↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神の娘  作者: アイ氏


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

52/284

51話

竜宮に来てから1週間が過ぎましたよ。


すっかり竜宮の暮らしにも慣れて、朝、のんびりと父様と朝食を食べていたら、父様から衝撃の一言です。


「セリ。明日には、地上に帰るよ」


「えっ??!!」


(……イマ、アシタ、カエルッテ、イイマシタカ??)


「ええー??、竜宮に来て1週間ですよ?夏の終わりまで、まだあるんじゃない?!」


「あれ?言わなかったけ?竜宮と地上で、時の流れが違うんだよ。だから地上では1ヶ月以上が立ってるんるんだ」


ええー!初耳ですよー!


「うそー!じゃ地上では、もう夏は終わってるの?!」


「うん。そうだね」


はぁー、そう言う大事なことは、最初に説明してもらえるとありがたいんですけどね~。


まぁ父様だから仕方ありません。


こうして、わたくしは急いで荷物をまとめる事になったのです。


まぁ、シノエが手伝っくれるから、きっと大丈夫!


「まずは、お土産の整理からです」


お土産を広げれば、竜宮での楽し時間が甦ります。


これはファイから貰った沢山の可愛い髪飾り達。


シノエの兄さんが育てた、可愛いお花の苗も分けてもらいましたよ。


わたくしのお庭の花壇に植えるのが楽しみですね~。


それから商店街で注文してた蓮の花の種、こちらも来年の夏が楽しみです。



あとは港のお店で、父様に、おねだりして買ってもらった『リュウグウウミガラス』のぬいぐるみです。


急遽ジェノにお願いして竜宮の料理人さんに作って貰った、美味しいお菓子の数々も。


お菓子は日持ちするお菓子をお願いしたので、しばらくは、おやつの時間が楽しみですね♡


「主~。あたいの、これも忘れにゃいで!!」


「ん?けんちゃんも何かあるの?」


「これにゃ!!」


けんちゃんが大事に咥えてきたのは、袋に詰められた、沢山のマタタビの木。


「けんちゃん、獅子さんから、こんなにマタタビを貰ってだんですか?!」


(また、酔って大暴れをお越しそうですねー。とは言え『それはダメとか!』言えません…)


「う~ん。お菓子と一緒にしまっておくね」


「ありがとうにゃー♡」


後でけんちゃんには暴れない様に言わないといけませんね。


王宮から持ってきた着物は、結局、着ませんでしたがこれもそのままお持ち帰りです。


(竜宮で用意されていた着物は、どれも可愛いくて、滞在の時に着た着物だけでも貰え無いか、父様にお願いしてみようかな…)



わたくしは、思いでに浸っている間に、シノエがドンドン荷物を纏めてくれます。


お昼頃には、見事に荷物が纏まりましたよー。


荷物はを見れば結構な量。


(まぁ父様なら、なんとか持てる量ですかね~。わたくしは、お子ちゃまだから無理だし~)


「お嬢様。荷物もまとまりましたし、そろそろ昼食に致しましょう」


「うん」


こうして再び父様とお昼ごはんです。


「荷物は、纏め終わったかい?」


父様が、確認して来ます。


「うん!終わったよ。シノエが、上手にまとめてくれたのー」


「そっか。ジェノ、セリの荷物を送る手配をしてくれ」


荷物を送る手配??


「あれ?荷物はお送れるの?」


「うん。今でも竜宮は、地上の人間とも取り引きしているし、王宮に出入りしてる商人の中に、その取り引き相手がいるからね」


そう言う事は事前に教えて欲しかったですね。


あっ!でもそれなら着物の事を聞いてみましょう!


「じゃあ。あのね、竜宮で用意してくれた着物、わたくしが袖を通したのだけでも、欲しいんだけど…。良いかな?」


「着物?あれはセリの為に用意させた物だから、初めからセリだよ。気に入った物が、あれば持ち帰って着るといいよ。他にも小物やお飾りとかも」


「ふぁ~。本当にやったぁ~!」


「父様ありがとう。ジェノもう少し荷物送るの待ってー」


こうして、最後の1日は、荷物作りに初まり荷物作りで終わる、1日になってしまいましたよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。