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樹上のフォレスティア  作者: 菊日和静
第1章 そこは樹上世界フォレスティア
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世界の創世

 かつて、地上の世界は滅びようとしていました。

 けれど、世界が滅びかけようとしたその時、世界は神様によって助けられたのです。


 神様は地上が滅びようとした日に、一つの樹を天まで伸ばしました。

 天まで伸びた樹に神様は、土を、海を、生命の全てを造りました。

 そう——樹の上に新たな世界ができたのです。


 滅んだ地上に絶望していた人たちは、新たな世界に希望を見いだしました。

 また、神様の優しさにより、地上に生きる者たちは樹に登ることを許されました。

 その大樹に、地上の生きていた者たちは一同登り続けました。

 辛く長く険しいたびの中、登っている途中で落ちていく者もいました。


 悲しくも、地上に生きる者たち全ては救えなかったのです。

 その悲しみを糧に、登った者たちは困難にあいながら登りきることができました。

 登った者たちは樹上に広がるまだ真っ白なその世界に名前をつけました。


 <樹上世界フォレスティア>——と。

 フォレスティアで生きることを許された人々は、力を合わせてフォレスティアを大きくしました。

 一本だった樹は、二本、三本、四本と増えていき。

 その度に、土、海、草もまた増やしていきました。

 家に、城に、畑もでき人が住めるようにもなりました。

 人々は日々の糧と、世界を想像してくれた神様に感謝の祈りを捧げました。


 神様はそんな私たちのことをずっと見守ってくれています。

 温かく、優しく、時には厳しく。

 一本の大樹のように寄り添いながら、私たちは共に生きているのです。

 それがこそ私たちが生きる世界――フォレスティアなのです。

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