始まりの時
始まりの時・・・・・
私は一人だった。
そうして孤独を持て余していた
世界でただ私だけが
この嘱目の風景を見ていた
私は見た
路上で崩れ落ち
倒れている神の亡骸を
私は見た
太陽が一度に千個の光と共に輝くのを
私は見た
世界が終わるのを
私は見た
地上が、大地が
この世界に時を刻むのを
私は見た
この星のすべてを
私は見た
宇宙のかけらを
私は見た
この大地の終わる時を
そうして私は美しい物を見た
この宇宙の始まりの時を
そうして私は幸福だった
けれどあまりにも長い間、私はひとりぼっちだった
髑髏が笑っている
私を見て笑っている
いずれは私も朽ち果てて
この地上から去っていくだろう
幸福の鳥は夜明けに来る
だからひたすら待って居よう
この世界の始まりの時を・・・・・