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主従(前)

 緑の絨毯(じゅうたん)の上を、柔らかな風が吹き抜けて行く。そう言えばついこの間雨季も終わり、段々と温かく過ごしやすい気候になっていくだろう、と誰かが口にしていたことを彼は何となく思い出す。確かに少し前まで自分がいた場所も、桜が散っていく春の終わりの頃だった。様々なことが今までとは異なる世界だったが、このような季節の移り変わりを肌で感じることが出来るのは日本人の彼としては非常に嬉しいことだ。


 「奏様、寒くはありませんか?」


 ふと、頭上からそよ風と同じくらい優しい声が聞こえてくるが、それは先日彼が遺跡の地下で出会った謎の美女、カティアのものであることは言うまでもない。そもそも奏はその彼女に膝枕をされて仰向けに寝転がっている状態なのだから、聞き間違えるはずがなかった。

 つい先ほどまで、奏は機工士としての職務に励んでいた。しかしようやく仕事に一段落をつけたものの昼時をずいぶん過ぎてしまったこともあって、今から食堂に足を運んで食事の支度を依頼するのが憚られたのだ。そこで一食くらい抜いたところで問題は無いと、心配した様子を見せるカティアを誘って城の近くにある小高い丘でのんびりと休憩をしていた、というわけだ。


 「ん、大丈夫だよ。かえって気持ちいいくらいだ」


 その返事を聞いて穏やかに微笑んだカティアは、片方の手を胸の辺りで組まれていた奏の手にそっと重ねると『左様(さよう)ですか』とだけ、静かに呟く。


 「・・・・・どうかした?」

 「いいえ。こうして奏様に触れていると・・・・・心の底から安心できるのです。本当に、ただそれだけです」


 主従と言うよりも、もっと親しく、もっと近しい関係であるような行動を取るカティアの真意がどこにあるのかは、奏には分からない。彼も健康的な男であるからには、彼女ほどの美女に手を握られたり抱きつかれたりされて嬉しくないはずがないが、だからこそ違和感をおぼえずにはいられなかった。一人の男性としてではなく、もっと何か別のことを求められているのではないか。そこまで女性との付き合いが多いわけではなかったが、銀幕を彩る女優さえも(かす)んでしまう美貌の持ち主である彼女が三十路手前で何の取り得もなく、冴えないだけの男に恋愛感情を抱くような奇跡は起きないことを理解する分別くらいは持ち合わせていた。


 「もし、お嫌でなければ・・・・・どうか、このままにさせて下さいませ」

 「それは、別に構わないけど」


 しかし、だからと言って彼女からのスキンシップを無下(むげ)にするほど奏はストイックな人間ではない。それを受け入れることでカティアが無邪気に微笑みかけてくれるのだから、むしろ役得とさえ言えるかもしれない、などと考えてしまうあたりは、まだ辛うじて『若者』の年代層に奏が踏み止まっている証拠だろう。

 こうして当たり前のように二人きりで時間を過ごすようになっているが、彼らが出会い、ちょっとした騒ぎになったあの夜の一件からまだ数日と経っていない。はじめこそカティアの処遇についていろいろと話し合いの場が設けられたが、彼女はあまりにも自分のことについて語らず、それどころか奏以外の相手とはまともに口をきこうとしなかった。そこで一応の立場を『機工士の専属侍女』ということにして、その生活時間の大半を一緒に行動するように命じられたのだった。あまりにもなし崩し的な決定のせいで実際のところ彼女が一体何者であるかということは分かっていないが、ブルメリアの上層部にはいまだに奏を自由に出歩かせることに対して懸念を抱いている者もおり、結局は監視対象を一纏(ひとまと)めにしておいた方が手間がかからないというところで落ち着いただけなのかもしれない。


 「なあ、カティア」

 「はい、奏様。なんで御座いましょうか」

 「・・・・・やっぱり、ちょっと腹が減ったかも」


 だが逆に言えば、カティアは奏に対して非常に従順で献身的である。現に今の彼女は多少のアレンジが入っているものの、城の侍女たちと同じような衣装を身に着けていた。それはあくまでも建て前として与えられた自らの立場を、まさに『自分の本懐』と言わんばかりの覚悟を持って受け止めているせいだった。侍女であるならば、と彼女には似つかわしくない煌びやかとは程遠い地味目の衣装にも嫌がる素振り一つ見せずに袖を通し、他の侍女がフィアルに対してするように甲斐甲斐しく奏の身の回りの世話をしていた。それもずっと城勤めをしていた者たちが素人に見えるほど迅速に、きめ細やかにだ。

 もちろん奏以外の命令に、唯々諾々(いいだくだく)として従うカティアではない。仮のものであるにせよ彼女がその立場に身を置くことになったのは、主と定める奏からの命令だから―――――と言うよりも、これ以上事態がややこしくなることを懸念(けねん)したフィアルとカーネリアから奏にされた提案を、彼がそのままカティアに示した結果である。

 その後発案者である両名が国の上層部の説得に当たったのだが、そこで語られた内容は事実と異なる点が多々あった。何の脚色も加えられていない、真にその場でされた会話を知るためには、時間を数日前まで(さかのぼ)る必要がある。



 カティアにとっては感動の、ブルメリアの者たちにとっては止むに止まれぬ結果の上での再会から少しして。奏の腕に自分のそれを絡ませ、安心しきったような表情のまま目を閉じて微動だにしなかったカティアは、相変わらずフィアルやエメラルダからの問い掛けには一切の反応を見せなかった。

 しかしこれまでと違っていたのは、反応しないのは『二人からの問い掛け』に対してのみであり、同じ質問が奏の口から出るといとも簡単に答えてみせるのだ。二人が何事かを言う度に奏が鸚鵡(おうむ)のように繰り返す、という間の抜けた図式だが、一応はフィアルの目算が的を射ていたことになる。見ようによっては馬鹿にされているとしか受け取れないその態度に、エメラルダなどは幾度となく声を荒げようとしたのだが―――――都度、カーネリアがその口を(ふさ)ぐという行動に出ていたこともあって、この変則的な会話は滞りなく進んでいた。

 だが、結果から言ってしまえばこの会話からは何の収穫も得られはしなかった。彼女の名が『カティア』であることと、今は既に滅びてしまっている国が起源であることしか分からず、それ以外にはただ奏に会うためにずっと眠っていたという今までの事実と、そしてこうして出会えたからにはずっと一緒にいるつもりである、というこれからの主張を語るのみだったからだ。


 「・・・・・貴女の意思は分かりました。しかし、これからどうするつもりですか?」

 「・・・・・」

 「カティア、これからどうするつもりか当てはあるのか?」

 「奏様のお(そば)におります。誰が、何と言おうとも」


 さすがにこのような問答ではいつまで経っても話が終わらないと悟ったのか、それまで根気強くカティアの方を向いて話をしていたフィアルはここで諦めたように奏の方へとその向きを変えて言葉を続けた。


 「私個人はそこまで細々としたことを言うつもりはありませんが、結局のところ八代様の時と同じような意見があがってくることは明白なのです」

 「同じ、と言うと・・・・・ああ、『ブルメリアには単なる客人を長期間もてなす余裕はない』ってやつですか」

 「はい。お恥ずかしい話ではあるのですが」


 確かにそんな一悶着があったと、まだ一月(ひとつき)さえも過ぎていないというのに何だか不思議と懐かしさを感じる出来事を思い返しつつ、奏は思案する。自分の時には偶然にも機工士という身の置き所を見つけることができたものの、果たして今回はどうであろうか、と。

 奏に身を寄せてきて寸分も離れないようにしているカティアは、見る限りでは何でも出来そうな気配を(ただよ)わせる一方で、仮に何が出来ようとも彼女が持つ最大の欠点によって、それは意味を持たないことになってしまう。つまり、例え彼女が今現在この国にいる誰よりも高い戦闘能力を有していたとしても、高度な軍略を駆使することが出来たとしても、世界の謎を解き明かすほどの叡智(えいち)を持っていたとしても、フィアルのように魔法という未知の力を扱えたとしても―――――彼女がそれを使うのは『ブルメリアのため』ではなく、『奏のため』なのだ。その前提が(くつがえ)らないことには、城に残る必要条件を満たさないことになる。今日明日のうちに放り出されることはないだろうが、いずれは町に、そして悪ければ国外へと追いやられるだろうし、機工士である奏の存在を知っている以上はその秘密を守るために投獄されるという最悪のケースさえ考えられなくはない。


 「ですが、今回は特別の措置を講じます。ですから・・・・・そんなに心配そうな顔をなさらないで下さい、八代様」


 自身の考える最悪のケースからより一層悪い方向へ想像を膨らませていた奏は、フィアルの一言に驚いて瞬時に視線を向ける。しかしそれは横で話を聞いていたエメラルダやカーネリアも同様で、唯一反応しなかったのはカティアだけだ。


 「しかし殿下。特別と仰られても、宰相殿あたりがまた騒ぎ出すのでは?」

 「今回はおそらく大丈夫です・・・・・現在この世界に存在する、すべての国が欲している機工士の技術を持つ八代様に対し、我が国はじゅうぶんに報いているとは言えません」


 奏の話の際には宰相と一緒に反対に回ったはずのエメラルダが、過去の事実を棚上げして口を開く。それに対して静かに頷きながらも、フィアルは『特例』に関して話を続けた。


 「他国に・・・・・例えば現状において最大の勢力を有するレダーレット帝国や数多くの機工士を抱えるシルベリオン共和国に身を置けば、今の私よりも豪奢(ごうしゃ)な生活を送ることも決して夢物語ではないのです」


 機工士に関しての詳細もそうだが、これまでほとんど耳にしたことの無い国の名前に奏はきょとん、とした表情になる。ブルメリアがさほど裕福ではないという話は何度も聞いていたが、その他の国の名称や事情などというものは、まったくと言っていいほど聞き覚えがない。ブルメリア以外にも国家があるのは当然と言えば当然なのだが、機工士というだけで他国においてはそこまで厚遇されるという事実は、奏にとってみれば驚きの方が強かった。


 「既に八代様には幾つかの機工を修理していただきましたが、それだけでもブルメリアでは二、三年分の国家予算を使い果たしてしまうでしょう」

 「しかし・・・・・寄る辺無き八代殿を保護し、生活の基盤を与えたのは我々ではありませんか」

 「彼がこの世界の事情に疎いのを良いことに、与えるべき正当な報酬を与えていない。八代様の存在をひた隠すのも、正当な権利に関して指摘されるのを避けるためだ―――――そう他国から非難されても、今の私たちには反論する余地が無いのです」


 別にそこまで大袈裟な話にしなくてもよいのではないのか、と奏などは思うのだが、フィアルが語るのは国家間同士の規模のものだ。弱小とはいえブルメリアも一つの独立国家である以上、対外的な面子や体裁というものを考える必要がある。むしろ弱小であればこそ、他国から干渉を受けるような隙を作るわけにはいかなかった。


 「ですから他国に対して言い分が通るように、金銭では無理ならばその他の面で彼の生活に便宜を図らなければいけません。例えば・・・・・そうですね、『八代様のために専属の侍女をつけて快適な生活を送っていただく』というように」


 そこまで言われれば、その話にどんな意図があるのか、ということはその場にいる全員が理解できた。つまりは『そういう体で』あればカティアという女性が奏の傍にいても、何の問題も無いということなのだ。少なくともブルメリアという国では、という視点での話ではあるのだが。


 「・・・・・という案はどうでしょうか、八代様?」


 深夜という頃合にも関わらず太陽のように微笑みながらされたフィアルからの提案は、奏からすれば断る理由など無いものだった。

 やはりこの少年は、あの社長に似ている。口に出すことなく、心の中で何よりも自分がブルメリアに協力しようと思った契機を反芻(はんすう)した奏は、それが確信に変わりつつあることを自覚していた。

 もちろん、彼の三十年近い人生において両親よりも尊敬していた社長は、目の前に座る少年のように女性好きする端正な顔立ちではなかったし、生まれながらにして誰かの上に立つような家柄の人物でもなかった。しかし小さいながらも長きにわたって自分の『城』を―――――いや、『国』とそこに集った『国民』を守り続けてきた手腕は相当なものだったはずである。

 それだけではなく、さながら我が子を慈しむように優しく、時に厳しく接するその姿は、まさに数々の大国の中にあって舵取りをする小国の王とさえ言えるものではなかっただろうか。


 「カティア・・・・・殿下はこう言って下さっているけど、君としてはどうだい?」

 「誰に命じられる必要もありません。私自身が奏様のお傍に在ると決めておりますので、それに対して否も応もございません」

 「・・・・・だったら、俺の方から一つだけ条件を付けさせてもらうよ」


 とにかくもカティアが提案自体に反対するつもりはないと判断した奏は、ともすれば照れくささのあまりに目を逸らしてしまいそうになるのをぐっと堪え、体を彼女に向けてしっかりとその目を見つめる。


 「この国には、俺しかいないわけじゃない。むしろ俺だって、この国に世話になっている立場なんだ。君が俺のことを主人だと思うのなら、その主人の関わる人たちをまるでいないように振る舞うのは止めてくれ」


 ゆっくりと、そしてはっきりとそう言う奏を、カティアは(まばた)きもせずにじっと見続けていた。やがて静かに目を閉じ、何事かを考え込むようにしばらくそのままでいたが、閉じた時と同じように静かに目を開いた彼女は、その可憐な唇を動かして言葉を紡ぎ出す。


 「それは、御命令でしょうか?」

 「・・・・・そう受け取ってもらっても構わないけど、これは『命令』じゃなくて俺からの『お願い』だよ」

 「私には、その違いが上手く理解出来ません」


 おそらく『命令』と言えば、カティアは素直に承諾しただろう。どこまでが本意であるかは神ならぬ奏には知りようもなかったが、これまでの彼女の言動からそれを予想するのは決して難しい話ではない。

 しかしあえて『お願い』という彼女に拒否権がある表現を選んだのは、奏の性格的なものがあるにせよどこか機械的に、あるいは盲目的に彼に仕えようとするカティアに違和感を覚えたからに他ならなかった。


 「ですが奏様のお言葉であれば、私は喜んで従います」

 「・・・・・よし、約束だ。じゃあまずは君を助けてくれたことに対して、自分の口でお礼を言わないと」


 企図していた反応が得られたわけではなかったが、差し当たってはこれでじゅうぶんとばかりに奏は話の水先を別に向ける。そこまでお節介を焼く必要などないのかもしれないが、これから当面の間カティアと行動を共にするのであれば、自分以外の他者に終始このような応対をされては気疲れしてしまうし、揉め事の原因にもなりかねない。筋を通すだけではなく、今後を見越して釘を刺しておくという意味合いでは重要に思えた。


 「この度は奏様だけでなく私をも助けていただきまして、本当にありがとうございました」

 「いえ、お気になさらないで下さい。それよりも・・・・・カーネリア?」

 「はい、殿下。承知しております」


 これでようやく話が一段落すると奏が思ったのも束の間、ブルメリアの側の主は何やら目配せをし、従者はその意図を先んじて汲み取っていた。訳も分からず頭の上に疑問符でも浮かべているような表情をしている奏を見やると、主従は揃ってくすり、と笑った。


 「いつまでも、彼女をそのような格好のままにしておくわけにはいかないでしょう?」

 「ええ。殿下の教育上もよろしくありませんからね」


 本来なら言われずとも分かることだが、確かに薄布で裸身を隠しているだけでしかないカティアの今の姿は、扇情的すぎて目のやり場に困ってしまう。どんなにフィアルが立派で高潔な人間であっても、同時にまだ年端もいかない少年でもあるのだ。お付きであるカーネリアの立場からすれば、目の毒であると言われても仕方のないことだろう。もっとも、体勢の関係でカティアと一緒に薄布に(くる)まれている奏は、その下で裸の彼女に密着されているわけなのだが。


 「何か着る物を見繕いますから、一緒にこちらへ」


 そう言うと、カーネリアは奥にある扉を指し示す。見ただけでは体の細かいサイズなど分かりようもないため、そこで服を合わせようということなのだろうが―――――声を掛けられた瞬間に、カティアは絡ませていた腕をほどいたかと思うと、奏にしっかりと抱きつき、顔を伏せてしまう。


 「え、ちょっ・・・・・カティア!?」

 「・・・・・ああ、そういうことですか。大丈夫ですよ、貴女が席を外している間に八代様が何処かへ行ってしまうことはありませんから」


 突然のカティアの行動に戸惑うばかりで慌てふためくことしかできなかった奏の代わりに、その意図を察したカーネリアが優しく言葉を掛ける。それは正しかったようで、少しだけ顔を上げたカティアの目は潤み、唇はきつく結ばれていた。


 「・・・・・さすがに着替えには付いていけないから。ここで待ってるから、行っておいで」


 安心させるように笑顔を見せてその背中を軽く叩いてやると、ようやくしがみつくようにしていた腕を離し、のろのろと立ち上がる。促されてほんの数メートル先にある部屋へと移動するその最中に何度も振り返る様が、最初の登園日に保母に連れられて幼稚園の園舎に向かっていく昔の姪の姿を思い起こさせ、無意識のうちに手を振ってしまう。

 そして数分後、ようやく隣室に移動した二人の姿が見えなくなってからそれまで口をつぐんでいたエメラルダが溜め息交じりに言葉を発した。


 「やれやれ。貴公がこの国に来てからというもの、騒ぎばかり起きるな」

 「済みません・・・・・というか、その騒ぎを大きくしてるのってエメラルダさんじゃありませんか」


 うっすらと白み始める空の下で、他の者がとっくに終わらせた一日を未だ終わらせられずにいる者たちは、誰からともなく欠伸(あくび)が漏れ出した。


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