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スキルツリー

「まずは強くなりましょう。私もようやくBランクまで来ましたが、まだまだ兄を超えることは出来ません」

「まぁな……」


 相手は勇者だ。それは当然だろう。


「ところで、【ネクロマンサー】のスキル構成って知っていますか?」

「え……?」


 俺はいつネクロマンサーだと言った?

 ギルドにも言っていなかったはずだし、このことはヴィルトたちも気付いていなかったはず。

 警戒しているとメルトは自分から種明かしをしてくれた。


「すみません。私は鑑定士です。それも、おそらく普通ではない力をもった」

「鑑定士……」


 天職判定をできる人材として国が必ず目をつけ、手元に置く超希少スキルだ。

 そしてわざわざ本人が言ったということは、普通の鑑定士よりもかなり力があることがわかる。


「私は相手のスキル構成まで盗み見ることができます」

「スキル構成を盗み見る!?」


 だとしたらとんでもないスキルだ。

 もうそれは鑑定ではなく相手の弱点を把握し攻撃するための戦闘スキルともいえる。


「はい。本人が把握していないものを含めて、私にはほとんどのスキルが見えます」

「とんでもないな……」

「兄の力を引き出したのも、私ではあります」


 そう告げたメルトの顔は、責任感からかひどく歪んだものになっていた。


「あれ? そうすると俺のスキルが見えてるのか?!」

「はい。そして私には、そのスキルにぶら下がるスキルツリーも見えています」

「スキルツリー……?」

「はい。ライルさんはかなり特殊かつ異常なほどスキルをもっていますが……普通はスキルというのはその人の経験に基づいて広がっていくものなんです」

「広がって……」


 よくわからない俺のためにメルトがスキルを書き出してくれた。


「これが今のライルさんのスキルツリーです」



【テイム】天職:テイマー

 └特殊強化【ネクロマンス】天職:ネクロマンサー

 └取得済みスキルツリー:【魂吸収】【死霊念話】

 └未取得スキルツリー:強化、広域化、使役、盟約

 └特殊強化:即死、死の軍団、死霊強化、棺



【剣術】Lv23 

 └未取得スキルツリー:上級剣術、剣術の極意、短剣術、曲剣術、細剣術、刀術

【棒術】Lv27 

 └未取得スキルツリー:棒術の極意、打撃攻撃適正、杖術、槌術、大剣術

【投擲】Lv35

 └未取得スキルツリー:投擲の極意、遠距離武器適正、弓術、銃術、罠

【槍術】Lv3

 └未取得スキルツリー:中距離武器適正

【格闘】Lv8

 └未取得スキルツリー:上級格闘

【魔法】Lv1

 └取得済みスキルツリー:【全属性開放】

【竜の加護】

【神獣の息吹】

【竜の威光】

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