表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神の娘  作者: アイ氏
239/269

238話

晩餐会が終わって、今夜は、母様と、わたくしの為に用意された部屋に泊まる事になりましたよ。


本当は母様が住んでいる、天国の家に行きたかったんですが…。


(どんな所に住んで居るのか気になりますよね?)


そんな事を考えながら眠っていたら、夜中に何やら外が騒がしくて目を覚ましてましたよ。



母様は疲れて居るのか、わたくしの横で騒ぎに気付く事も無く、ぐっすり眠っています。


わたくしは母様を起こさない様にそっと廊下に出で外の様子を見ようと部屋と戸を開けたら、目の前にはユジンが立っていたからびっくりです。


「ふぁ!ユジン!!どうしてここに?!」


「あ?!姫様。この騒ぎで目を覚ましてしまわれましたか?申し訳ありません…。ただいま、人をやり何があったか確認しております。私が部屋の前に立って見張って居ますので大丈夫です。安心してお休み下さい」


いや〜。騒ぎも勿論気になりますが、違うんですよね…。


わたくしは何故ユジンがここに立って居るのかも取っても気になるんでよ。


もしかして寝ないで、ずっと、ここで見張番をして居たんですかね?


ユジンなら普通にやりかねません。


「あのね。ユジン。何が合ったか知らないけど、わたくしなら大丈夫だよ。夜も遅いしユジンも、もう休んで」


そう言って説得しても、ユジンは引きません。


「私なら大丈夫ですよ。私は姫様の護衛として冥界に来たのです。何が有っても姫様をお守りします。ですから安心してお休み下さい」


ニコニコと笑顔で答えます。


(やっぱりユジンは徹夜で、ずっとここに立っているつもりですかね)


「あのね!ユ…」


わたくしが、ユジンに話そとしたら、鬼さんが、ユジンに声を掛けて来たので、わたくしは話せませんでしたよ。


「ユジン様。失礼します。この騒ぎですが、確認した所、八寒地獄の者が、冥府に侵入して何やらウチの従業員を拐っらしいのです…」


「八寒地獄の者が?それは確かな情報なのか?表向きは、八寒地獄は冥府の傘下だか、もし間違いだったら、ただ間違いでした。では済まされないぞ」


「え?誘拐?!」


その話にわたくしもびっくりですよ!


だけど、ユジンは冷静に対応してます。


「八寒地獄と何かあったのか?」


(こういう時のユジンってカッコいいですよね。いつもはなんか押しが弱いのに)


ユジンの問に鬼さんも状況を説明してますね。


「いえ。そんな話は何も聞いてません。それと今エンラ様が対応を協議中です」



どうやらエンラ様が対応するみたいですね。


エンラ様も、わたくしの案内役に本来のお仕事と色々と大変ですね。


ユジンが事情を聞きに行くのかと思ってたら、あっさりと鬼さんを返してしまいます。


「…わかった。何か進展が有ったら報告してくれ」


「はい」


(こういうの凄く気になりますよね?それに解決しないと、ユジンは、毎晩部屋の前に立って居そうです)


だから、わたくしは、エンラ様に協力出来ないかと考え、エンラ様の所に行く事を思い付きます。


「ねぇ〜。ユジン何があったかエンラ様に聞きに行こうよ!」


そう言うと、ユジンは慌てます。


「ひ、姫様?!何を言っているんですか?!ダメです。いけません!姫様はお休み下さい」




はぁー!さっきまでのカッコいいユジンの姿は最早、何処にもありません。


(わたくしが強引にエンラ様の所行けば、ユジンも着いて来ますよね。ごめんね。ユジン)


そう思って、わたくしはユジンの隙をみて抜け出して廊下を走ります。


先程の鬼さんを追いかけるて、エンラ様の居場所を尋ねます。


「エンラ様の居る所は、こっち??」


「え?!あ!はい。この先の部屋です」


素直に教えてくれたから助かりましたよ。


「ひ、姫様!部屋におもどり下さい」


ユジンが、わたくしを追い掛けて来て止めますが、わたくしはどんどん進みます。


何が起こったか気になりますね。




先週は体調不良の為に更新が出来ずに申し訳ありませんでした。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ