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それって異世界転生とちゃうちゃう!  作者: kou2199
新章 大宇宙編
114/179

作戦会議

大隕石へのアプローチが続きます

「大王、いま帰ったぞ」スタージナス

「あら、お帰りなさいどうでしたかイングリント様のご容態は?」

「どんなに長生き出来てもあと57年後に確実に死ぬそうだ」スタージナス


「は?なんで57年?意味がわかりません」アスタージナス


「ふ、クリスティーナの大予言でもわからぬか・・・」スタージナス

「む、お待ちください先読みしてみましょう」アスタージナス


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」長い沈黙

「そんなに長考するのなら我が話したほうが早そうじゃ」スタージナス


「わかりました!」

「なにがわかりましたじゃ、其方ステルス使って我が脳内を検索しただろ」

「あら、バレちゃいました?」ペロっと舌をだすアスタージナス

「今までの先読みもその手だったんじゃないのか?」スタージナス

「まさか、それはないですがどうしても分からない時はその手使いました」


「脳内窃盗罪で死刑じゃな」大笑いのスタージナス

「あら、こまわり君ですね」アスタージナス

「は?」

「いえ、なんでもありません」アスタージナス

「とにかく理解出来たのなら説明もいるまいて」スタージナス


「ちょちょちょっとお待ちください我には初めから全く意味不明です」ジパン

「馬鹿者其方もクリスティーナに便乗して我が脳内に潜入しておいて

なにもわからんとは何事じゃ、成敗するぞ!」スタージナス


「ひえ~ごかんべんを」ジパン


その場にいた全員大王からの思念通信であらましを理解した

「しかし、前回の事件どうようこれは国家機密クラスですね」ウラアール

「いや、今回は国民にも知る権利があると思う、いずれは公表するべきだ」

「しかし、公表するのは事件解決の目処が立ってからって事ですね」イーシャ


「うむ、皆話が早くてたすかる、ジパン以外はな」スタージナス

「ですから我はボケ役、皆様の玩具として喜ばせるのが仕事なのです」ジパン

「馬鹿者!其方の正体などはとっくに知れてる、昼行灯役もたいがいにせい」

隠密ジパンの正体は全員が理解してる、けっして愚か者ではない事も


「悪いが其方にかまってる時間はない、本題を進めるぞ」スタージナス


「それでは今すぐ秘密島に移動して今後の作戦会議をしましょう

例によってこれからは一切思念通信だけとします」


今回は敵性勢力の脅威はないのいで皆で専用機でテイロンに向かう

「少しですがテイロンでリゾートも出来ますね」大王


「それにしてもテイロンの発展ぶりは凄まじいな、観光客の数が半端無い」

「はい、世界各地にあるリゾート地の中でも一番の収益を上げています」

ほくほくのウラアール


「しかし、ゴブーミが開発してるワイハもかなり活況を呈してると聞いたぞ」

スタージナス


「はい、万事テイロン式のモノマネですけど」ゴブーミ


「シン国、ジパン国からだとワイハの方が近いですから」ジパン

「うむ、まだまだ観光産業は発展途上これに満足せずどんどん推し進めるべし」

スタージナス


「はい、世界の主スタージナスさ・ま」ウラアール

「茶化しおって・・」まんざらでもないスタージナス


そうこうしてるうちに7時間のフライトを終えテイロンに到着する


空港に到着すると押すな押すなの観光客でごったがえしていた

大統領専用機は完全ステルス化されてるので誰にも見えないさっと空港に降り立ち

専用タラップから大統領専用サロンカーに一同乗り込む


町長邸に案内され歓待を受ける「ようこそいらっしゃいました」

「それにしてもここの発展ぶりはすごいですね」大王

「は、全てはJTOなる民間企業のお陰です、突然会社は倒産していまいましたが

その志はうけつがれています」真相を知らない町長


「で手短にお話します、我ら一行はこれから秘密島に籠もります期間は未定です」

大王


「はは、大王のいいつけにより今や秘密島ビジネスも活況を呈してまして

現在では10カ所ほど営業しています。どうかご自由にいつまでも使用ください」

どうやら各方面に秘密島の需要があるらしい。


「ここから移動出来るのでしたよね」イーシャ

「は、全て漁業組合長の管轄でしたが管理権を共有させてもらいました」

「建築から運営まで全て町の予算で行ってるので当然ですけどね。」

「もうかってなによりじゃな」スタージナス


「私利私欲が目的ならもう少しこの館も良くしてますが」町長

「うむ、わかっておる、以前砂浜の利権を託したのに全て民に還元した誠実さは

我の心の中にちゃんと刻まれている。民の信頼が厚いのも理解してる」スタージナス

「勿体ないお言葉」号泣する町長

「大げさすぎるのが玉にきずじゃがな」スタージナス


町長自慢のマグロづくし料理をご馳走になり十分に休憩をとったが町長邸での

宿泊だけは固辞し秘密島に移動することにした

「さ、移動しましょう町長お世話になりました。」大王


秘密島の中でも一番大きくかつ最新設備の島に案内された

「これはテラスとかロッジというよりもお城だな」呆れるスタージナス

個室20部屋、厨房、大会議室、さらにはスポーツジム、温泉スパまで完備してる

アスタージナスの要望により特大寝室を増築してる

「おおっ卓球まである・・温泉卓球じゃな」スタージナス


「暗号回線による南極基地へのTV会議システムを新設しました」案内役の町長

「うむ、ダニア苦心の完全デジタル暗号通信システムじゃな」スタージナス

「絶対に盗聴不可能です」タラン


「さ、暫くはこちらのお世話になります。とりあえず荷物を部屋に入れましょう」

大王


すると何人かの従業員がささと現れ荷物を運んでくれる


「あら?」ウラアール


「もしかしてクララ?」イーシャ


「はい、その節は大変お世話になりました。今はここの従業員として

務めさせて頂いています。どうかよろしくお願いします」


クララはロベルトの最後は一切知らされていないが洗脳はすっかり解けている

「じつは空白の数ヶ月、その間の記憶が全くなくて現在リハビリ中です」クララ


実は縮小化されていた間に洗脳解除魔法を掛けられたので

ロベルトと出会ってからの記憶が一切欠けているしその記憶は二度ともどらない

つまり王立企画室に就職してすぐの記憶しかない。もちろんタランの活動で

関係者全員の記憶が改竄されている。企画室にクララを知る人間はいない

王立魔法院をA級で卒業後王立企画室に就職出来てそのままテイロンの

秘密島に派遣されたという設定になっている。現在は記憶喪失のリハビリを

兼ねての研修員あつかい。皆とは一度だけ接待したので名前は覚えているという

ウソの記憶が脳内に刻まれている。すべてタランの策。


「仕事帰りに誰かにぶつかった勢いで記憶喪失になってしまいました」クララ

「うん、体大事にリハビリに励む様に」スタージナス


「ですが、スタージナス様にお会いしたことはあるのですがお話した

記憶がありません」クララ


「うむ、あわてる必要はないぞ」スタージナス

「多分一生記憶は戻らない、戻ってはならんのだ」スタージナスは思う


「それでは今日から私クララが皆様のお世話をさせていただきます

なにかご用命がありましたら遠慮無く申しつけ下さい」


質素で地味なメガネっ娘だが清楚で美しい、これがクララの本質なのだろう

「なんか私泣けてきちゃって」ウラアールがクララの姿をみて涙ぐむ


「クララの人生はこれからだ、暖かく見守ってやろう」スタージナス


その日はなんとなく幸せ感で一杯の一行、皆スタージナスに抱きついて眠る

「いつの間にか男どもも一緒に寝ることになってしまったわい」スタージナス

「ダーリャどうしてるかな、早く会いたいな」スタージナス

今回も思念通信が出来る16人と後方支援のダニア以外は一切連絡を

絶っている。


夜が明けた


「おはようございます」元気にイーシャが皆を起こす

「リゾートに来ても7時朝食は変わらんのだな」スタージナス


「はい、スタージナス様の朝食は7時と決まってます」イーシャ、大王、ウラアール

「しかし、ここでのお食事のお世話は私なのですが・・」困惑するクララ


「言っても聞かないのだ、好きにさせてやってくれ」スタージナス

「それにしてもアラフォーのクリスティーナ達なのにまるで美少女だな」

スタージナス


「はい、実は国家機密なのですが大王の魔法で若さを保ってるのです」ウラアール

「む、まさに魔女・・」スタージナス

「我が娘に向かって魔女とはひどいですわね」アスタージナス


わいわいがやがや、和気藹々で朝食を済ませ特設の会議室に入る


「さて、物見遊山もここまで気合いを入れるぞ」スタージナス

「まずダニアに聞く」南極大陸から会議に参加中のダニアに問う

「月面研究員なるものが設計してる恒星間移動可能の宇宙船とやらは

本当に実現可能なのか。まず見解を聞きたい」


「は、彼らの設計図を拝見しましたがそれは見事。わが研究室の研究員では

全く歯が立たない実力は認めます」ダニア


「して?」

「は、結論から申しますと時間は掛かりますが実現可能と見ました」ダニア


「おおっ」一同が沸き立つ


「しかし、人類はまだ宇宙空間で活動したことがありません課題は山積みです」

「それは当然だろう、月面ですらまだ人類が到達したとは言い切れない」

「隕石衝突まで57年といいますが間に合うのかどうか楽観出来ません」ダニア


「うむ、最悪を想定して人類移住計画も同時に進めるべきだろうな」スタージナス

「御意」ダニア

「し、しかしそれではロベルトの思うままでは?」ジパン

「民を救うのにメンツなど言ってられない」スタージナス


「巨大隕石は太陽系内に入った所、恒星間移動よりは遙かにハードルは低いです」

ダニア


「まずは試作機を早急に作り探査ロボットにて隕石の調査だな」スタージナス


「は、それは妙案ですがその前に」イーシャがなにかアイデアがあるようだ

「もうしてみよ」


「は、巨大ロケットを開発しても地球上から発射するのはいかにも非効率

月面に拠点を作れば容易にロケットを発射出来ます」イーシャ


「なるほど月の重力は地球の1/6発射コストを大幅に省けますね」ウラアール

「ですからまず初めに月の開発から着手するべきかと」イーシャ

「うむ、将来恒星間移動する場合にもノウハウを蓄積出来るな」スタージナス


「しかし、月の拠点作りは南極基地以上に過酷ですぞ」ダニア

「考えてみれば別段新技術は必要としない、既存の技術の組み合わせで可能だろう」

スタージナス


「しかし、スタージナス様の万能ぶりには驚きです」大王

「いや、我は天才揃いの皆とは違う、全てはノウハウの蓄積から覚えた事」

「それが素晴らしいのです。」ジパン


「いいから続ける。今はそんな話は後回しじゃ」スタージナス

「は、移動魔方陣の活用と結界魔法の応用、坑道システムの活用・・

全ては既存の活用ですね、確かに。」タラン


「つまり我々が築き上げた科学力は決して無駄でない証じゃ」スタージナス

「御意」


「歴代のアスタージナスが自らの保身の為に生きてきたのなら今後の我が一族は

民の為に全力を尽くすのみ。あー話は途中だから抱きつくなよ」スタージナス


「あらら、出鼻くじかれました」ゴブーミ


「まずは月面に国家プロジェクトで基地、というか都市の建設じゃな」


「今回は国連を活用して全世界協力の下で事業を行いましょう」アスタージナス

「うむ、巨額の費用がかかるから当然じゃな」

「というか豊かになったシン国とジパン国にも国際協力をして頂きたいのです」


「勿論でございますそのために我らは今回もこの場にいるのですから」

ゴブーミとジパン


「ここのところこちらばかり手伝わせてしまって申し訳ありません」アスタージナス

「いまさらです」ゴブーミ、ジパン

「国連の仕事となれば全世界から人員の協力を要請できますしね」ウラアール


「それはそうと月で農作物は育つかな?」タラン

「それはこれからの研究課題ですが空調管理が可能なSB(スタージナス式

ビニールハウス)ならある程度成功が見込まれますが問題は月の土壌ですね」


「真空空間ではバクテリアは育たないから不毛だろうな」スタージナス

「しかしSB化後テラフォーミングを行えばある程度の適した農作物が

判明するでしょう」ダニア


「土壌変更プラントの開発も必要です」ダニア


「まずは実検的に小規模なプラントを立ち上げましょう私が一両日中に

稼働させてみます」ダニア


「本当にお主も神様の領域に入ってるな、頼もしすぎて草も生えない」スタージナス


「いえいえ、全て既存の物を使うだけ、ガキでも出来る事ですから」ダニア

「謙遜は罪だわ」イーシャ


「よし、タランこちらは移住民募集の段取りだ」スタージナス

「は、すぐに手配致します」タラン


「さしあたって何人必要かな?」スタージナス

「残念ですが未知数の部分が多き過ぎますしばらくはロボットに任せましょう」

アスタージナス


「むう、すこし焦りすぎたか」スタージナスがっくり


「そんなことはありません。すぐに募集を掛けても訓練などが

必要なので早すぎることは無いはず」アスタージナス


「吃緊の課題は宇宙空間での生命維持システムの開発です」ダニア

「結界魔法の中なら必要あるまい?」スタージナス

「いえいえやはり宇宙空間で活動出来る用意は必需品です」ダニア

「放射線や太陽風などの対策はどうする?」タラン

「は、結界魔法はそれらの障害も全て弾き飛ばします消耗はしますけど」ダニア

「現在ある月面研究室でその効果は証明済みです。」ダニア


「ダクーミやロベルトは我らの先をいってるのだな」スタージナス

「とにかく南極基地とUSAの王立魔法院研究室で昨日から急遽宇宙関連の

研究室をたちあげ緊急開発を行っています。すぐ成果を発表出来る筈です」ダニア


「しかし、研究員には目的は秘密で頼む」スタージナス

「は、全ての技術は個別開発させてひとつひとつでは機能しないように開発します」

ダニア


「我が国の最大の弱点はセキュリティなのだ、頼んだぞ」スタージナス


「さて技術的な部分は成果まちとし、大綱をここで決めなければ」スタージナス

「最終目標は危険な大隕石への対処です」アスタージナス

「うむ、そのために行うべき事は?」スタージナス


「最初は大隕石の確認です、小型探査機を打ち上げ調査します」イーシャ

「遙か彼方の宇宙空間だが可能なのか?」スタージナス

「は、いままで我ら人類は必要に迫られなかったのでこの分野未知数ですが

大王の記憶する前世では太陽系の深部まで探査機が進出したとの事、決して

不可能ではありません。というかすでにそのテクノロジーは有してます」ゴブータ


「我らの強みは縮小魔法と移動魔法、これを駆使すれば前世よりも

遙か先に行けるはずです」アスタージナス


「うむ、月面基地が軌道に乗れば宇宙船発射基地も容易に完成出来るな」

スタージナス


「月面基地にて新開発の魔核融合エンジンのテストを近日中に行います」

「理論値は光速の80%まで可能だとか?」ゴブーミ


「さすがに今の技術ではそれはハードル高いですが現行の推進剤式ロケットの

10~20倍の速度は出せる目処が立ってます」ダニア


「しかし、凄まじい加速力に人体も機体も耐えられません、そこら辺の

制御技術が全く未開発なのです」ダニア


「なるほど、それで手始めは小型探索機なのですね」ウラアール

「は、やはりノウハウの蓄積が大事ですので」ダニア


「偶然ですが軸線上に火星がありますので火星を調査し、スイングバイで

木星を通過し目的地の大隕石に向かう予定です」


「しかしこの手の探査機は人類史上初めてなのでかなりアバウトな面もあります

頼りは搭載されるAIによる自己判断機能です」


「で、探査機が大隕石を調査出来るのはどのくらい先なのだ?」スタージナス


「は、大隕石までの距離はおよそ60億㎞シュミレータの予測では1ヶ月ほど

掛かる見込みです」ダニア


「思っていたよりも遙かに早いな」スタージナス

「それでも理論値の1/50運転ですから」ダニア

「そして恐ろしいのはこの探索機Uターンして月に戻ってきても

燃料消費は100万分の1も消費しません。」ダニア

「地球の様に大気圏突入で燃え尽きることもないので繰り返し使えます」ダニア


「人類の枠をこえてるな」スタージナス

「E=MC2は前世の天才科学者の発見ですわ」アスタージナス

南極基地にいるダニアの元に伝令が入る


「え、それは本当か、うむ分かった」画面の向こうで伝令とやり取りするダニア

「皆様、朗報です」ダニア

「月面研究員がすでに試作機を作ってくれていたので多少の仕様を変更後

近日中に探査機の打ち上げが可能とのことです」ダニア


「なんたる手回しのよさ。恐るべきだな」ジパン

「うむ、お主もそれぐらいの手回し頼むな!」スタージナス

「ふふふ、我とて指をくわえて居たわけではありませぬぞ」ジパン

「ほう?」


「解放民担当員となっていた件の月面研究者達ですがすでに月面基地に

再派遣させています、やはり彼らには最先端の開発こそが天職ですから」ジパン


「おお、それはありがたい是非私から頼もうと思っていたのです感謝します」ダニア

「外務担当大臣の我の仕事だから当然の事」鼻高々のジパン


「おお、お主もやるな、ほんのすこし見直したわい」スタージナス

「大きく見直してくださいよ~」ジパン


「話はもどるがやはり小規模SB展開時にも少数の人員が行った方が便利だろ」

スタージナス


「そうですね探査機打ち上げとなれば研究員と技術者、科学者が必要ですね」

「うむ、わが東インド会社には科学者も技術者も豊富われが隊長で行こう」

スタージナス


「そうくると思ってましたわ」予想済のウラアール

「わかってるのなら事は早いな」いくき満々のスタージナス

「止めても言うこと聞かないしやはりSBの展開にはスタージナス様が必要」

アスタージナス


「では、今すぐ向かおう、ジパン、タラン、ヤコブ、ヘッテ、行くぞ」


「ははっ」


「でもせめて昼ご飯食べてからにしてください」イーシャ

「ははははっ、わかった昼食べて荷造りじゃ」スタージナス


「たしかダニアの研究で月面まではノンストップで転送出来る様になったのだな」

「は、人工衛星を経由するのは同じですがタイムラグを無くしました」ダニア

「思念通信も可能なのだな?」

「はい、同じ理屈です」ダニア


「ゆくゆくは火星、木星ぐらいまでは移動魔法が通じる様に研究中です」


「ならば大隕石に転送出来れば破壊も容易じゃな?」スタージナス

「さすがはスタージナス様そんな発想は他の者には不可能ですね」ウラアール

「ま、出来れば理想的ですがまずは探査ですね」ダニア


「とにかく月に行って一仕事してくる」スタージナス

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