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侵略?

 ミチアキは4時になる前には帰宅していた。


 かなりのんびりと歩いたからかな。こんなに時間かかるとは。

 

 本来ならそう離れてはいないので20分もあれば公園から家に帰ることが出来る。


「はぁー、疲れた」

大きなため息と同時にリビングのテレビ前に配置してあるソファに倒れ込んだ。


 この家の場所って面倒臭いな。


 家は山を開拓して人の住めるようにしてあるため出掛けるのは下り坂になるので楽なのだが、帰りは上り坂になり自転車と歩きはきつい、という仕様になっていた。


 これはいじめか?試練か?マジキツイんだけど。今は慣れて面倒臭いって感じだけど。


 何となくテレビを見た。電源がはいっていないかった。


 あー、点けてなかったっけ。


 ソファの端にリモコンがあったのでさっさとテレビをつけた。すると、そこには昼間に家電量販店で見た映像と同じものが流れていた。

その後、番組のカメラマンが中継として現在の映像を流した。

そこに映ったものは、遠くからだが都市の至る所から炎が大きく吹き上がり、ビルさえもが焼け焦げ、崩れている。悲惨な状況を確認できた。

カメラマンはこのような状況のため立ち入り禁止されており、これ以上近づくことが出来ない事を告げた。


 なんだこれ、え?マジなの?映画とかそんなんじゃないの?


 ミチアキは興奮してソファから立ち上がり、テレビの前をウロウロした。


 うわーマジかよ。エイリアン?エイリアンの侵略か?

いや、待て待て。え、やばいんじゃない?あれって何?やった奴分かってないの?


 画面に注目したが、火事のせいであの都市は機能しなくなった、と言うことをダラダラと長ったらしく説明しただけだった。


 まー、そうか。起きたばっかだもんな。夜には奴の目撃情報とかはいるかな。はいってきてて欲しいな。


 こんな事が起きているにも関わらず少し喜んでいる自分がいた。



最初なので3話目まで1日に投稿しました。


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