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くたばれ


「うぉらぁああっ!!」


「おりゃぁぁあっ!!」


『ふん、その程度か!』 



 魔法剣『大地剣(グランドブレード)』で巨大化した剣を、気力強化した腕力で振りぬいた。

 それと同時にイツナがバッシュで体勢を崩そうとしたが、どちらも軽く防がれた。


 ちっ、レベルアップして能力値が上がったとはいえ、まだ楽勝でどうにかできるほどじゃなさそうだ。

 一応奥の手は残してあるが、それは本当に危なくなった時のためにとっておきたいし、現状の戦力でできる作戦を考えなきゃならねぇ。



 スタミナの残りはもう気にしなくていい。

 さっきの弁当を全部かっこんだおかげで過剰なまでに有り余ってる。てかむしろ早く消費しないと胸やけで吐きそう。

 限界まで全身を強化し続けてもまるで尽きる気配がないぐらいだ。……やたら美味かったけどいったいなんの肉だったんだアレ……。


 つまり、気力操作を俺以外に使う選択肢がある。

 イツナの膂力を底上げ……いやダメだ、今の俺のほうが膂力が強いうえ魔法剣まで使ってるのに決め手になっていないんだ。


 イツナを強化したところでたかが知れてる。

 でもヒヨサブローはもっとない。そもそも装備に変わってるし。


 となると、ウサタローか?

 巨大化した時の膂力は俺たちよりも上だし、陽動くらいはやってくれそうだが……それでも魔族を倒せるほどの力は期待できないな。


 ……?

 考え事の途中で、イツナがこっちに駆け寄ってきた……?



「ユーブっ! ウサタローを気力で強化できる!?」


「!? できるが、どうするつもりだ!? いくら強化してもウサタローじゃ倒せねぇと思うぞ! せいぜいタンクになってもらうくらいしか……」


「それでいい! 強化して、今すぐ!!」



 っ!

 イツナはアホだが、こういう状況で勝算もなく無茶を言うような奴じゃねぇ。

 信じるぞ! ウサタローの膂力を限界まで強化!



『ピ、ピキィィイッ……!!』



 力が漲ってくるのを実感しているのか、両前足を上げて気合を入れている。

 ウサギというよりレッサーパンダの威嚇だな。シュール。



「ウサタロー! アイツをアンタに釘付けにして! その間に私たちはアイツを仕留める準備をする!」


『させると思うか? くたばれ!!』


『ピキィッ!!』


『ぬぅっ!?』



 突進してきた魔族を、巨大化したウサタローが『剛突進』で迎撃した。

 通常時とは比べ物にならない速さと強さで、さすがの魔族も踏ん張り切れずに突き飛ばされてしまった。



「よぉし! ユーブ、飛ぶよ! 掴まって!!」


「と、飛ぶって おわぁっ!?」



 ウサタローが魔族を押さえている隙に、イツナが俺を抱えて上空まで魔力飛行で上昇していく。

 ちょっ、待て待て待て!




「お、おいイツナ! どうするつもりだ!?」


「アンタの全力でも倒せないなら、全力以上の威力を出せるように状況を整える! 限界高度まで上がったら、剣がデカくなる魔法剣を使って!」


「魔法剣に落下の勢いをプラスしようってか!? そんだけであのデカブツを倒せるか!?」


「アンタがウサタローを強化したみたいに、私がアンタの魔法剣を魔力で強化する! そうすれば……!」



 魔法剣の強化か、なるほど。

 本当にそんなことができるのならば、あるいはヤツを倒せるかもしれない。



「もう魔力に余裕がないし、一度見られたら二度と通用しない。一発勝負になるから、絶対に外しちゃダメだよ!」


「余計なプレッシャーかけんな! 手元が狂ったらどうする!」


「え、自信ないの? あんだけイキっといていざ正念場になったらビビるとかウケるわープークスクス」


「今更だぁれがビビるかボケェ!! なにがなんでもぶっ殺してやるわクソがぁ!!」



 イツナにのせられてる感が気にくわねぇが、おかげで肩肘張ってたのがほどよく緩んだ。

 既に地上から1000m近い高高度だが、こっからでも魔族にブチ当てることくらいはできそうだ。

 ……魔族がこちらに勘付かなければの話だが。



「『大地剣』! よし、準備OKだ!」


「そんじゃー、いくよぉお!!」


「ぬおぉおおっ!?」



 自由落下を待たず、魔力飛行で急降下しやがった。

 とてつもない速さだ。……これ、俺たちも落下死しねぇか?



「ヒヨサブローがいるから大丈夫。落下ダメージを抑えてくれる能力があるっぽいから、私たち二人くらいならどうにか耐えてくれるはずだよ」


『コケッ!』


「そ、そうか。! そろそろ地上が近い。イツナ、そろそろ魔法剣の強化を頼む」


「アイサー」



 豆粒ほどの大きさだった魔族が、あと数秒ほどで接触するほど近くまできた。

 見ると、ウサタローがボロボロになりながらも必死に魔族と殴り合っている。

 よくやったウサタロー、あとほんの少しだけ耐えてくれ!



「おりゃぁぁぁあ魔力強化じゃぁぁああ!!」



 イツナが魔法剣に魔力を流し込むと、元々デカかった剣がさらに3倍ほどに巨大化した。

 この勢いのままこんな大質量がぶち当たれば、いくらあの魔族だろうとひとたまりもないだろう。



『? なんだ、この影は……なにぃっ!!?』



 ! まずい、巨大化した剣の影のせいで魔族にバレた!

 くそ、陽の光にも気を配っておくべきだったか!



『どこへ消えたかと思ったら、このような小細工とはな! この程度避けられぬとでも―――』


『ピキィ!!』


『失せろ! クズが!!』


『ピギャッ!』



 どうにかその場に留めようとしたウサタローを殴り飛ばしやがった。

 もう魔族を止める手段がねぇ、避けられる!


 どうする、今更軌道を変えられねぇし、魔刃・疾風で無理やり重力に逆らった軌道を描いたら威力が半減する! それじゃ仕留められねぇ!

 かといってこのまま落ちても当てられやしねぇ!



『惜しかったな! 敬意を表し、無様に堕ちたところを一思いに捻り潰してやろう!!』



 魔族が身を退き、巨大な火球を構えてこちらを睨みつけている。

 落下したところにアイツを着弾させるつもりだ。

 ……くそっ! こうなったら仕方ねぇ! 今からでも軌道を変えて当てるしか―――





「ざぜっがいばがやろう!!」


『なっ ぐぉあっ!?』




 !?

 飛び退いた魔族の後ろから、巨大なキツネのシルエットが蹴りを入れて無理やり元の位置に飛ばしやがった。


 アレは、フォルトか!? ……涙と鼻水で顔面デロデロじゃねーか。超つらそう。

 あんな状態になってまで俺たちの援護に来てくれたのか。



「ぞのばばぶりぬげ!! ぶぢごろぜぇ!!」


『こ、この程度で、避けられぬと思うかぁ!!』


「ぐへぇっ!?」



 体勢を崩したままフォルトを跳ねのけて、体を起こして再び飛び退こうとしている。

 くそ、あと少し、あとほんの少しだけその場に留めていないと避けられちまう!



『!? あ、足が、地面に張り付いて……!?』


「『影縫い』っず……!! もうアンダばよげられないっずよ!!」



 レイナ姉さんまで……!

 相手の影を突き刺し動きを封じるスキル技能【影縫い】で、魔族の足を止めてくれたようだ。

 ……あ、やっぱ姉さんも顔グッシャグシャだな。

 と、とにかく、これなら当たる! もう避けられねぇぞ!!



「くらいやがれぇぇぇえええ゛っっ!!!」


『ぐぅっ……! よかろう、こいっ!!』



 魔族が両手をクロスして防御の姿勢をとった。

 ……多分、格闘術スキルの【バニッシュ・ブロック】で防ぐ気だな。


 あれは発動した0.1秒の間だけ、どんな攻撃だろうが無効化して弾く無敵系のスキルだ。

 回避が無理なら防ぐしかない、でも並の防御じゃ突き破られる、ならリスクを冒してでも防げる見込みのある方法をとる。俺が魔族ならそうする。

 極限まで感覚を研ぎ澄まし、振り下ろされる大地剣に集中して必ず防いでみせる、ってな。


 だから、小細工を弄する。




「『エレキ・バインド』!」


『!?』



 雷の拘束魔法を放ち、目眩ましに使った。

 全力で集中してるところにこのチカチカとした雷の光は目に刺さることだろう。



「【魔刃・疾風】!!」



 さらに魔刃・疾風で着弾寸前に加速し、命中するタイミングをずらしつつ威力を強化。

 【バニッシュ・ブロック】を発動する間もなく、魔族の腕に剣身がめり込んだ。



『ぬうぅぅううう゛っっ!!』


「っ!! く、クソッタレがぁぁぁああ!!」



 だが、耐えた。

 高高度からの運動エネルギー、イツナに強化された大地剣の重量、魔刃・疾風のブースト。

 それら全てを籠めた一撃を、スキルを用いずただ肉体の強度のみで耐えている。



「ぐううぅぅぅうぅうぅうっ!!」


『こ、これしきぃぃいいぃっ!!』



 剣身がめり込んで止まったままの状態からさらに魔刃・疾風を連発し、まるで杭を打つかの如く徐々に深く刃を食いこませていく。

 だが固い。いったい何十発打てば命に届くのか、手応えから察することすら難しい。

 その前にこのままだと俺の魔力が尽きる! 魔刃・疾風ってこんなに消費が激しいのかよ!?



「ゆ、ユーブ! もっと気力強化できないの!? もう私いっぱいいっぱいなんだけど!!」


「……っ!」



 イツナの魔力強化ももう持ちそうにないようだ。

 魔力が切れれば強化も解除されて、コイツを倒すための武器が無くなっちまう。


 フォルトは気絶してる。もう援護は期待できねぇ。

 レイナ姉さんは影縫いで拘束してる最中。もしも解除しようもんなら即座に魔族はここから飛び退いて離れてしまうだろう。




『ピキィイイイッ!!』


『グフゥッ!?』


「!! ウサタロー!!」



 魔族に殴り飛ばされてボロッボロの体のまま、巨大化したウサタローが剣身に魔爪・疾風を叩き込んだ。

 今ので大分深くめり込んだ! あと一押し……げっ!?



『この畜生めがぁ!!』


『ピギャァアッ!!? ペ、ペフゥ……』



 魔族が、目から奇妙な怪光線を放った。

 ビリビリと電撃が全身を走ったように痙攣し、地面に倒れ込むウサタロー。



「う、ウサタロー!? 大丈夫!?」


『ペフ……』



 全身黒焦げになりながらも、力なく返事を返している。

 どうにか生きちゃいるようだが、もう戦えそうにねぇな……すまねぇ、ウサタロー。


 チクショウ、あと一押しがどうしても足りねぇ!

 もう魔刃・疾風が使えねぇ! あと一発でも使えば魔力が尽きる!




『コケェェエエッ!!』


「うわ、ヒヨサブロー!? だ、ダメだよ! 戻って!!」



 ヒヨサブローがイツナから分離し、ニワトリに戻って魔族に突っ込んでいった。

 おまっ、バカヤロウ! ウサタローと違ってそんなにタフじゃねぇだろ!? 殺されるぞ!!



『コケェッ!!』


『次から次へと鬱陶しいわぁ!!』


「いやぁぁああ!! ヒヨサブロぉおおお!!」



 再び目から光線を放とうとする魔族。

 悲痛な叫び声をあげるイツナを尻目に、魔族に特攻するヒヨサブロー。


 このままじゃ殺される!

 ウサタローですらあの有様なんだ、ヒヨサブローが喰らえば焼き鳥どころか消し炭になってもおかしくねぇ!




「ヒヨサブローになにしくさろうとしとんだゴラァァァアアッ!!!」




 もうこれしかねぇ、『奥の手』を切る。




「ジョブチェンジ! 『マスター・パラディン』を選択する!!」


≪マスター・パラディンへとジョブチェンジ レベルキャップ解放につきLv54までレベルアップ≫



『なっ、まだ上があるだと!?』




 保留していたジョブチェンジを、選択した。

 Lv49の中堅職で止めていたのは勿体着けていたからじゃねぇ。


 レベルアップすりゃ、魔力を回復できるからだ!!



「魔刃・疾風!! オラオラオラオラァァァァァアアアアアッッ!!!」


『がっ! ああっ!? や、やめろ、やめろぉおおお!!』


「いい加減くたばれバカァァア!!」


『コケェェエエ!!』



 魔刃・疾風で押し込み、さらにダメ押しにイツナとヒヨサブローが渾身の力で剣身を殴りつけた。



 直後、剣が空を斬った。




 まさかすっぽ抜けたのか、と一瞬血の気が引いたが違う。

 魔族の体を通り抜け、真っ二つに切り裂いたんだ。



『……ぐ、う、うぅっ……』



 その巨体を袈裟切りにされ、地面に崩れ落ちる魔族。

 その顔は怒りでも悲しみでもなく、どこか儚げな印象を覚えた。




「……俺たちの勝ちだ、魔族」


『ああ、我らの、負けか……口惜しや……』



 倒れた魔族の体が徐々にチリとなっていく。

 外法に手を染めた代償なのか、遺体すら残さず消えようとしていく。



『……結局、何も残せず、何も成しえなかった。我ながら滑稽な末路だ……』


「たりめーだ。世界滅ぼそうとしたやつが何か残せると思うなボケ。この島で細々と家庭でも持ちながら過ごしてりゃ、もっと長生きできただろうに」


『ふっ……それでは意味がないのだよ。我らは魔王様なしでは生まれぬ、子を成すことができぬ。いずれ確実に絶滅する定めにあるのだ。……次世代の魔王様が生まれるまでにな』


「それで、ヤケクソになってこんなバカ騒ぎ起こしたってか?」


『そう思ってくれて、かまわんよ。……こんなナリでも、我らは我ららしく生き抜いた。誰に知られずとも、誰にも覚えてもらえずとも、もうそれだけでよかったのだ……』



 遂に頭まで崩れ始めた。

 もう、喋れる時間もあとわずかだろう。



「……なんか、言い残すことは?」




『ない……いや、一つだけ』






『くたばれ、人類』



 そう告げて、消えてなくなった。

 最後に不穏なことを言ってたもんだからなにか隠し玉でもあるのかと警戒したが、自爆したりはしないようだ。

 あれほど圧倒的な大きさと強さの魔族も、消える時はあっさり消えた。




「……終わったな」


「うん。……あ、やべっ、ウサタロー! 今ポーションあげるからね! 死んじゃダメだよ!」


『ペフ……』


『コケェ……』


「オメーは別に傷負ってねぇだろ、下がってろ」


『コケ!?』




「ユーぐんイッぢゃん、ぼんどによぐやっだっず! ごんなにりっばになっで、わだじなみだがどまらないっず!」


「止まってねぇのは鼻水だろ。はよ鼻かめよ姉さん」


「あぶぶぶぶ、ばながまだいでぇぇぇ! ごごぐざずぎだろ! もうがえる!!」


「ああ、帰ろう」










 魔族の大元を倒した時点で、島中に散っていた魔族たちも連動するように死滅していったらしい。

 どうやらあの大元の魔族から枝分かれした状態だったようで、命も共有していたようだ。


 これで今度こそ、魔族たちは全滅したはず。

 本当に、平和になったはずだ。







~~~~~








「……以上が、今回の顛末となります」


『お疲れさん。みんなよく頑張ったね、えらいぞー』


「ええ、本当に。主に俺の子たちが。俺の子たちが!」


『はいはいうるせーな親バカ。ちゃんとあの子たちへの報酬は準備してあるから、アンタはアンタの問題を片付けなよーじゃーねー』



 それだけ言い残すと、ブツン と通信魔具のスイッチが切れた。

 ……ああ、あの子たちが家に帰ってくるなら食いきれねぇほどのごちそうとともに出迎えてあげるのに!

 でもユーブが『帰るのはSランクになってからだっつってんだろボケ』と拒否されたのでしばらくはおあずけ。我、絶望。


 今回の件は報酬こそ支払われるが、極秘任務のために表向きは実績には含まれない案件らしい。つまり昇進への評価もゼロ。

 グラマスの見込みじゃ1年弱くらいでユーブたちはSランクになれるだろう、と言っていたが、それまで会えないのは悲しい……。

 


 できれば、それまでに修羅場は片付けておきたい。

 二つの修羅場のうち一つもあと1年弱程度で起こる予定だが、果たしてどうなるだろうか。あと最後の魔族化薬も。

 上手くいかなければ、その時は……。







『……』


「アッ……」



 いや、そんな先のこと考えてる場合じゃなかったわ。


 目の前には、不機嫌そうに仁王立ちする鬼神の姿。


 事件も一応解決したし、第4大陸に戻って鬼先生の様子を窺おうとしたら向こうからこっちに跳んできおった。

 ここ海上なんですけど。なんで水の上立ってんのこの鬼。重力仕事しろ。


 1年弱後うんぬんの前に、まずこの修羅場を乗り越えなければ死ぬ。



「え、えーと……さっきの島の食材で作った珍しい肉料理とかあるんで、それで勘弁していただけたりとかは」


『クタバレ』


「え、今しゃべ  ゴボベゴベボヘァッ!!!?」








 その後、再度大津波が発生し、ギルド総出で対応することに。



 そのせいで俺への報酬はないなりました。


 次回の最後あたりより、大きく物語が進みます。

 ここまで終わる終わる詐欺めいた展開でしたが、あと数話で

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 9/5から、BKブックス様より書籍化!  あれ、画像なんかちっちゃくね? スキル? ねぇよそんなもん! ~不遇者たちの才能開花~
― 新着の感想 ―
えっ、いつの間に言葉を!?
更新お疲れさまです。 鬼先生なぜに日本語喋る…
更新乙 鬼先生しゃべった~~~!?!?
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