表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/6

スキルが、ない!ない!! (致命的)

まじで大変なこった。。

たった今、神の「せいぜい、頑張りたまえ」って声が聞こえたけど、どうすんだこれ。

だが、そんなことでクヨクヨしてはいけない。


 私の身に一体何が起こったのかわからない読者諸君に解説しよう。私は、なんと!異世界転生系物語、つまりハイファンタジー系で根幹を為す概念「スキル」がなしのまま異世界に送られたのだ!


 なんてこった。。僕、現実世界でも何もなしてないのに、今どこにいるのかすらすらわからないここだと、もう何もできないとんでもない無能に成り果てるのでは。。


 まず、夢ゥという方がいらっしゃる都市の近くにある村に行かなければならない。

 元手を確認しよう。レジ袋およびレジ袋の中身を除いて。。








ゼロだ。当たり前だ。


おい、神ぃ、、ふざけるなよぉ。。


くそっ。。取引を始めるのは基本的な労働の後からになってしまう。取引を始めるためには円単位で最低でも50万円分は必要だ。最低単位で取引するために必要なのだ。


とにかく、その近くの村を探さなければ。。



 いや、その前に、飯だ。餅以外の食料は抜き取られていないからな。都合のいいことに、今日は何と中華鍋と包丁を買っている。

 であるから、まず、包丁で近くの木を切って。。



 。。とはならない。この包丁と中華鍋および中華お玉は料理をしたことがなかったから、ちょうど今日初めて買った、できるだけ安くて、できるだけ品質が高そうなやつだ。そこらへんにネットで転がっている動画で方法をマスターしようとしていたから、僕は使用ができない。

 料理経験がゼロの僕はスーパーで買った勝利の材料があっても山奥で生活することがままならない。

 早く、日が暮れる前に山を降りよう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ