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小路流のプログラミング  作者: しげる
彼と彼女の事情
1/6

プロローグ

※申し訳ございません。この作品は、あらすじと数章分のデータ紛失がありまして、再構築予定という状態になっています。しばらく更新予定はございません。

ーーーーーーー

初投稿になります。ちょっとブランクがあるので今作は軽く書き続けていければと思っております。

不定期連載となりますが、なるべく週1ぐらいは投稿するつもりです。

※ちょっと自分でも変に感じる部分があったので改変します。

 長ったらしい電車通勤中吊り革に捕まりながらボーっとしているときに何を考えるか?

 

 この答えで、その人がどんな人間か分かってくる。

 大きく分けて3つだ。何かが欲しいと考えている人、どう作るか考えている人、そして何も考えていない人だ。

 

 俺たちはまずこの二番目に当たる。

 

 俺に初歩を教えてくれた会社の先輩の言葉だ。飲む度にも言われたのでよく覚えている。

 要約すると、仕事を覚えて5年ぐらいたつと、新人から若手にランクアップする俺達だが、その時点でまぁ向き不向きで結構仕事の方向性が変わっている。設計、構築、管理、調整、運用そして開発。

 だが開発だけでやっている奴は実は殆どいない。

 

 まぁ一言で言ってしまうと激務だからだな。出来る事は無限にあるのに性格的にも体力的にも耐えられない奴が多い。

 耐えられる奴はどんな奴か?

 

 これの答えとして先程の言葉が出てくるわけだ。

 

 無理してるからでも、好きなわけでも無い。作る事が普通になっている奴でないと、大抵不幸な結果を迎える・・・らしい。

 生憎、そうなった奴を見た事はないので断言はできないが・・・。



 作れば作るほど、改良すればする程、力を増すのが俺たちだ。

 もちろん駄作ばかりじゃ意味はない。あらゆる事をできるがゆえに、作る改良するという事、そして使うという事を理解してなければ何にもならない。


 と言う事を教えられた俺は、どうやらそろそろ教える側にならなきゃならんらしい。先日上司から打診があった。俺が教えるんですかそうですか。


 ・・・最初の新人には死んでもらおう。


 

 そんな事を考えていると、いつも通りの時間と場所で、鏡面のようなビルが太陽光を反射した。

 俺はまぶしさに目を細めながら、日課となったプログラムを実行する。



≪n60k-80=(o){zeta}[s0.5cm]/a≫



 脳内で組み上げたプログラムを手にしたスマートフォンが自作の関数で置換処理をしていく。


 位置がずれてまぶしさが収まる頃には、俺のプログラムに従い、手の中に5mmの球体が作成された。

 ちょっと見には、キャンディやガムと大差ないが、反射という工程に基づき、加工ができる要素だけとなった光を単なるエネルギーとして集めた所謂万能バッテリーだ。無駄にエネルギーが放出される事もないので、発光もしていない。なので、幾つかあると非常に便利だったりする。味はしないけどな。

  そこでふとプログラムの改良点を思いつく。


 ・・・味付けるプログラムしてないからか。盲点だったな。


 流石に味を操作するプログラムは手元に無い。手が空いたら作っておこう。



『終点、池袋~、池袋です』

 

 社内アナウンスと共に辺りの人々も俺ものそのそと動きはじめる。

 

 皆とおんなじ様に電車から降り、黙々と駅構内をあるく。いつもと同じ日常が始まる出勤風景だ。

 会社まではこっから徒歩13分。中小のIT会社JDD。そんな会社では普通に俺たちのような人材が働いている。


 

 マルチプルプログラマ

 


 何処の中小企業でも俺達と同じ仕事をやる連中は、一括りにそう呼ばれている。魔法使いなんて、多分もう存在しない。どっちの呼び方が恥ずかしいかは、微妙な所だが。

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