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神の娘  作者: アイ氏


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92話

父様は、渡された書状を手にします。


書状は、青い紙に包まれていて正面には、金色の印章がついてます。


「これは、竜宮の印もあるし竜宮の公式な書状だね」


(金の印は竜宮の印なんだ)


そう言うと、青い包みを開けて 書状を出して広げます。


おや…、書いてある内容は短く、わたくしにも読めそうですよー。


「しゅ、みん、さま、は、ぜんかい、より、たいかい、さんかしかくを、はくだつとなって、いますので、たいかい、への、さんかとう、ろく、はできません。もう、しわけ、ありません」


『春眠様は、前回より大会参加資格を剥奪となっていますので、大会への参加登録はでしません。もうし訳ありません』


最近、父様やユジンに教えてもらって読み書きの勉強を初めた。

どうですか?全部読めましたよ。


「父様、すらすらは読めなかったけど全部読めたよー!

すごい?」


お勉強の成果ですね。


「うん。良く全部読めたね。セリ、えらい、えらい」


そう言って父様は頭を撫でてくれます。


「えへへ♡」


だけど、そんなわたくし達の様子に春眠様は呆れながら言います。


「わりー。親バカと国語の勉強は、ウチに帰ってからやってくれ…。今は俺様の一大事なんでぃー!!」


「親バカで悪かったね。セリの些細な成長も、僕にとってはとても嬉しい事なんだよ。大体この書状の一体、何が一大事なの?」


父様がそう問いかけると、春眠様は語気を強めて父様に言い放ちます。


「今から竜宮の時間軸にして5年前!!俺様にした事を忘れたとは言わせねーぞ!!」


(あー!これは絶対、父様忘れてそうですね)


「ごめん。忘れた」


やっぱりね。父様こういうのは、絶対に忘れたって言うんですよね。

本当に忘れているかは、わからないけど…。


「忘れただと!!じゃあ、思い出させてやる5年前の事を!!」


竜宮と今わたくし達がいる地上とは、時の流れが違っているので、5年と言っても地上ならもっと前になるんですよね?


まあ、どっちの時間軸でもわたくしは、生まれて無いんで何があったのか気になりますね。


そして、今から竜宮の時間軸で5年前の話になったのです。



◇◇◇◇


ー 竜宮の時間軸で5年前の王宮。


その年の地上は、春の季節に変わる時期だか、今だに春の気配は感じず寒い冬が、毎日続いていた。


(今年はどうも様子が、おかしい…四季の神に何かあったのか?)


そんな事を心配しながら庭で散歩をしていたら、

突然、空から白い鳥の翼を持つ天馬に乗った神が現れた。


その神の背中には、春眠の神器の獅子が共に乗ってセトの元へやって来た。


見た目は15~16歳位の少年で、白銀の長い髪を頭の高い位置で結い、白銀の鎧の様な武装を一部に身に付け、装飾を控え、腰には刀を差している、武将の様な格好をしていた。


セトは、その少年が誰なの分かり、その少年が降り立った庭に急いで向かう。


少年は天馬から降りセトの姿を見つけると挨拶をする。


「大海の神、セト殿には前触(まえぶ)れの神使(しんし)も立てず、突然、訪ねた無礼お許し願いたい。そして地上に、正常な季節をもたらす為、お力をお借りしたい」


そう言って、来たのは冬の神(ふゆ かみ)冬厳(とうげん)、春の神、春眠の弟神だった。




メリークリスマス。皆様クリスマスをお楽しみの中、小説家を、読みに来てくださりありがとうございます。


明日の更新でが、今年最後の更新になります。よろしくお願いいたします。

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