通り領都セリュジエールから130km東方の都市ルプティに到達した。ルプティは代官モデューが治める都市アデラールと並ぶ規模であり、人口はおよそ2万人にもなる。アデラール、ルプティに加えてシメオンの父ビューレル子爵が代官を務める都市セヴランが、領都に続く三大都市である。

 三大都市は、いずれもセリュジエールと同時期、王国成立から間もない時期に造られたという。したがって、どれも聖人ミステル・ラマールが考案した『メリエンヌ古典様式』である。

 そのため都市ルプティも、美しいアーチが多数配された幾何学的な石造建築であり、シノブには王都や領都などで見慣れたものであった。


 建築だけではなく都市設計も共通しているようだ。ルプティの城壁はアデラールと同等の規模で、城門は8m以上だという。そして、城門から続く大通りも領都やアデラールと同じく中央区へと真っ直ぐ伸びていた。

 西城門に到着した先発隊は、中央の大門をそのまま通過していく。これも各都市共通だが、中央の大門は通常は使用しないらしい。

 中央の大門は軍や公務に関係する者のみが通行を許され、一般の旅行者や隊商は左右の門から出入りする。都市は左側通行が徹底されているため、隊商などは左側の門から都市に入って右側の門から出て行くのだ。

 だが、それも200名からの騎兵隊と馬車などが通っていくため、一時的に待機しているようである。


 ルプティは、ロベール・エドガールが子爵だったときに治めていた都市である。そのため、伯爵の馬車に同乗しているロベールの表情には、僅かに懐かしさが浮かんでいるようだ。

 シノブはロベールから剣を捧げられ、彼を自分の配下とした。だが元子爵の処遇には繊細な扱いが必要であり、伯爵とも相談し当面は(おおやけ)にしないこととなった。そもそも隠居から僅か3ヶ月強で公職に復帰するのも異例といえば異例である。

 それ(ゆえ)、公的にはロベールはあくまで伯爵預かりの武官ということになっていた。


「シノブ様はルプティは初めてでしたね」


 馬車の中から通りを眺めるシノブの様子に気がついたのか、ロベールが話しかけてきた。

 彼は如何(いか)にも軍人といった立派な体格と厳格そうな風貌の持ち主である。もしシノブとロベールを見る者がいたら、ロベールのほうが上官だと思うだろう。だが、彼の口調にはシノブへの敬意が篭っており、視線にも優しさが感じられる。


「そうだね。領内の都市は領都とアデラールしか行ったことがないよ」


 シノブはロベールに頷いた。

 彼が言うとおり、領内ではヴァルゲン砦へのベルレアン北街道と、王都へと続くベルレアン南街道しか通っていない。本来なら、領地を巡って各都市や町村を訪れるべきであろう。だが、急な王都訪問と戦争により、それらは後回しとなっていた。


「ルプティは、東の抑えです。東のエルノ砦や領内東方の町に駐留する兵を管轄し、巡回守護隊の拠点ともなっています」


 大通りを進む馬車の中で、ロベールはシノブに都市ルプティについて説明する。

 東には帝国に接するフライユ伯爵領があるため、都市ルプティは代々武人寄りの子爵や家臣が代官を務めてきたようである。


「なるほど。しかし、あまり軍事都市という感じはしないね」


 シノブが見るところ、ロベールの説明のような軍の存在を匂わせるようなものは見当たらなかった。

 大通りから見える町並みも綺麗なものであり、領都やアデラールと同様に活気のある光景であった。道を行く人々は、突然の軍勢に驚くこともなく行儀良く左右に避けて見守っている。


「長い間、平和ですから。それに、軍の演習場などは郊外にあります。現在はルプティもアデラールと同様に商業都市として栄えています」


 シャルロットは、シノブの疑問に答えた。

 王国の成立直後を除きベルレアン伯爵領が戦地となったことはないらしい。そのため都市ルプティも、文字通り『抑え』であり続けたようだ。


「民も戦争があったことは既に知っていますが、フライユ伯爵領は遠いですからね。ましてや戦地などルプティからでも500kmはありますから」


 シメオンによれば、帝国が侵攻してきたことは既に民衆も知っているそうだ。これだけの軍勢が動くのだし、下手に情報統制をするほうが不安になるだろう。それ(ゆえ)、帝国の侵攻があったこと、そして現在は国境で抑えていることなどは、隠してはいない。

 シノブは、そういえば王都でも戦闘奴隷を解放したことが早いうちに広まっていたな、と思い出した。民に誇るべき快挙ということもあるのだろうが、メリエンヌ王国では概ね公平で合理的な政治が行われているようである。



 ◆ ◆ ◆ ◆



「お待ちしておりました、閣下。さあ、こちらへどうぞ」


 中央区の中心にある代官の館に着くと、現在代官を務めるイーヴ・タルデューが伯爵達を出迎えた。

 南のカルリエやアデラールと同様に、東街道にも『アマノ式伝達法』による通信網は整備済みである。シノブが伝えたモールス信号のような伝達方法を使い、ルプティだけではなく、さらに東のエルノ砦まで先発隊や後発隊の行軍予定は伝えられている。

 そのため、代官タルデューも当然彼らの到着を待ち構えていた。


「タルデュー、よろしく頼むよ」


 伯爵は鷹揚な様子で、50代前後らしい代官へと語りかける。そして、代官タルデューはキビキビとした動きで伯爵達を館の右翼二階にある大広間へと案内していく。

 タルデューは、アデラールの代官ブレソール・モデューとは対照的に、細身の紳士といった外見であった。シノブは、代官にも色々なタイプがいるのだな、と内心思いながら伯爵に続いて屋内へと進んでいった。


「タルデュー、東からの情報は何かあるかな?」


 大広間にはシノブを含む伯爵家の面々に加え、司令部の将官が招かれていた。食事まではもう少々時間があるが、情報交換などをするようだ。


「特に変わったものはありません。相変わらず国境で(にら)み合いが続いていると、伝令が伝えて参りました」


 戦時ともなると、各領には定時の伝令が最新情報を知らせに来る。したがってタルデューが語る内容も、フライユ伯爵領からの早馬による情報だ。


「そうか。二日後には後発隊もルプティを通過する。そちらも頼むよ」


 伯爵は頷き返すと、後発隊の予定を伝えた。

 歩兵や荷馬車を中心に構成された後発隊は、1日あたり40kmから50kmを進む予定である。巡回守護隊や傭兵、ドワーフの義勇兵、それに従軍する職人や治療班などの非戦闘員。それらで構成された雑多な部隊は、騎兵中心の先発隊のような速度で進軍することはできない。


「はい、承知しております。それにしても『アマノ式伝達法』は素晴らしいですね」


 代官タルデューは伯爵に答えた後、シノブへと僅かに視線を動かした。


「先ほど、後発隊も予定通りの行程を消化したと連絡がありました。明かりの魔道具があれば、80km以上離れた軍勢の様子がわかる。本当に驚くべきことです」


 現在のところ、長距離の連絡は夜間の発光信号が中心だ。しかし冬で日が短いから長時間を使え、町村を経由しての伝達が届いたようである。


「領都、アデラール、カルリエからの伝達にも異常はありません。王領方面も平穏とのことです」


 タルデューは領都に加え、南方の情報も報告した。王領にはまだ『アマノ式伝達法』を広めてはいないが、領境で得た情報が定期的に報告されてくる。それ(ゆえ)、王都メリエのその後についても、シノブ達は通常より早く知ることができた。


「今のところ予定通りですか。問題はフライユ伯爵領に入ってからですね」


 領都守護隊司令のダニエル・マレシャルが呟いた。伯爵家の面々を除けば、先発隊で最高位の武官である彼は、隊の運営責任者であり、彼が行く末を案じるのは当然であった。


「戦闘奴隷を動かすとしたら、フライユ伯爵領でしょうね……」


 シメオンが、誰に言うともなく呟いた。

 ベルレアン伯爵領内もそうだが、王都での事件以降、各領地では『隷属の首輪』に関する検査が強化されている。城門や関所だけではなく、街を巡回する兵士や自警団も今では首元の確認を怠らない。そのため、人目に付くところを戦闘奴隷を連れて移動することは、困難なはずだ。

 しかし、フライユ伯爵領は戦闘奴隷を使っていたソレル商会の本拠地である。もし、領ぐるみで帝国に協力していたら。それがベルレアン伯爵領軍の懸念であった。


「フライユ伯爵領は戦地だと思って進軍するしかありませんね」


 参謀総長のデロールも深刻な表情で同意した。フライユ伯爵領での進軍速度を落とす理由の一つがこれであった。戦闘奴隷による工作活動、伏兵の存在。疑い始めたら際限がない。


「まあ、幸いこちらにはシノブがいるからね。彼が恐れるのは女治癒術士くらいだそうだよ」


「義父上……」


 暗くなった雰囲気を変えようとしたのか冗談交じりで微笑んだ伯爵に、シノブは苦笑いを返した。


「ほう! それはどういうことでしょうか?」


 本部隊長オーブリー・アジェが、伯爵の冗談に乗るように、陽気な声で問いかける。


「いや、あのルシールがシノブに目をつけてね。彼女は後発隊だから、シノブもこうして安心していられるわけだよ」


 伯爵は、おどけた様子で将官達に事情を説明する。

 領内有数の治癒術士ガスパール・フリオンの妹ルシールが、治癒魔術の研究に熱心だということは、将官達の間でも知られた事実らしい。彼らは、伯爵の言葉だけで事情を察したらしく、シノブに同情めいた視線を向けた。

 シノブやアミィという治癒魔術の使い手がいるため、ガスパールやルシールは後発隊に回されていた。先発隊は騎馬中心ということもあるが、隠された理由を知り将官達は何やら深く納得したようでもある。


「シノブ様、それは災難ですね……」


 それどころか、代官のタルデューまで、シノブに哀れみすら含んだ表情をみせる。

 元々、彼はつい先日まで領都で勤務していたこともあり、ルシールが研究に全てを捧げていることを知っていたようだ。


「美女の熱い視線を受けるのも、悪くはないと思うがね。どうやらシノブは年上の女性は苦手なようだ。

まあ、この()の親としては、婿殿の気が多くないのは歓迎すべきことだね!」


 伯爵の言葉に、一同は思わず大きな笑い声を上げた。

 そんな中、シノブとシャルロットは頬を赤く染めてお互いの顔を恥らいつつも見つめていた。



 ◆ ◆ ◆ ◆



 二日目も予定通り、先発隊は早朝にルプティを出発していた。昼前には領境を通過し、小さな男爵領が多数存在する中間地帯へと入っていた。

 領境は、王領に入ったときと同様に何事も無く通過した。領主率いる正規軍であるため、当然ではある。

 エルノ砦はヴァルゲン砦のような巨大なものではなかった。国境を守るヴァルゲン砦とは違い、砦の向こう側は、自国の小領である。そのため、規模も半分程度の100m四方か、それより少し大きいくらいであった。

 また、領境といっても境界に城壁があるわけではない。砦の近くは、領境に沿って木の柵が南北に続いていたが、身体強化が出来るものなら簡単に飛び越せそうである。それに、街道近くはともかく、柵が無いところも多いらしい。

 アルノーによれば、王領への侵入も、それ自体は簡単であったようだ。平時は『隷属の首輪』への検査など関所や城門くらいでしか行われていない。そこで領境ではそれらを避け、都市に侵入するときは荷の中に隠れるなどしたそうだ。

 もちろん主要な街道以外にも関所は存在するが、少し山中や森林に入れば簡単に越境できたという。


「今日はルオールで休憩でしたね」


 シャルロットは、領都守護隊司令マレシャルの後ろに座っている、アリエルへと声をかけた。

 昨日と同様に、馬車の中には伯爵家の面々と、将官達、そして従者達が乗っている。

 中央の向かい合わせになった席には、前方を向いている側にシメオン、伯爵、シャルロット、シノブが座っている。そして、その向かいに本部隊長アジェ、マレシャル、エドガール元子爵、参謀デロールと並んでいた。

 従者達は、シノブの後方に侍従ジェローム、家令ジェルヴェ、アミィ、アルノーと並んでおり、将官達の後ろに侍従ナゼール、ミレーユ、アリエル、ラシュレーが座っていた。


「はい。たぶん、父も参戦すると思います」


 アリエルは、僅かに嬉しさが滲む声音(こわね)で答える。それを聞き、シノブはルオールがアリエルの出身地であることを思い出した。

 ルオールの町は、ベルレアン伯爵領を出て最初の町である。領主はルオール男爵。アリエルの父だ。人口1000人くらいの町だが、主要街道沿いでもあり領地経営は順調らしい。


「エミールなら、そうするだろうね。私としても大歓迎だよ」


 ベルレアン伯爵コルネーユは、懐かしげな様子をみせる。

 そして、そんな伯爵の昔を懐かしむような口調を、シノブは不思議に思った。


「エミール殿は父上の側仕えをしていたのです」


 シャルロットは、怪訝な顔をしていたシノブに気がついたのだろう。隣に座る彼に、伯爵とアリエルの父エミール・ド・スーリエの関係を教えた。

 ルオール男爵エミールは、現在のアリエルやミレーユ同様に、10歳でベルレアン伯爵家の跡取りであったコルネーユ付きの側仕えとなったという。そして、二十歳(はたち)過ぎまでの10年少々を、コルネーユと共にセリュジエールで過ごした。

 伯爵より一つ年下のエミールは、共に先代伯爵アンリの下で武芸を磨いた。だが20年前の戦には、コルネーユが留守役となったため、参戦はしなかった。それ(ゆえ)、今回こそはと意気込んでいるだろう、とシャルロットは言う。


「なるほどね。親娘二代で伯爵の側仕えか」


 シノブは、以前アリエルが、男爵家の子弟は上級貴族の子息の学友となることが栄達への第一歩だと説明したことを思い出した。特に、ルオール男爵家のようにベルレアン伯爵領に隣接している場合、その領主と(よしみ)を結べるかどうかは、死活問題であろう。

 その意味では、ルオール男爵は自身と娘をベルレアン伯爵家に、嫡子でアリエルの弟ユベールをポワズール伯爵の嫡男セドリックの側仕えにするなど、優秀な人物と言えるのではないか。シノブは、まだ見ぬアリエルの父に対して、そんな印象を(いだ)いた。


「噂の当人がお待ちかねですよ」


 前方を向いた席の窓際に座っていたシメオンが、車中の一同へと窓外(そうがい)の一角を指差してみせる。すると、そこには軍馬に乗った騎士達の姿があった。

 まだ数百mはある、街道の先。少し小高くなったその場所には、白銀に輝く全身鎧を身に着けた騎士が、黒毛の馬に跨っていた。

 シメオンと反対側の端に座っているシノブには見えにくいが、どうやら先触れの伝令と共にいるようだ。見慣れた伝令用の軽装鎧の二人の騎士も、側に控えていた。


「もう一人いるようですな」


 シメオンの向かいに座っている本部隊長のアジェが、呟いた。彼は領軍の軽装鎧を着けた二人の騎士の他に、葦毛の馬に乗った騎士がいるのを発見していた。その騎士は、ルオール男爵と思われる騎士と同様に光り輝く鎧を(まと)っている。


「あれはソンヌ男爵家の方では?」


「ソンヌって……ウチの!? すみません、ナゼールさん!」


 シメオンの言葉に、ミレーユは窓際に座っていた侍従のナゼールを押しのけるようにして外を見た。

 ミレーユ・ド・ベルニエ。彼女の家こそがソンヌ男爵家である。


「あれは……お兄ちゃん!」


 騎士の姿を見たミレーユは、素っ頓狂な声を上げた。驚きのあまりか伯爵の前だと言うのに子供のような口調になっている。

 シノブには兜のバイザーで顔も隠れた騎士のどこで兄と判別したかわからない。だが、弓術の名手であるミレーユは目も良い。そのため、彼女の判断に間違いはないのだろう、とシノブは思った。


「なるほど、エルヴェ殿ですか。脇街道を飛ばしてきたのでしょうね」


 ソンヌはベルレアン伯爵領からラコスト伯爵領へ行く街道に存在する。だがシメオンの言うとおり、主要な街道以外にも脇街道が存在する。ソンヌからルオールへと続く脇街道も、その一つであった。


「エルヴェと会うのは1年ぶりかな」


 伯爵は、再び懐かしそうな顔をした。

 王都でミレーユが言っていたように、彼女の兄エルヴェは、侍従見習いとして成人するまで伯爵家で奉公していた。見習いといっても男爵家の嫡男である。当然彼は伯爵の側に付けられていたのだ。

 ベルレアン伯爵領に隣接する領地を持つ彼らは、年に1度か2度ほどセリュジエールに来ることもあるようだ。それ(ゆえ)伯爵家から自領に戻った後も、伯爵との親交は続いているらしい。


「お久しゅうございます!」


「お久しぶりでございます! 此度の戦、お供させていただきたく!」


 そうこうしているうちに、騎士達は馬車まで辿(たど)り着いた。彼らは伯爵の馬車に併走しながら、兜のバイザーを上げて親しげに手を振る。

 どうやらアリエルの言うとおり、二人とも参戦するつもりなのだろう。


「エミール、エルヴェ! よく来てくれた!」


 ベルレアン伯爵も、移動する馬車の中から嬉しそうに笑いかける。

 馬車を警護する伯爵家の騎士達も、旧知の仲であるエミールやエルヴェに騎乗のまま挨拶をしている。二人は、数年あるいは十年以上も側仕えをしていたため、顔見知りの者が多いようだ。


 シノブは、初めて出会う小領主である男爵家の二人に興味を(いだ)いた。

 小領を守る彼らは、市井に近い位置にいるのではなかろうか。初めて出会った貴族がこの国有数の大領主であったため、シノブはこの国の姿を限定的にしか見ていないと感じていた。だが、彼らと接することで新たな一面を見ることができる。そう思ったのだ。

 王領でも伯爵領でもない町。そこには一体何が待っているのだろう。シノブの胸にはヴォーリ連合国に旅立ったときのような、知的好奇心とでもいうべき感情が湧き上がっていた。


 お読みいただき、ありがとうございます。

 次回は、2014年12月12日17時の更新となります。


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