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それって異世界転生とちゃうちゃう!  作者: kou2199
第二章 継承の行方
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決戦(2)

決着ちかし

「東砦に火の手があがったぞ!いまだいけー」と兵士長のアッバスは号令を掛ける

クリスティーナ軍は正面から東砦に向かう。東砦から火の手が上がるのが合図だ


総勢50人の兵士とジルベッタ、スフィルニア、エメルを要した

正面作戦の開始だ・・・


日頃の訓練の成果を遺憾なく発揮し統制の取れた軍隊行動のクリスティーナ軍は

強い。雑魚魔物は兵士達が中級魔物はジルベッタ達が効率よく倒していく

ほぼ魔物は全滅・・と思った瞬間


「ドラゴンが現れた」


国家破滅規模の大魔獣出現にみなは浮き足だった

「まっまさかドラゴン?」

「まずいこれではまた全滅だ、全軍撤退」とジルベッタは叫ぶ

が遅いドラゴンがはき出す熱光線は全てをなぎ払う

兵士数名が蒸発した・・・


絶対絶命のジルベッタ達

「結局我はまた軍隊を全滅させてしまう運命なのか」

「諦めては駄目ですジルベッタ様」とどこからか聞こえる


「クリスティーナか?」


上空から舞い降りたワイバーンから1人の幼女が飛び降りる

「お待たせしました皆さん。もう大丈夫です」

「大丈夫ですって相手はドラゴンだぞ」

「今の私は負ける気がしません」全身にオーラをまとったクリスティーナ

「其方はすでに・・・」言いかけたジルベッタ


何時もの杖は使わない両手を前に手のひらを広げカルク君も使わずに「詠唱」する


「ズビュビュビュ」高速回転の3倍の3倍の速さで魔方陣が回る


「シャアァァ」と発動すると光の固まりというか岩石大の大きな物が

ドラゴンめがけて突き進む・・・


その固まりはドラゴンに命中・・・

ドラゴンは全属性が効かない最上級魔物・・・・・


なはずなのに「ズドーン」と固まりはやや内側に捻り込む様にドラゴンに突き刺さり

そのまま後ろに吹き飛ばす。天高く放物線を描いてドラゴンは断末魔の叫びとともに

グルグル回転しながら最後には花火のように見事に散った

「ドーン、パチパチパチ」花火の10尺玉が破裂した様に・・・「たーまやー」

ポトーンとこぶし大の魔石が落ちてきた・・・


「勝ったのか?」

「おおおおおおお」と兵士達が雄叫びを上げる


「クリスティーナ・・・其方はすでにこの世の人間ではないのだな」・・・

「えっ」と全員がキョロキョロする・・・・

「この攻撃はご主人様ではなかったのですか?」

とエメルが崩れ落ちる・・・皆がみな嗚咽を上げる


「うううううっクリスティーナ!其方は、其方は・・・」


「何ですか?お兄様?」


「へっ?」


「其方はそのあの・・・天に召したのでは?」


「ちゃーんと足ついてますってば」


「うむ、主は元気だぞ」とアスタージナス

「ご主人様は無敵なのです」とセバス


「全ては終わりました」とクリスティーナ

「とにかく帰りましょう。二度とこの地に魔物が現れる事はありません」


「一体なにがあったのですか」と皆が聞く


「かくかくしかじかでした・・・」


いくらなんでもそれはひどい


「実は敵の裏の裏の裏をかきました・・・」

「わけがわかりませんが?」とジルベッタ


「敵の罠に気がつき、裏をかいたふりをして相手の罠に乗りました」

「もっとわかるように説明して欲しいです」と兵士長


「監視小屋につめてる衛兵を捕らえると見せかけて伏兵をおびきよせました」

「相手側の兵士全てをこちらの召喚人間と入れ替えてから潜入したのです」

「で相手は裏の裏をかいて我々をおびき寄せて地下牢送りにしました」


「絶体絶命ではないか」ザワザワとざわめく全員


「その状況を作り出してわざと捕まったのです」

ジルベッタはトラウマになってる自らの幽閉時代を思い出して震えた

「そうまでしないとダクーミをおびき寄せられないと判断したからです」

「まんまと裏の裏をとったと思い込んだダクーミが私の前に現れてきました」


「さらに絶体絶命ではないか」皆が身を乗り出す


「本当にかわいそうな事をしてしまいました・・・」とクリスティーナは涙を流してる

「大局をみれば小さな犠牲は必要なのかも知れませんが・・・」

「主よ作戦を授けたのは余でございます。主には責任はありません」

「ですが・・・尊い犠牲があっての勝利では心からは喜べません」

「主のお陰で幾千万もの民が救われたのだ・・・」


「最後に逃げるときにわしたちはコピー召喚人間を使いわざと地下牢に

送られるようにしたのです」


「しかし、相手はそこまで分かっていたのでしたからプラントの破壊は

困難だったのではないですか?


「いえ、実際私の攻撃魔法に結界は通じませんプラントを破壊だけだったら

正面から砦を破壊出来ました」


全てはダクーミをおびき寄せる為の策略だったのだ・・・


「多分砦の守りにはドラゴンクラスの魔物がいるとも想定してました」

「それはタランからの情報でした」とセバス

「それでもプラントを破壊しないと魔物達が溢れてきてドラゴンに

集中出来ないので皆様には正面攻撃で現存する魔物を討伐していただきました」


「全てが連携してくれたお陰で作戦が成功出来たのです

犠牲になられた兵士達と囮になってダクーミを成敗してくれた召喚人間には

心から感謝しています。二度とこのような犠牲は出させません」


本来なら勝利の宴のはずがこの日はしんみりと行われたのだった


晴れてアスタージナス王は王宮に戻った

ダクーミの死によって洗脳が解けたのか民達は手のひらを返したように

アスタージナス王賛美へと変わっていった

潜入していた召喚人間は次々と捕らえられ処刑された。全てタランが調べあげた

情報からだった・・


そしてフロレッツェア・・・


「私はダクーミに騙されていましたお許し下さい・・・」

「余ははじめて其方を見て一目惚れしたのだ。そして其方と結ばれる為には

王位継承をダクーミに譲ってもいいとまで前王に申したのだ」

「前王は余が王になるのならば其方との結婚を許すと言ってくれた」

「それほどまでに余は其方を愛していた・・・」

「お許しはいただけないのですね・・・」

「うむ・・」

「せめてアスタージナス様にお命捧げさせて下さい他の手にかかりたくは・・」

「残念ながら其方は地下牢に幽閉だ。それがせめてもの余の情けだ」

「生まれて来る子供に罪はないが一生2人で繰らすがいい・・・」

「王の深い慈悲に感謝いたします・・・」

目と目があったそして永遠の別れ・・・


私はウラアールの下に行き全てを許した


「うううっ・・・と泣き叫ぶウラアール」

「本当に本当に地獄でした・・・叫んでも叫んでも指一本動かすことができず

毎日毎日クリスティーナ様に懺悔してました。お祈りが通じました」


「もし許されるのでしたらクリスティーナ様の下部となり一生を捧げます」

今まで通りで構わないと言ったががんとしてウラアールは承知しなかった

それでは「貴女の気が済むまで」と許した

王子、王女すべてが私の配下になると言って聞かない・・・

まあジルベッタ様が王に就くまでの間だけだからと承諾したこれで国が

安定するのなら・・・


するとすぐにシグナス国の大使がやってきて国交樹立と軍事同盟を約束させられた

なかば強引に・・


全ては周りだし王様から王宮に戻るように懇願されたが

もはや私の家はきまっている


そこには苦楽を共にした一蓮托生のみんながいる。ウラアールもちゃっかり

仲間に加わってるし・・・


全てが終わった


さあ、もうすぐ王立院入学だ(子供院は卒業扱い)新しい学園生活に胸が弾む


いよいい大団円?

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