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じゃんけんなんて、勝つまでやるのみ

作者: 父の遺言 母の無言

僕は君が憎い。憎い憎い。それでも…

今日も学校、そして君がいる。君は僕を無視する。憎い。でもどこか寂しそうだ。

あの日、僕は君に恋をした。でも、君は違った、全くの逆だった。僕はわからない。でも、わかりたくもない。


いつもいつも君は視界に入る。憎い憎い憎い

あーあ、消えてなくなってほしい。本当に邪魔だ、、

でも、本当に消えるべきなのは、僕なのかもしれない。誰も必要としない。それどころか、まるで僕はいないかのように振る舞う。僕は生きた心地がしない。死んでもよかった。

でも。あいつだけは…

それからは、あいつへの復讐心しかなかった。片時も忘れない。あいつに復讐するまでは。

だれだ?こいつは僕の復讐を、手伝ってくれるだと?まあいい僕は何でも使えるものは使う。たとえ、使い終わったティッシュだろうと…


君はいつも何をしているんだ?僕は見ていてもわからない。なんでなんのためにしているんだ。そんなことするくらいなら、ドーナツの穴の半径を調べた方がいい。確かめたい。君のしていることが、その意味が、でもだめだ。僕はやるんだ。


時が来た。君は驚いた顔をして僕を見た。その燃えた家の中の窓から。でも、僕への憎しみの顔じゃなかった。まるで罪を犯した者が教会へ懺悔しているかのような顔を…


終わったか。あれ、でもなんで僕は今走っているんだ?わからない。でも今はそうしたい。あーあ、結局、君のために動いてるみたいだ。君はなんで泣いているんだろう。でも少しは君のことがわかった。

君が憎いよ。でも悪くはない

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