表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/14

第2話「チートスキル⁉︎」

真っ暗闇の世界に俺はいた。どこに行っても暗い世界、俺は死んだのかと錯覚してしまう。

だが感覚があるから死んではいないことがわかる。自分がどこにいるのか考えている内に一つのことを思い出した。

「ノア・オリビア」

そうだ俺はあいつに会って異世界に召喚されたんだ。じゃあここが異世界なのか、それとも夢の中なのかそう考えていると体に変化が起こった。

「うぇっ」

壮絶な吐き気がした。

まるで身体の中で何かが暴れているような感覚するたびに何度も吐き気が込み上げて来る。

それが数回続いた末に身体の中から黒い大きな塊が出てきた。

きっとこれが身体の中で1つになり体外に出ようとしていたのだと理解した。

「これは一体」

目の前の物が何かもわからずに黒い塊に触れてみる。すると黒い塊はオーラのような霧になり俺の体に吸い込まれていった。

吸い込まれた瞬間身体が軽くなったように思えたのと同時に俺の意識は覚醒した。

ゆっくり目を開き場所を確認する。周りは木に囲まれていて小さな森のようだった。

「さっきのはなんだったんだ」

さっき起こった出来事、黒いオーラはもう消えていた。そのことについて考えていたら俺はノアが言ってたことを思い出した。俺には桁違いの魔力が流れていると、もしかしたらさっきの黒い塊が俺の魔力そのものだったのかもしれない。

だとしたら漫画やラノベのように頭に浮かべればステータスがでてくるはずだ。

そう思い俺は頭にステータスと浮かべてみた。

星延為人ほしのべあくと 24歳 男 Lv1】

【体力600/600】

【魔力3256980/3256980】

【スキル創造 創りたい魔法,スキルを想像するだけで創り出せる だが魔力消費量が多い】

「なんて言うか…...チートだな」

初期Lvで魔力量300万越えとかこの世界の魔力量の基準が知りたところだ。

しかもこのチートスキル、創りたい魔法,スキルを創れるとかほとんど敵なしだろ。

「試しに創ってみるか」

頭の中で思い浮かべてみる。

「状況判断能力(小)を覚えました」

頭の中でその言葉が響いた。

瞬間体が少し重くなった。

そして俺は2つのことに気づいた。

・魔力消費で体にかかる負担のこと。

・創造で創り出した状況判断能力の効果のこと。

体にそこまでの負担はないので魔力消費については、今のところ考えなくてもいいだろう。

そして今一番気になっている事それは俺が創ったスキルだ。

状況判断に時間をかけたり、誤ったりすると自分で自分の首を絞めてしまう。だから俺は状況判断能力を創ってみた。

効果は期待していた通りだったさっきの体が重くなったときもいつもより素早く魔力消費の負担だとわかった。そしてこのスキルで何より期待しているのがまだ上がある事だ。

横に(小)とかいている。つまりこのスキルはまだ未完全だという事だ。状況判断は対戦中に大きな力となる。この先俺の知らない事ばかりの世界で生きるには必要不可欠なスキルだな。

そして俺はステータスを出してみた。

【星延為人 24歳 男 Lv1】

【体力600/600】

【魔力1756980/3256980】

【スキル創造 創りたい魔法、スキルを想像するだけで創り出せる だが魔力消費量が多い】

【状況判断能力(小)状況判断が素早くなる。能力Lvが上がるごとに状況判断がより早くより精密になる。】

なるほど1度創造を使うと大体150万程魔力が減るのか、なら魔力回復についても調べる必要がありそうだな。

そうして俺は数日間、自分のスキル,魔法、魔力回復の時間などたくさんのことを独学で学んだ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ