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怪盗な季節☆   作者: 大野田レルバル
最終兵器姉妹な季節☆
2/210

俺高校生 バイト中

どうもはじめまして。

レルバルと申します。

ブログから転移(?)させていただいております。

初めてこういうサイトに投稿するのでやや緊張気味です。


http://unsungtwilight.blog63.fc2.com/blog-category-2.html


こちらが本家での目次となっております。


僕の趣味が多々入っておりますがなにとぞ読んでいただけるとうれしいです。

小説内での矛盾があったらどうか教えてください。

大至急訂正させていただきます。


お楽しみいただけると嬉しいです。

「大切なものが消えるとき

   三つの死は姿をあらわす。

    死は力を使い地上を無に戻す。

      死は鬼神となり

       恐怖の中で消えていく。

        大切なものを失った悲しみと共に」

                             


薄暗い部屋に響く金属音。

パソコンが出している電子音。

部屋は、地下室なのか窓がひとつもなかった。

あるのは、今俺達が入ってきた入り口、そして大金庫への入り口のみだ。

薄暗い部屋に二つの人影が揺らめいている。

一人は大きな金属製の扉のそばに。

もう一人は、扉のそばにあるモニターの戸から配線を引きずり出し

自分のPCにつないでいた。

カタカタと、キーボードが鳴る。

画面に、文字が並び回転を始め黒い画面に、四桁の文字が右から次々と並んでいく。


そして…


「よし、あいた」

俺は、自分のPCをいとおしそうになでている奴に話しかける。

「流石だな、仁。」

仁は、PCから目を離し僕の方をみてにやり笑った。

白い歯が、モニターからの光できらめく。

「これぐらい楽勝さ」

仁が、Vサインを送ってくる。

俺もVサインを返した。

そして、扉に手をかけ巨大金庫の中に入る。

ひんやりとした空気が体を包むのが分かった。

期待と緊張の二つで心臓がバクバクと波打っている。

記憶によれば、ここで赤外線センサーが作動しているはずだ。

赤外線暗視ゴーグルを取り出し頭につけ、スイッチを入れる。

キュゥゥゥ…と小さく音がして視界に赤い光線が現れる。

その赤外線に光着色液を吹きかける。

白い霧の後には、赤く光る光の線が残る。


「うわ…」

仁が小さく声をあげる。

赤外線が蜘蛛の巣のように獲物を囲んでいた。

獲物は、赤外線の光で血のように赤くきらめき俺を誘っているようだ。


俺は、大きく息を吸い…





公立大塔高校。

1年D組

第二期二〇一二年。

六月二十五日。

朝、午前八時ぴったり。


教室で寝ようとはやくきた俺の心を無視してバーン!と勢いよく教室のドアが開いた。

今日も元気なやつだ。


「なんで放っていったんだ!!波音!!」


そういいながら、俺にタックルをかましてくる男。

こいつの名前は遠田仁そのだじん

俺の親友で相棒だ。

寝不足でぼんやりしている頭を右手で抑えながら左手で仁の頭を叩く。

眠いんだから騒ぐな。

仁は百五のダメージを受けた。

こいつの後ろからお馴染みのメンバーがぞろぞろ入ってくる。


「うるせーぞ、仁!!」


とか、いいながらかなり怖い顔でジロリと睨む女子。このこえー女子は鬼灯詩乃ほおずきしのだ。

いままでたてた武勇伝は数知れず。

男子十人相手に勝ったとか…

恐ろしいやつだぜ。

勝てる気がしないからな。雰囲気的にも。


「エロ…それは人類の神秘…」


とか言いながら舞う奴。

流木遼ながれぎはるか

かなりの変態だ。

そしてうるさい。

だが、頭がいい。

捕捉説明。

巨乳好きだ。

朝っぱらからそれはどうかと思うが。


「うるさいよ…?」

で、こいつが村川綾むらがわあやだ。

詩乃の奴と大違いで静かで弱い。(?)


「波音…こいつらなんとかならないのか…?」

そして、頭をフルフルしながら両手を上にあげて

お手上げポーズをとっているのが冬蝉ふゆぜみだ。


後、もう一人クラスの兄貴分がいたがちょうちょを追いかけて外に行ったので説明は省く。

ってか、そのうち説明する。

俺には、仁を除き知らない秘密がただひとつ。


俺の名前は永久波音とわはのんだ。


なんやかんやあって、今バイト中だ。

なんのバイトかというと、それは盗み…

世間からは、怪盗レルバルとか呼ばれてるが

自分で怪盗という位を名乗ったことはない。

そんなに自意識過剰でもないしな。



昨日の獲物はレインボーパワー。



時価五億円の代物だった。


すでに、バイトの雇い主に渡してある。

邪魔だし。



キーンコーンカーンコーン…



チャイムが鳴り今日も俺の生活が幕をあける。






               This story continues.

これからもどうかよろしくお願いいたします。

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