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怪盗な季節☆   作者: 大野田レルバル
ハイライトな季節☆
33/210

ジープバトル

「ジョン、俺達が行く! 

 あのフォーゲルの行き先を教えてくれ!」


俺はそういってジョンを揺さぶった。


ジョンは俺を落ち着かせて


「分かった。

 シエラとメイナがいればなんとかなるだろう!

 波音、お前は基本的に何でも操縦できるんだろ?

 なにを不思議そうな顔をしてるんだ、鬼灯から全部聞いたぞ。

 あの特殊車両を一台貸す、それにのって仁を助けに向かえ!

 後で俺達も行く!」


一気にそう吐き出した。

指をさした先にある特殊車両は一見普通のジープだ。

別に仕掛けがあるようには見えないんだがな。


「そのジープには電子錯乱ミサイルなどが詰め込んである。

 いざって時に使え!」


なるほど、特殊だ。

ボンネットを見るといろいろ出てきそうな形になっている。

ふとウザイがいい戦力になる男の存在を思い出し兵士達に指示を出しているジョンに聞く。


「セズクはいないのか?」


「なんか知らんが、落ち込んでいて使い物にならん!

 とにかくさっさと行け!

 間に合う内に!」


あぁ、落ち込んでるのか。

俺のせいなのか、それは。


「シエラ、メイナ!

 乗れ、いくぞ!」


ジープに飛び乗り刺さったままのエンジンキーを回す。

エンジンが排気ガスを噴出し鈍い振動が伝わる。


「場所はカーナビに登録しておいたから指示に従っていけば大丈夫だ!

 行ってこい、波音!」


シエラとメイナが乗っているのを確認した後ギアをDに入れてサイドブレーキを落とす。

ブレーキから足を離し思いっきりアクセルを踏むと同時にハンドルをきる。

軍用の車なだけあって無茶な操作をしても全然大丈夫なんだな。

甲高いタイヤの音が鼓膜を刺激すると同時にGが体全体にかかる。

気がつくとジープはすごいスピードで車庫のカーブを超え帝国郡基地から飛び出していた。


「シートベルト締めろよ!

 今回の俺はハードに行くぞ!」


そうシエラとメイナに怒鳴ってサイドブレーキをかけるとともに思いっきりハンドルを左へきる。

物凄い勢いで景色が右へと流れまたタイヤが軋む。

やばい、テンション上がってきた。

住宅街に車は少なくまだ午前三時ちょっとという時間を痛感させられる。

眠っている街を乗り越え、トレーラーとぶつかりそうになるもシエラのレーザーが荷台に穴を穿つ。

トレーラーのおっちゃんごめんよ。

トレーラーの荷台が溶けて裂けて出来た隙間にジープを押し込みなんとか通り抜ける。

ベキンとサイドミラーがへし折れ持っていかれたが運転自体に支障は無い。

なにか文句言ってるトレーラーのおっちゃんの声を背後に聞きながらさらにハンドルをきって道を曲がる。

そうしているうちに明かりがついた住宅がまばらになり痛々しく破壊された住宅街が姿をあらわす。

連合郡と帝国郡が争っている最前線の街……。

ハイライトの真東に位置するところに存在している街だ。

戦争の生々しい爪跡が残っている住宅街に突入した。

ここの通り抜ければナビゲーションのとおりのところ―――連合郡の研究室までは間もない。


「波音、見て!」


「ちっ!」


メイナが指差したほうを見ると俺達が近づいてきたのを察知したのか戦車が出てくるところだった。

ボロボロの家々を崩しながら戦車の砲台が作動して砲口がこちらをぴたりと見据える。

砲口の奥で何か赤い光が収束しているのが見えると同時に

カッと赤い閃光が俺達のジープをかすめ、後ろにあった建物が吹き飛ぶ。

建物だった瓦礫が車体を打ち鉄がへこむ独特の音がする。


「レーザーだよ、波音!」


メイナがわざわざ俺に報告する。

うっさい、言われんでもわかっとるわい。


「そこどけぇぇえ!!!」


ハンドルについている赤いスイッチを押すとボンネットが開いてキラリと光る電子錯乱ミサイルが出現する。

フロントガラスに距離などをあらわす数値が出てきて電子機器の計算する音が響く。

チチチチ…と緑のマーカーが移動してゆっくりと戦車に重なる。


《Target lock on!》


その数値がマーカーの上に赤く表示されマーカーも赤くなると同時に俺は発射スイッチを押した。

ボンネットが煙が覆われ、ミサイルが拘束具からはずれ戦車へとスピードを上げる。

ミサイルなどはすでに連合郡では旧世代のしろものになりつつあるらしい。

それよりも確実に相手に命中させることが出来るレーザーが主流になるつつあるようだ。

歩兵の銃からなにから何までレーザーとはいかないが発掘した部品を修理して戦車などに搭載しているらしい。

それは今戦車がレーザーを撃ってきたことにより紛れも無い事実となった。

連合郡の科学技術は帝国郡よりも二十年ほど先を行っているらしい。

ベルカの超光化学をわずかだが手に入れたからだ。

そんな超兵器に対抗するべく帝国郡もがんばってはいるが現時点では月とすっぽん。

連合郡の技術をむしりとるのが帝国郡が勝てる一手となっている。

ジープから発射されたミサイル―――

帝国郡が連合郡の高性能な兵器を無傷で手に入れたいがために開発した特殊ミサイルだ。

電子錯乱ミサイルと正式名称があり「オクトパス」というコードネームを持つ代物で

特殊な電波を出して電子機器を狂わせつつミサイル本体は目標に突き刺さり相手の電力を吸い取る。

ジョン曰く、このミサイルが五本もあれば駆逐艦程度なら完全に無力化できるらしい。

ジープのボンネットから発射されたそれの小型バージョンのミニオクトパスは

空中で特殊な電波の照準を戦車へと向けた。

そして戦車内の軍人が狂いだした電子機器に焦り、何が起きたのかを悟らせる暇もなく

ミニオクトパス本体のスピードが一気にマッハへと達した頃戦車へに深々と突き刺さった。

へこんだ弾頭がはずれ中から出てきた吸盤が戦車の電力をむさぼる。

その結果、戦車は自力では動くことが出来ない鉄の塊と化した。

その戦車の横をさっそうとジープが駆け抜けていく。

それを戦車は追うことすら許されずただ黙って見逃すほかなかった。






「フォーゲルがつれてきたやつを培養槽に放り込め。

 すぐにESSPX細胞を注入する準備にとりかかるぞ」


男はそばにいる研究員にそう指示をだした。

まじめそうな研究員はにやりと笑い「了解しました」と軽く男に会釈する。

そのまま片手にバインダーをもったまま研究員は部屋から出て行った。

新しい人体が手に入った研究室は本当に嬉しそうに活気にあふれている。

ハイライトの倉庫から見つかった新しいESSPX細胞に関するサンプル。

ESSPX細胞――可変式鋼鉄細胞のことだ。

セズク・KT・ナスカルークに注入したのを最後に行き詰っていた研究は

本物のサンプルを手に入れた事により研究は大きく前進した。

そう、F・Dの主翼の破片だ。

だが研究者たちは口をそろえて『超光化学』の力がないとどうにもならないと言う。

男も研究員の一員であるから本物のサンプルを手に入れたとしても本物に少し近づいただけの

モドキが作れるだけだと思っている。

それでも実験し、データをとるのが研究員の仕事であり男の誇りでもある。

研究を連合郡から任されてはや五十年。

入った頃にはつるつるしていた利き手も血管が浮き出てボロボロのありさまだ。


「わざわざ本物を作る必要はない。

 モドキでも十分な戦力となるからだ」


男はそう思っているため研究が進まなくてもあまりイライラはしていなかった。

もう研究は進歩しないかと感じていた矢先、本物のサンプルが手に入った。

思いがけない幸運に恵まれたものだなと思いつつそれを解明しさらに強力なESSPX細胞を作り出した。

だがまた新たな問題が発生した。

そう、実験体がいないのだ。

捕虜はすべて実験で殺してしまった現在は活きのいい新しい人体が必要となる。

そう感じた男はフォーゲルに命じ仁をさらってこさせたというわけだ。

煙草を吸おうと箱を取り出すが中には何も入っておらず苦笑して握りつぶす。

買いに行くか、と思い立ち席を立った男は聞きなれない音に眉をひそめた。

そう鉄の棒がすごい圧力によって砕け散ったような音――。


「もう来たのか…

 早いな…予想をかなり上回る早さだ」


男は舌打ちをして窓から外の星を眺めた。

ここは捨てなければならないのか。

危機感を感じた男はマイクのスイッチをいれ研究を急がせる放送をすると同時に

手元の荷物を持って研究室へと向かった。






「うぉぉぉぉ!!

 じぃぃぃん!!!」


俺のジープは連合郡の入り口の作を突き破って基地内へと侵入した。

当然、銃弾はあちこちから飛んでくるのだがジープは完璧に防弾加工されており

銃弾をはじき返す気持ちのいい音が車内に響く。

あの後戦車三台を無力化してきた。

ミサイルは残っていないし車体のダメージもそれなりに蓄積している。

別に走ればかまわないと思いさらにかっ飛ばしていたが突如パァン!と音がしてハンドルが取られた。


「うわっ!?」


パンクしたジープは急には止まることなどできるわけなく思いっきり壁に突っ込んだ。

俺はシートベルトしてましたよ、ちゃんと。

フロントガラス砕け散ってボンネットから白い煙あがってるけどな。

つっこむと同時に銃声がぴたりとやむ。

死んだと思っているのか…?


「シエラ、メイナ、行け!」


「了解だ」


「了解、さぁショータイムだね!」


二人はスピンしているジープのドアを蹴破り兵士達の真ん中に降り立つ。

俺?

俺は二人任せです、はい。


「な………っ!?」


一人の兵士がいきなり現れた見知らぬ少女に唖然とする。

その一瞬の隙が命取りとなった。

シエラの右手が煌き兵士の首が宙へ舞う。

ひるまずに襲い掛かってきた兵士がメイナに襲い掛かるがメイナのナイフに心臓を貫かれ絶命する。


「馬鹿め!隙だらけだ!」


そう勢い込んで引き金をひく兵士達。

二人に向かってきた銃弾はイージスによりあえなく軌道を曲げられ

驚き、隙を作ってしまった哀れな兵士は容赦なく対人レーザーによって肉を抉り取られ死を宣告される。

あの分だと自分が死んだという意識すらないだろう。

死の瞬間を感じさせるまもなく次々と兵士達が血に沈んでいく。

あっという間に二十人ほどいたはずの兵士は倒れ死にきれない兵士のうめき声のみが響く場となった。


「た、頼む…

 助けてくれ……死にたくない…ごほっ、ごほっ…

 はぁ、はぁ……」


「もうおじさん死ぬじゃん。

 楽にしてあげるね」


メイナはにっこり笑いながら壁にもたれていたおじさん兵士の頭を蹴りで吹き飛ばした。

首は地面に転がり、血の噴水が壁に刻印される。


「うっぷ…」


こんなの見て正気でいれるやつらの気が知れない。

俺は今吐き気を催して盛大にぶちまけそうになったところだ。

なれなんてものがあるわけないだろう。

人が死ぬのを見るのになれたらそれは人として最後だと思う。


「は~のんっ♪

 終わったよ!」


メイナが頬についた血を指でこすり落としながら俺に呼びかけてきた。

シエラは右手についた血を振り落とし新たな血の模様をつくっている真っ最中だ。

そのシエラの脳天を赤い点――レーザーポインタが狙っているのが見えた俺は

ほとんど条件反射でシエラを突き飛ばしていた。

大気中に鳴り響く図太い銃声。

俺の左腕に何かが当たったような感覚のあとグシュと自分の肉の結合が崩れる音が耳元で聞える。

正体不明の何かに体は突き飛ばされ俺の目には宙を舞う紛れもなく自分の左腕だったものがちらりと見えた。

これもまた自分のであろう鮮血が吹き上がるのを見て突如視界が暗くなる。

今意識を手放すわけにはいかない…俺は必死に意識を手繰り寄せた。


なにか温かいものにつつまれているようだった。

どこか懐かしい感覚、そう母さんに抱っこされているあの感覚だ。


「…の……ん、は……」


途切れ途切れの声にようやく目をかすかに開けることが出来た。

目の前になにやら山が…うん、山が見える。

その山の間からメイナの顔が出てきた。

初日の出…?

初日の出ならぬ初メイナ?


「目を覚ました!目を覚ましたよ、シエラ!」


「よかった、波音無事か?」


改めて状況を確認するとどうやら俺はメイナに膝枕されつつシエラに左腕を治療してもらっているようだ。

山、といったアレも状況が確認できた今なら正体がはっきりした。

いやあえて言わないけど。

緑の光が俺の左腕に当てられていて千切れた部分どうしが

今までそこが千切れていたとはにわかには信じられないほど綺麗にくっついていた。


「……できた」


シエラが額の汗をぬぐって俺に笑いかける。


「グーパーできる?」


メイナの問いに左腕に今までどおりに信号を送る。

素直に俺の左腕はグーパーと動いた。


「……治してくれたんだよな…?

 シエラ、ありがとうな」


最終兵器に治癒能力があるとはまったく知らなかった。


「僕の方こそありがとうだ、波音。

 正直アレあたっても別に大丈夫だったけど、感謝はする」


……おい。

つまりそれは俺の当たり損っていうことなのか。

ひどい、ひどすぎる。

メイナに膝枕ありがとうとお礼をいいよろけながらも立ち上がる。

屋上から煙が上がっているのが確認できた。


「あそこの機銃から波音は撃たれたんだ。

 すぐに破壊したがな」


シエラが俺の目線を追い説明してくれた。

服についた土を払いボンネットから煙を上げているジープから銃を取り出す。

念のため安全装置もはずしておく。

建物の中に飛び込み仁を探し始める。


「おーい!仁!」


これで答えてくるなんてことはありえないがやらないよりもましかと。

捕らえられているのに返事なんて出来るわけないのだが。

仁が答えを返してくれると信じて建物の中を歩き回る。

さっきの兵士で全兵力だったのか建物の中はもぬけの殻と化していた。

小さな建物だからそれに値する量の兵力しか分担されていないと見て間違いないだろう。


「シエラ、パンソロジー使えないか?」


「ごめん、やっぱりまだ……。

 でも、イージスを使える程度には回復してきてるからもう少し時間があれば…」


「そうか…」


そんなやり取りを交わしているうちに地下へと向かう道を発見し入る。

研究室か何かの施設なのだろうか、ここは。

やがて一番奥に着いたであろうところでむっと血のにおいが漂ってきた。

おもわず鼻を袖で覆う。

メイナは眉をひそめ、何かの気配を感じようと集中しているように見えた。

俺も銃を思わず強く握り締めてしまっていた。

角を曲がるとガラスケースの中に変な液体と共に入っている仁を発見した。

近寄ろうと我を忘れた俺の足に何かが当たる。

それは血みどろで倒れている研究員達だった。

全部で十人ほどの研究員が体から血を出して死んでいる。

吐き気を催しながらも仁を助けようと必死の俺はガラスケースに銃床を叩き付けた。


「触るな、クソガキが」


急に後ろから声が聞え振り返る。

めがねをかけたひょろっとした七十後半に見えるおじいさんが俺を鋭く光る眼孔で睨みつけていた。


「なんだよ、ジジイ。

 俺は親友を取り返しに来ただけだろうが」


「私の研究はそいつにESSPX細胞を注入するだけで終わるんだ。

 邪魔はしないでもらおうか……」


「邪魔もなにもねぇだろうが!

 俺は親友――相棒を取り返しに来ただけだ!」


勢いよく怒鳴ったはいいが次の瞬間俺の体はぶっ飛んで棚に思いっきり激突していた。

口の中が血の味で埋め尽くされる。

頬のひりひりした痛みによって今俺はこのジジイに殴られたのだと認識するまで数秒を要した。

打ち付けられたところもひりひりと痛む。


「ならお前を私は捻りつぶそう。

 そこにいる研究員達と同じようにな」


ジジイはとても老人には見えないスピードで俺に向かって飛び掛ってきた。

やばい、殺される。

ジジイのパンチが鉄製の床を軽々と抉る。

鉄製って鉄で出来た床だぞ?

それをこのジジイは軽々とパンチで抉って見せたのだ。

どうやら研究員達を銃で殺し迫り来る敵を倒すために自分にESSPX細胞を注入したようだ。

え、なにこいつ、変形するのかじゃあ。

再び繰り出されるパンチはこれまた鉄製の壁に軽々と穴を開ける。

それをよけて瞬間的に引き金を引こうとしたがジジイの蹴りをくらった俺の体は壁に叩きつけられた。

体内で数本の骨が折れるような音がして激痛がこみ上げてくる。


「あっはっは、どうしたクソガキ!

 相棒を取り戻しにきたんじゃな……うっ!」


笑っているジジイの体が崩れ落ちた。

その後ろではシエラが無言で倒れたジジイを見据える。

どうやら一気にシエラが近づいてジジイの首に手刀を叩き込んだようだ。

ジジイの首の骨は無残に砕け散り涎が流出すると共にアンモニア臭などが部屋を満たす。

あっけなさすぎる超人の死だった。


「臭い……ね。 

 波音、大丈夫?」


今度はメイナが俺の体を治療してくれた。

緑の光に当たった場所から痛みが取れていくのが分かる。

骨折の激痛が収まった後、仁が眠っているガラスケースに思いっきり銃床を叩きつける。

だがヒビはおろか、傷すら入らない。


「かってぇな、これ。

 仁、大丈夫なのかなぁ…」


何度も何度も銃床を叩きつけるがやはりガラスケースはびくともしなかった。


「波音、どいて。

 私がやってみるから」


メイナはそういって拳を思いっきりガラスケースに叩き込んだ。

頑丈だと思っていたガラスケースが嘘のように砕け散り変な液体が流れ出すと共に仁が咳き込んだ。


「仁!」


「ごほっ、ごほっ!

 はぁ……はぁ……は、波音……!」


咳き込みながら俺をみて笑う。

元気そうだ。

まったく俺達の苦労を知らないで……脳天気な奴だ。

ほんの少ししか離れていなくとも親友であり相棒がいないとやっぱり寂しいものだ。

よかった、仁………。






               This story continues.


ありがとうございました。

よろしければまたよんでやってください。

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