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パンをかじって曲がり角

作者:双鶴
「曲がり角で食パンかじってたら、運命の人とぶつかるはずだったのに…」
そうつぶやきながら、こむぎは今日もパンを焼く。恋愛妄想は止まらない。
だけど、パンの発酵のように、ゆっくりと心が膨らんでいく日々。

パン焼き同好会は、部員2人の弱小部。だけど、こむぎのこだわりは本物。
湯種製法、低温長時間発酵、全粒粉の配合率…恋愛よりもパンの方がずっと奥深い。
しおりは「恋しようよ!」と叫ぶけど、こむぎは「パンが恋人だから」と笑う。

ある日、こむぎは“理想の出会い”を再現するために、朝の校門前で食パンをかじりながら立つ。
でも誰もぶつかってこない。
それでも、焼きたてのパンの香りが、彼女の心を満たしていく。

「出会いがなくても、パンがあるから大丈夫」
そんなこむぎの姿に、しおりも少しずつパンの魅力に惹かれていく。
プロローグ
2025/10/30 15:59
プレーン食パン
2025/10/30 16:01
バゲット
2025/10/30 16:03
メロンパン
2025/10/30 16:04
全粒粉パン
2025/10/30 16:06
シナモンロール
2025/10/30 16:07
エピローグ
2025/10/30 16:09
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