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それって異世界転生とちゃうちゃう!  作者: kou2199
新章 大宇宙編
117/179

アイズランドへ

アイズランド調査

「確かにこれだけの大がかりな設備でなんの用途もない部屋ばかりというのも

おかしいと思っていた」スタージナス


「実はスキャンしてみえてる画像は全てダミー、予めスキャンされるのを想定して

欺瞞ステルス化を施しています」ブラン


「そこまでするかってレベルじゃな」スタージナス


「いえ、ロベルト様はUSAの科学力を心底恐れていました。欺瞞工作も

苦し紛れです」ブラン


「例えばこの部屋、ドアを開けると何もない風ですが実は奥行きが微妙に違います」


「おおっ感覚的には全くわからないな」スタージナス

「で、隣の部屋、奥の向かい側の部屋も全て微妙に奥行きを誤魔化してまして」


「ガチャン」

「ここの様な隠し扉を開けると通路になってるのです」


「おおっ凄い奥に隠し通路、ジパンの忍者小屋みたいだな」

「はい、当然ですがジパンの忍者小屋を参考にしました、使える情報はなんでも

取り入れます弱小国はそれしか生きる道はありません」ブラン


「で、ここの隠し通路を進むとどこにいく?」ジパン


「はい、階段を降りると隠し階と続きます」ブラン


「な、なんと地下2階と3階の間に隠し階があったとは・・・」タラン

「いやはやこれはすごい、しかもあらゆるスキャンシステムで発見出来ないとは」

タランがうなる


「科学力を信じるものは科学に騙されても気がつかないものなのです」ブラン

「うむ、これは我々への教訓じゃ」スタージナス


「ここから先は私は立ち入り禁止でした」ブラン

「どうする?危険かもしれんぞ」スタージナス


「探査ロボットに進んでもらいましょう」タラン


「駄目です、生命反応がない場合は別の部屋に転送されてしまいます」ブラン


「私はそのために生きてきたのです私が行きます」ジパン

「いえ、ここは私の責任私の仕事です」ブラン


「駄目じゃ其方は国の宝絶対に失う訳にはいかない、我が行く一番じじいだし」

「なりませぬ、スタージナス様は国の宝以上人類の宝です、私が行きます」

アスタージナス


「誰を失っても国益を著しく損なうは必定・・・」

「ガチャ」ヘッテが勝手に進んでしまった


「ヘッテなにをしてる」スタージナス

「押し問答をしてる場合ではありません、なぜ皆は我に行けといわないのか

ですから我は自分の判断で行きます」ヘッテ


しかし大騒ぎをした割になにも起きない・・・


「これは、メインのスパコンが破壊されてしまったので制御をうしなってますね」

ブラン


「馬鹿者!皆命の覚悟をして望んだのに拍子抜けすぎるわい」スタージナス

「ま、冒険なんてそんなもんですわ」ウラアール


「いやまて、そのセリフ以前我が言ったその後偉い目にあった。フラグ立てるでない」


「ごごごごごごご」地響きが起きる



「うわーやっぱり自爆シークエンス?」ジパンがわめきちらす


「馬鹿者落ち着け、足元みてみよ」スタージナス

床が開き魔方陣が出現したのだった


「これは多分大隕石に行ける魔方陣でしょう」ブラン


「しかし、動き出す気配がないが?」タラン


「多分制御システムが破壊されて個別操作が必要なのでしょう」ブラン

壁伝いに探るブラン・・・・


「この手のギミック、ロベルト様は大好きで大抵・・・・」

「やはりここにステルスボタンがありました」許可を得ずにブランはブチと押す


「ややや、ブランそれは迂闊すぎじゃ」スタージナス

たちまち部屋の形が変わり天井が開き魔方陣ごと上部にせり出されて行く


「魔法陣に皆乗ってください責任は私が持ちます。」ブラン


あわてて全員が魔方陣に乗りそのまま押し上げられていく・・・


「ば、ばかな、この施設の屋上にはなにもないはず、なんでこんな設備があるのだ」

ダニアが絶叫


「全て欺瞞工作ですから、これが本来のアイズランド基地の全容」ブラン


「どうやら手動で移動魔法は発動出来ますし魔力量も魔核融合発電で十分足ります

しかし姿勢制御が出来ません、姿勢制御が出来ないと中継衛星によるブーストを

受けられないので大隕石まで到達出来ません」ブラン


「月面アンテナで補完出来ないか?」ダニア


「おおっそれは妙案試してみましょう、しかし安全の為数日は掛かります」ブラン


「ここにも宿泊設備あったな?そこで待機しよう」スタージナス


「ふふふ、実は宿泊設備も欺瞞工作がされていて実際は数段素晴らしいのです」

ブランが宿泊設備のあちこちのボタンを押すとガクンと床が開き階段が出てくる


「ここは私が全て作ったので安全ですご案内します」ブラン


「おおおおおっなんじゃこりゃ」スタージナス

100人以上が宿泊出来る設備と豪華なスパ・・贅沢放題


「残念ですが実際ここの設備を使うのはスタージナス様が初めてです」

「残念ではないわ、うれしいわ」スタージナス


「いったい我が国の情報部は今までなにしてたんだ」スタージナス

「も、申し訳ありませんマッピングシステムを盲信しすぎてました」タラン

「よい、許す。今後の教訓になれば幸いじゃ」寛容なスタージナス、人気の秘密


「これは我が国の秘密だったのですが月面基地への食料や衣類の補給はすべて

アイズランドの隠し工場で自動的に生産されていました」ブラン


「工作員がUSAに侵入して援助してたのではないのですね」ウラアール

「はい、アイズランドの倉庫には数百年分の食料、衣類その他必要物資の在庫が

ありました。すべてロベルト様が普段から備蓄していたお陰です」


「だからモンガルには何もなかったわけだな・・」スタージナス

「はい、国力のすべてをアイズランドと月面基地に注いでいたようです」ブラン


「それなのになぜ大隕石衝突などと恐ろしい計画を立てたのか・・・」ブラン

「いや、それは早計な考え、もしかしたら我々の計画と同じに火星のテラフォーミングが

目的だったかもしれん」慰めるスタージナス


「だとしたら私は救われます、人類抹殺計画などに加担していた自分を少しは

許せる気がします」ブラン


全ての真相は闇の中、とにかく大隕石が地球に向かってるのだけは事実。


3日後ブランがようやく魔方陣の操作を可能にした


「その前に大隕石の探査機を着陸させて施設を探索してみます」ダニア

「全ては自律運転なので映像は過去の画像となります」ダニア


「大隕石の成分調査が終了しました、予想通り超高純度の聖水です

地球上ではありえない純度です。これは途方もない国益となりましょう」ヘホコ


着陸した探査機から斥候ロボット10体が探索を開始する


「バババババ」時折姿勢制御のためバーニヤが火を噴く


「やはり管制室があります」ダニア

「斥候ロボット5台が向かう様にプログラミングされています」ダニア


「制御室のPCにアクセス出来そうです」ヘホコ


みな手に汗握っている


「データー解析は自動的に行いますが操作はしません

こちらからの指示待ちさせるようになってます」


「行く先ははやり・・・地球でした」ダニア


「ううううう」愕然とするブラン


「しかも我々の到着予想に反してこの後隠しバーニアが発動し

爆発的加速を行い到着は10年後と解析されました」ダニア


「平和目的なのか破滅目的なのかは分からないがどちらにしても

未曾有の事件であることには変わりない。いったいこんな聖水隕石をどうやって

発見出来たのか?」スタージナス


「永遠の謎ですね、仮定や推測なら出来るかもしれませんが」ダニア


「実は皆さんまだお気づきでないと思いますが」ブラン


「ん、?なにか秘密があるのか?」スタージナス


「実は中継用の基地衛星の他に観測用の宇宙望遠鏡も実現してます」ブラン

また隠し部屋をブランは開けて管制室に案内する


「こっこれは?いったいなんだ?」ダニア


「は、宇宙望遠鏡が自律運転で天体観測してますがそのデーターと映像記録です

壁の一面全部液晶パネル30枚分が全て別の研究対象を勝手にAIが研究してる


「ではAIが自分で研究対象を見つけ望遠鏡を操作し画像とデーターを残してる?」

ダニア絶句


「この設備ならロベルト様の欲するものもきっと見つけられるかと」ブラン

「HDDデーター解析今すぐ行います」ヘホコ


「そりゃアマチュア天文愛好家ですら大隕石を発見出来たのだからこれ程の設備なら

容易に発見できたはずだろう」スタージナス


「我が国は宇宙分野では圧倒的に遅れてますね」アスタージナス


「うむ、今まで世界情勢に翻弄されて宇宙などにかまってられなかった」

スタージナス


「しかし、実際はこのような恐ろしい計画が実行されていた・・・」ウラアール

「なにかの歯車がずれていたら・・・ぞっとするな」スタージナス


豪勢な宿泊設備の大広間で皆くつろぎながら深刻な話を淡々と談義する。

「今の所の予想値は10年先とのことだが油断出来ないな」スタージナス


「はい、油断させて更に加速し我々では手の施しようがない速度になるかも

知れません。時間はありません」イーシャ


「とにかく早急に大隕石に人間が行く必要があるな」スタージナス


「命がけですが」タラン

探査ロボットが現在アクセスして解析中だが一切操作関係はいじれない

いじったらなにが起きるかわからないからだ、自律型ロボットの限界でもある


「ブランはどのくらい今回の推進装置を作ったのだ?」

「は、試作機は私が作りあとは工場にて生産した模様ですモンガルの秘密工場で

生産されたので実数は全く不明です」ブラン


「氷塊の中に隠されていたらロボットが発見するのはまず不可能だろう」スタージナス


「うーむ現在推定10程のバーニヤが作動中だがこれが100、200となったら

我々での制御はまず不可能だろう、推進装置を止めても慣性力が莫大すぎる」ダニア


「少し気になったのですが大隕石はこれだけなのでしょうか?」ゴブータ


「む、それは気がつかなかった・・・しかしそれは大変な事になる」スタージナス

「ロベルト式宇宙望遠鏡は増産可能なのですか?」イーシャ

「はい、設計図は月面基地に保管してあります。予算次第です」ブラン

「大丈夫、コクレンに出させます」ウラアール


「自律研究型AIを全て隕石発見に絞り込むことは可能か?」ダニア

「もちろん可能です」ブラン


「いや、駄目ですロベルトは我らの先を読んでるかも知れません研究対象を

隕石だけに絞らせて別の攻撃を仕掛けてくるかも知れません」アスタージナス


「たしかにありうる」ダニア


「のんびり構えていたがこれは一刻の猶予もなくなってきたな」スタージナス


「不思議に思ったのですが大隕石がこれほど見事な球体って珍しいのでは?」ブラン


「なにがいいたい?」スタージナス


「なるほど、そうだとしたらとんでもないこと」タランが気がつく

「ま、まさかそんなことは可能なのか?」ヘッテ


「ちょ、ちょっとまた先読み隊が暴走ですか?」ジパン


「面倒くさいっやつだな、つまり今回の大隕石は人工の可能性があると相談してる」

スタージナス


「ば、ばかなそんな事は可能なのか」ジパン


「例えばですが聖水を吸着できる魔石を開発して宇宙空間に放てば

魔石に聖水がとりついてドンドン大きくなる?」イーシャ


「うむ、純度が異様に高いのも高純度聖水のみを吸着させてるとしたら

納得できる」タラン


「多分ある程度の大きさになったら球体を回転させて遠心力で不純物のみを

はじき飛ばしてるのかも」ダニア


「しかし、表面はゴミだらけだったが?」ジパン


「カムフラージュもしくはステルスのための素材かもですね」ヘホコ


「例えば地球か月から魔石コアをカイパーベルト地帯に発射し聖水を吸着させた後

冥王星の外側まで一旦運び機をみて地球に向かわせる」ダニア


「そんなことは可能なのか?」スタージナス


「魔石コアを作り高出力の魔核融合エンジンさえあれば後はほとんど自動運転

技術的に難しい部分はありません」ヘホコ


「うむ、吸着過程でバーニアやその他を仕込んでおけば後から設置する手間も

省けるな」ダニア


「しかも魔石コアは自爆も可能・・・地球に接近させ爆発させれば隕石単体での

破壊力よりも数倍に破壊力が増加する」ダニア


「更に言えば電磁パルスが発生して人工衛星は全て、都市機能も完全にマヒします

その後に二発目の隕石が落下したら・・・なすすべなく人類は滅亡です」ダニア


「と言う事は我々が乗り込んで制御しても自爆してしまうかもしれません」ブラン

「うむ、今有る推進装置をこちらが都合良く乗っ取るというのはリスクが高そうだ」

スタージナス


「なんとか推進装置の稼働を止めることはできないかな?」スタージナス

「多分無理でしょう、なんらかの負荷がかかったら完全にロックされてしまうか

その場で自爆かも知れません」


「だが万一自爆してくれてば地球への被害はないぞ」スタージナス

「しかし、あれだけの聖水宇宙空間に散らすのは惜しゅうございますね」ウラアール

「しかし人類を滅ぼすわけにはいかない。最悪自爆やむなしで計画をすすめよう」


「メインシステムを欺瞞、というか騙せばあるいは」ブラン


「なるほどメインには問題無く稼働中と思わせて実際は推進装置を停止させる」

「それはいけるかもしれませんね」ヘホコ


「しかしなんとしても魔石コアを制御出来なければ危なくて火星になど運べません」

ダニア


「たしかに」一同


「今度のミッションは一撃自爆システムの制御作戦か・・・正に命がけ」


「しかもこれは1個の隕石ではない話・・一体何個出現するのやら」ヘホコ

「人類を月から恒星間に移動させようとしたはロベルトなりの誠実さなのか?」

スタージナス


「曲がりきったでこぼこの誠実ですね」アスタージナス

「人間所詮はジギルとハイド二重人格なんて茶飯事だよ」スタージナス


数日後


「第二次探査機が隕石に到着し魔方陣が設置されました。小規模の転送なら

可能となりました」ヘホコ


「速度は変わってないのか?」スタージナス

「は、今の所第一段階の加速しかしてない模様ですがいつ第二弾があるか

全く予想出来ません」ダニア


「欺瞞装置の開発は出来たか?」スタージナス

「は、ブランと王立魔法院S級研究員が総出で開発してますがまだ未完成です」

「もう時間の猶予はない先発隊を派遣して隕石の内部構造を探る

何日かかるか分からないがそれまでに完成させよ」スタージナス


「欺瞞装置以外の特殊装備は全て用意が完了してます」ヘホコ

いざ隕石へ

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