王立魔法院
新たなる学院創立です
準備に半年の期間を要したが今日王立魔法院の栄えある入学式
対象年齢は基本16歳から20歳まで
しかし大学と同じで学問を志す者ならば
年齢は問わず入学可能とした
その学年の課題さえクリア出来ればその後の期間は
基本自由時間、留年は最大4年間
勿論厳しい入学試験がある。
王立院からストレート進学の者は
入学テストの前にひとつ以上の魔法習得が条件。
入学テスト一月前から練習を許し適性を調べられた
その結果思った通り今まで魔法使用を
禁じられてた領主候補と上級貴族(A組)
中級下級のB組のほとんどが1つ以上の魔法を
会得して入学が許された。
その結果を受け今後は王立院に魔法科を作り
早い段階から魔法に接することとし
王立魔法院はより高度な魔法の習得と練習の場となった。
一般の平民入学希望者は魔法院入学の
前一ヶ月を費やし適正検査を行い
才脳を認めた者に限り入学を許す特別措置を敷いた
学力が大きく遅れてるので王立院出身者とは
別のクラス分け(Cクラス)とするが実力が上がり
成績が認められればB組さらに優秀なら
A組編入への道も認めた。要は才脳次第
つまり平民でも実力次第で将来の
領主候補生にもなれる制度だ
これには多くの既得権者が反対したが
「王命」
とこれを制した
後にアスタージナスは平民のハンデが
大きすぎると痛感し8~10歳までの準備学校
10~16歳までの公立学校を作るのだが
膨大な費用及び教師人材等課題が多すぎて
制度確立まで時間を要してしまった
当然ですがヨハンとエメルもそのまま
進学することになりました。
この国は16歳で成人扱いですが魔法に
ついて興味がある2人は
進学を強く望んだのです。
勿論ですがヨハンとエメルには私が王と
なった直後からこっそりと魔法を練習
させておきました。
折角練習場で寝泊まりしてるのですから
練習しないのは勿体ない事ですもの。
2人だけではありません
当然拠点で生活してる全ての者が普段からの
魔法練習を許可したのでほとんどの人間、召喚人間が
最低限の魔法を使える様になっていました。
領主となったジルベッタ、フィフリンテーノ、
スフィルニアはすでに領地に戻り生活してましたが
今回の王立魔法院設立により受験のため一月前から
戻ってまいりました
おかげでまたジルベッタとヨハンの「ワシツ」争奪戦が
勃発したのですが・・・
こうして4年ぶりに一蓮托生軍が勢揃いしたのです。
すでに立派な校舎と寮が完成してます
ちなみに入学を認められた者の学費
衣食住はすべて王国負担です
過酷な即死魔法を受け入れ国の為にと
志願してきた者。それなりの待遇は当然でしょう
驚いたのはC組(平民クラス)の
合格者が100人もいたことです
これだけの人間が野に埋もれていたのかと思うと
国家の損失がどれほどだった事でしょう。
栄えある王立魔法院入学のお祝いとして一律金貨20枚を
支給しました。
これで貧民出身の平民達も家に仕送り出来る事でしょう
ちなみにですが私が王国設立以来初めての
国勢調査を行った所以下が判明した
総人口は約1300万、領地は30
面積比 領地7:3直轄地
国土はほぼ九州と同じ位の面積と判明しました。
総人口の内貴族階級(支配階級)約30万
ここ10年で総人口が2割も減少してしまっていた
魔物による犠牲と長引いた内乱が
人口流出の主な原因となった様です
懸念された軍事力ですがダクーミの生み出した
魔物達により疲弊しきっていて今の軍隊は
国中かき集めても騎士3千、兵士2万しか残ってません
あまりにも少なすぎます。これは緊急の懸案事項でしょう。
貴族→騎士、平民→兵士
という制度も深刻な騎士不足に繋がってるようです。
最低今の10倍の兵力がないと国体維持は難しいでしょう。
王立魔法院に入学出来れば大枚金貨20枚を得られる!
この報は国中を駆け巡り全国民が色めき立ったのです。
翌年から志願者が殺到しました。
働き手を失うといやいやしていた貧民の親達が
目の色を変えて教育熱心になったそうです。
一律奨学金支給にに一番驚いたのは護衛兵として雇われた
私専属の召喚人間達でした・・・
前王から無期限契約でクリスティーナ護衛を
命じられた召喚人間達でしたが
「まさか自分達にも慈悲をいただけるとは」
と涙して喜こんだのでした。
ちなみに対ダクーミ戦で戦死した8人以外
22人全員が王立魔法院(C組)に合格を果たしています。
私は召喚人間達を差別しないし二度と悲劇の犠牲にしません。
王立魔法院と名乗る以上主目的は魔法研究ですが
魔法には個性があり個人差があります
生産系が得意な者、攻撃防御が得意な者。
誰も真似出来ない特殊な魔法を持つ者正に千差万別。
ということで2年間は同じ課程を勉強訓練し
後の⒉年は自分の個性にあった専門コースに
別れて勉強することにしました。複数の単位取得も可能です
栄えある王立魔法院の第1期生合格者
A組23、B組112、C組100
各コースについては
研究者コースを選択すれば王宮研究員として王宮入り
騎士、兵士コース者は卒業後士官として
各人直轄地、領地に任命されます
教師コース選択は子供員王立院、王立魔法院教師
として任命されます
文官コース選択ば王宮、領地の
政務、実務、法律、等の官僚に任命されます
それ以外、新部門設立を希望する者は王に認められれば
許可される仕組みとしました
諜報活動希望者を数人許可しました(講師はタラン)
経済や商業の専門コース希望者も数名いました
国家の礎となる人材教育としてはとても心許ない人数ですが
はじめの一歩なのでやむをえないでしょう。
更に優秀者にはS組としてエリートコースを
学ぶことにになりました
S組卒業者はそのまま王宮付属員として
王直轄の部下となる選択も可能となり
皆の目の色が変わりました。
1~⒉年で選考し試験を経て3年生から適用されます
学生達はすでに成人ですからさまざまな自由が
許されています。
家督権をどうするか自分で撰べます。
つまり家を継ぐか否かの権利です。
結婚の自由も得ます
王立魔法院を出会いの場とするのも許してます
勿論在学中は生活力は有りませんが
結婚した学生は学生寮からの退去、続いて専用の家を与え
少ないながらも生活費を支給することになってます。
これで富国政策の第一歩は達成できました。
根本改革の第一歩




