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ワイルドブレイク  作者: 通りすがりのバッタ男
種族集結編
5/28

決闘!!冥界争奪戦

煌城 メイ

16歳で趣味はオカルト。

ボサボサの髪に黒縁メガネと怪しい女性。

占いが得意。

愛機はファントムペローネ

もうすぐでワープゲートを抜ける。

デモリアンの世界はかなり危ないと聞いているが一体どうなっているのだろう。

遂に出た。

「うぅ・・・寒い。」

紫色の空、赤い月、まさに冥界と言う感じであった。

町の中だと言うのに人も少なく市場や大通りらしい場所も見当たらなかった。

「お待ちしてましたよ。」

「リーブか。」

用事があるとかなんとかでいなかったリーブが来ていた。

この雰囲気は何か本能的にビリビリと来ていた。

すると町の方から誰かが歩いてきた。

「アーウィン。」

「ハイン、おひさ。」

「なんでここに来たんだ?」

するとアーウィンはゆっくりとハインを指差した。

「君と同じだと思うよ。」

そう、アーウィンも同じ目的のために来たのだ。

決着弾の謎を知るために。

「しかしなにもない。」

ふっと横を見ると占いの店が。

再び5分ほどあるいているとふっと横を占いの店が横切る。

「アーウィン、占いの・・・・。」

「なにも言うな。」

「あれ?リーブは。」

キョロキョロ探して回ると占いの店にリーブがいた。

気味が悪いから無視していたのにあいつはなにをしているんだか。

店に近づくとそこの店主はローブをかぶっていたが見た目は人間であった。

「いらっしゃい。あら、いい男ね。」

「・・・・・・。」

「・・・・・・。」

黙り込んで固まってしまった。

「ちょっとすいません。」

店から5mほど離れる二人。

「お前が話しかけろ。」

「いやいや君が話しかけた方がいいって。」

「なんで俺が、お前女の子好きだろ。」

「あいにく僕は不思議ちゃんが苦手でね。」

「何好き嫌いしてんだよ。好き嫌いすると背が伸びないぞ。」

「これ以上身長伸ばす予定はないんでね。」

「いやいや、世の中ありすぎて困ることないぞ。」

なんだかんだ言い合っていると二人は背中を叩かれる。

振り向くと占い師が後ろに立っていた。

その手には請求書が・・・・・。

「えっ、5万円。占ってないけど。」

「お連れの方が全部のコースためしたんで。」

すると店の前で満面の笑みで手を振るリーブがいた。

「あとで殺す。すまないお金を貸してくれ。」

「仕方が無い。」

二人合わせて4000円。



足りない・・・・・・・。



「どうしよう。」

「じゃあ、二人とも代表でしょ。バトルでかったらお代はいらないし特別に占ってあげる。

負けたら・・・・・二人とも結婚して。」

背筋が凍った。

何を言ってるんだこの娘は、

正気なのか?

「ちょい待ってハニー、重婚は犯罪だぜ。」

うんうんと全力で頷くハイン。

「ここじゃあありなの。」

すると占い師はハインに指を指した。

「あなたと勝負、ポッケから他の女の匂いがする。」

なんだかんだで勝負が始まった。

ルールはワンポイント。

「Go、ブレイク!!

これで決めさせていただくよ。

お得意の並列殺法でたたみかけようとするハイン。

当たったとおもいきや、霧になって消える。

「残像!?嘘だろ。」

「ガンバレー、ハイーン、僕のハネムーンは君にかかってる。」

応援席で必死に応援するアーウィン。

しかし形成は以前不利なままだ。

残像のように消え隠れする機体。

「なんで当たらねえんだよお。」

「次、こっちの番。」

すると占い師が攻撃をしてくる。

簡単な直球の弾だった。

横にそれてよける。

しかし弾が弾道を変えて右足にヒットする。

「ぐうううっっっ、何だ?」

絶えずに飛んでくる弾をよけて行く、しかしまるで機体を狙うかのように弾道が変わって狙ってくる。

「なにやってんだハイン!!」

「まるでお化けと戦ってるみたいなんだよ。

幻みたいで・・・・幻、霧!?」

何かが引っかかった。

幻、霧、厳格だとしたら・・・・・。

「そうか、いくぞっ!!」

ポケットからゴールデンアローをだす。

「ゴールデンアロー、闇を照らし幻惑を消せ。」

光の一線がバトルフィールドの霧を払う。

すると今まで見えていた位置と対象の位置に占い師の機体があった。

「見えた、こちらが真のフィールドマジックを見せてやる。」

ハインは弾丸の塊を発射する。

「よければオッケー・・・・・。」

その時その弾の塊が破裂してフィールド上に散った。

「きゃあああああ、負けちゃった。」

「何が起こったのですか?アーウィン様。」

「簡単さ、彼お得意の高速連射の一段を一発当てて撒き散らしただけ。」

「乱れ桜。」

戻ってくると占い師が早速アーウィンを占っていた。

「これから僕は振られるってさ、信じられない。」

「じゃあ俺も。」

すると占い師のもつ水晶玉が真っ黒になった。

「あなたの記憶はバグラーで蘇るでしょう。しかし、それがあなたの運命を大きく変えて最悪の自体になることでしょう。」

「なんだ・・・・・・。」

「さて行きましょう。」

占い師が前方を歩き出した。

「決着弾の祠にあんないします。」

3人は占い師についていく。

どんどん暗くなって行く。

「なぁ、」

「煌城メイ。」

「メイ、祠ってまだか?」

「ついた。」

その瞬間暗い場所に一斉にろうそくの火が付く。

ここが決着弾の眠る場所。

その奥の祭壇の箱の中に決着弾の一つがあった。

「これは、爪か?」

「デッドリークロウ・・・。」

「僕が使わせてもらうよ。」

アーウィンが決着弾をとる。

その時、一人の男がやって来た。

「決着弾・・・・、素敵な響きですね。」

「誰だ。」

そこにやって来た男の髪は蒼く、真っ赤な瞳、そして青白い死体のような肌。

「僕はシラー、君と同じ決着弾を追うもの。」

するとバトルフィールドが展開される。

「ハインまだ能力がわからない以上頼む。」

「オッケー。」


バトルが始まった。

「シーサーペント、行きますよ。」

シーサーペントはサイドトルネードシステムだった。

不規則な回転弾がハインを襲う。

「くっ、いくぞっ!

パラディーンフォース!!」

光の剣がシーサーペントのアタックポイントを狙う。

「遅いですね。」

すると直前でよける。

「うっ・・・・必殺を。」

「行きますよ。必殺、アイスアロー。」

鋭い、氷柱のように無数の弾が襲ってくる。

なんとかよけるハイン。

しかし各部位にダメージが積もって行く。

「ぐううううう、やるしかない。

できたてほやほやの新必殺。」

弾をリロードするハイン。

ハインは縁を描くように弾を撃った。

六発の弾の中心から黄金の閃光が・・・・ゴールデンアローが迫る。

黄金の矢の周りに光の柱が均一に回転しながら責める。

そして、勝利した。

「ふっ、今日は負けました。行きますか。」

シラーは消えた。

三人が走ってきた。

「ハイン凄いよ。」

「さすがです。」

「あれが特訓していた必殺ですね。」

新必殺技・・・・・セイントホライゾン。


「メイありがとう、どうする。」

「私は残る。」

「僕もしばらくは一緒に行こうかな。」


メイと別れハイン達はドラゴヌアスの世界に向かった。




一方その頃、

骸骨型の戦士が青白い青年に膝間づく。

「シラー様に、ジャミ様に忠誠を。」

シラーの横にラディーゴ。

「さあ、計画の始まりです。ふふふふふ。」


つづく


ファントムペローネ

デッドマントをおろすことによりスタンドとなりそれを上げると片手打ちが可能。

必殺はデモンソウル、ゴーストドライブ

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