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神の娘  作者: アイ氏


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15話

今日は父様とお食事です。


最近の父様は忙しいのか、こうして一緒に食べるのは久しぶりですね。


「姫様。今日あった事をお父様にお話してはいかがですか?」


えー、カヤメ面倒くさいですよー。


父様だって興味ないと思うし…。


ん?あっ、なんか、とても聞きたそうですね~。


それならお話しましょうかね。


「今日はね~。ユキちゃんが逃げちゃって探してたら、わたくしまで迷子になっちゃって大変だったんだよ」


今日の、わたくしの1日と言えば殆ど迷子事件ですよね!


「それは大変だったね」


「うん。それでね。ガクサンの宮殿に迷よって入っちゃたんだけど、ガクサンが家に居てね。お菓子をご馳走してくれたのー。いつも忙しいのに今日はお休みだったのかな?」


「ああ、彼は春になると、ちょっと物思いにふけてしまうから、お陰で仕事が溜まって大変だよ」


そうでしたか、それで父様は最近、忙しいんですね……ご苦労様です。


◇◇


夜、お子ちゃまのわたくしは眠る時間です。


今夜は、父様の仕事が、早く終わったので一緒に寝ます。


父様と一緒に寝るのも久しぶりなので、ちょっと父様に甘えてみしょうかね~♡


カヤメなら子守歌を歌ってくれるので、ここは父様にも子守歌のおねだりです♡


「父様、子守唄歌って♡」


父様は、暫く考えてから返事をします。


「……………子守歌って、どんな歌??」


(あら、そこからですか?!)


父様だからシカタアリマセン。


「えっと…。子守り歌はもういいから物語をお話して♡」


これもカヤメなら、お休み前の定番ですね。


「…物語…?いいよ」


今度は、大丈夫見たいですね。


どんな話か楽しみですよー!



そうして父様はお話を初めましたよ。


◇◇◇


昔、昔ある所に冬の神様に使える精霊がいました。


冬の神とそのお付きの精霊は冬になると地上に降りて来て、地上に冬をもたらすのが仕事です。


「地上に降りて来てって、冬の神様や精霊さんは、普段どこに住んでるの??」


「普段は神と精霊は、天上にある異世界、『天界』と言う場所に住んでるんだよ。天界は神の世界」


「へぇ~、じゃあ父様は??天界にお家とかあるの?父様も神様でしょ?」


「僕?僕も、天界から来たし、天界に屋敷もあるけど…」


おお、父様も天界から来たんですか……。


「まあ、その事は今は置いておいて話を続けようか」


「うん」



ちょっと気になりますが今は物語が優先ですよね。



◇◇


ある日の事です。精霊は寒さに凍える、1人の人間の少女を見つけて助けました。


両親を無くし、身寄りもない少女を気の毒に思い、精霊は近くの村に少女の面倒をみて欲しいとお願いしました。


村人達は心良く少女の面倒を見てくれました。



精霊は冬になると地上に降りて来て、少女の様子を見たり、少女を受け入れてくれた村人達にお礼として様々な知識を教えたりしていました。


そうして時は過ぎ少女は大人になり、精霊と恋に落ち結ばれました。


「うきゃ~♡めでたし、めでたしですね♡」


「いや、まだ続きがあるよ」


あららお話は終わりではないのですか?


まだ続きがあるんですね~。


この後の展開が気になりますね~。






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