3.
このままだと、留年になるらしい。
勝手にして。学校なんかやめたい。
私は自分の部屋へ行き、タバコを吸った。
真凛、大丈夫かな……?
タバコなんか吸ってる場合じゃないじゃん。
1口吸ったタバコを消して、リビングへ戻った。
昨夜は何もしてない。ただ遊んでただけ。大丈夫、ちゃんと真凛の顔見れる。
「真凛?」
「うん?」
「なんか食べた?」
「いらない。食べたくない。」
私はキッチンへ行き、冷蔵庫を開けた。
野菜、果物、牛乳、卵、バター、調味料……と、そんなのしか入ってなかった。
メロンがあったから、メロンを出して切った。
「なんか食べないと体に悪いよ。」
お皿に乗せたメロンに、フォークを添えて、真凛に出した。
「ありがとう。瑠利ちゃんも朝帰り、やめてね?」
コン、コンと咳をしながら真凛は言った。
「あ、タバコ臭い?」
「ううん。ママに見つかったら、また言われるよ?」
「うん……。」
私も真凛の前のソファに座って、メロンを食べ始めた。
私達は2人姉妹で、本当に仲が良い。
最初にタバコがバレたのは、真凛にだった。でも真凛はママに言わなかった。
真凛は色んなことを我慢してる。学校もちゃんと行ってる。私とは大違いだ。クラスメートの男子と付き合ってる。
私はクラスの男子なんて、どうでもいい。
大人と遊ぶのが好き。
知らない世界をいっぱい見せてくれる。
大人って言っても、大学生とか、社会人になりたてとか。
たまに30代のオッサンもいるかな。顔が良ければまあいいわ、たまにならね。




