37話
倒れたうさぎさん達の側に駆け寄ります。
「大丈夫。しっかりしてー」
「どうなさいました?!お嬢様?」
シノエとキヌさんが、慌て駆け寄って来てくれました。
「うさぎさん達、薬草を食べたら倒れちゃったの!どうしょうー?!お医者さん呼んできてー!」
2人は事情を聞くと、先程と違い慌てる様子もなく、落ち着いてします。
「…薬草を食べたのですか?」
「うん」
「でしたら、眠っているだけかと…」
「えっ?…眠ってるだけ?突然、倒れたんだけど…」
「はい。お嬢様が、今お持ちの薬草は、万病に効く薬草でして、副作用として、すぐに眠くなり半日位、深く眠ってしまうんです」
「ほんと?じゃあ、本当に眠っているだけ?」
「はい。多分大丈夫ですよ。心配は要りませんよ」
「ほー、よかったですよ」
「あっ、でもうさぎさん達、どうしょう。
このまま、ここで眠っててもら訳には……」
「とりあえず、神器様達は、各々の主の元にお返ししましょう。私が、神器様達を運びますので、お嬢様はキヌさんと、こちらで楽しんで下さいな」
「シノエ、ありがとう」
そう言ってシノエは、ウサギさんを抱えていきます。
「では、お嬢様。収穫の続きをいたしましょうか?」
あー、しまった、わたくしもうさぎさん達に、付き添えばよかったですね。
「うん…そうね」
恐怖の時間、再びですね~(泣)
◇◇◇◇
でも慣れてとは恐ろしい物で、段々と収穫作業が、面白くなってきましたよ。
この薬草の動きと叫び声が、不気味かわいいく、思えてくるから、なんか楽しい~
「ふー。沢山、収穫したね~」
薬草から、ちょうちん草まで、色々収穫しましたよ。
そうして時が立つとシノエが帰って来てくれましたよ。
「お嬢様、キヌさん、屋敷に戻ったついでに、お茶を持ってきましたよ。ひと休みしませんか?」
おおお、さすがシノエ、ちょうど、喉渇いていたし、小腹もすいてたんですよ。
「うん。ありがとう。シノエ」
ふー。労働の後の、甘~いお菓子は最高ですね~。
「お嬢様が、収穫されたちょうちん草を使って、今晩の夕食は、ちょうちん草を使った料理を用意したますので、楽しみになさって下さいね」
「う、うん」
……本当に、ちょうちん草って美味しんですかね?!
父様は、何であんな、お化け植物を沢山、造ったんですかね…?!
後で父様に聞いてみよ。
ふぁわ~。お腹いっぱいになったら、なんか眠くなってきましたよ~
むにゃ、むにゃー。
◇◇◇◇
「ふぁゎ~」
「あっ、お目覚めになりましたか?」
いつの間にか眠ってしまって、部屋に運んでもらったてたみたいです。
「もうすぐお夕食ですが、その前に、お風呂はいかがですが?」
「うん。入る!あ、お部屋のお風呂じゃなくて、1階の大きなお風呂がいい」
「かしこまりました」
この屋敷には、お部屋のに付いてるお風呂の他にも、大きなお風呂場や露天風呂まであるんだから贅沢ですね~。
ふぅ、昼間、恐怖の冷や汗と労働の汗をかきましたから、お風呂に入ってさっぱり気持ちいい~。
お風呂から上がって、部屋に戻る途中の廊下で、父様発見。
「あっ、父様、おかえりなさい」
屋敷に戻って来たので、お仕事終わったんですね。
「おや、セリ?こんな所で、何してたんだい?」
「わたくしは、先にお風呂に入ってたの。今日はね、一杯汗かいちゃったから」
「そうか、沢山、遊んでたんだね」
そう言って抱っこしてくれましたよ。
「うん、うん。天界の植物を見てから、父様の造った植物をキヌさんと一緒に沢山、収穫してお茶とお菓子食べて一休みしてたら、いつの間にか寝ちゃったんだ!」
「……僕の造った植物……」
あらら、父様なんか驚いてますよ~。
「うん。父様は、なんであんな、お化け植物ばかり造ったの?ああいうのが趣味なの?」
さっそく昼間の疑問を聞いてみましょう!




