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だから確認したのですよ?

「お、おま、ルーエル!?殺す気か!」

「あらよけましたの?さすがは王子ですわね。」

転がって、よけたみたいです。当たっても、重症のやけどくらいで済んでいただろうしすぐ直っただろうに。おかげで土だらけですわね、あの王子。

「王子、知っていると思いますが、私は王子の婚約者になるまで、魔法高等学校にかよっていました。」

「初耳だぞ!?高等学校って、王宮の魔導士と同等以上のものしかかよえないんだぞ!?」

あら?令嬢の間では一時期もちきりのうわさになっていましたのですが、どうもこのおさるさんはそういうものに疎いのでしょうか?

「では王子、続けますか?」

小さな火球を生み出して、笑ってみましょう。流石に、この程度でおびえたりはしないですわよね?

「ひぃ!ま、まいった!」

「...勝者、ルーエル様!」

腰からくずれ落ちる王子と、空気と化していたヴァリアがいつの間にか私の横でそう高らかに言った。お母様も、お父様も、憐みの目で見ないで上げてください?王子が可愛そうですわ。

「王子?誰がこんなひどいことを!?もしかして、ルーエル様ですか...?」

あら、お花畑さん。確かにやったのは私ですが、決闘を申し込んだのはそちらですわ。

「アーリャ様、決闘を申し込んできたのは王子ですわ。お嬢様は、決闘を受けただけです。」

ヴァリア、横から説明ありがとうございます。ということですので、私はもう帰っていいですか?この後も、お茶会の予定がありますの。

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