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三番目に可愛いクラスメイトが天使すぎて人生はじまった  作者: 桜井正宗


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42/60

◆愛し合う夜

 灯も俺に触れてきた。やがて服を脱がしてくれた。

 ほとんど裸になって俺はもう理性を失った。灯があまりに魅力的すぎるからだ。


 肌を重ね合わせていく。

 身も心も。


 ・

 ・

 ・


 気づけば、俺はベッドの上で果てていた。

 灯も呼吸を乱していた。恥ずかしそうに背を向けて顔を隠している。



「ご、ごめん……激しすぎたかな」

「……は、初めてだったのに……」

「え?」

「正時くん、容赦ないよね……!」

「本当ごめんよ」

「別にいいけど。気持ち良かったし」


 ボソッと灯は言った。

 後半はだいぶ感じてくれていたし、とてもエロかった。



「灯、二回戦目してもいいかな……」

「え!? もう!?」


 俺の回復力に驚く灯。まだシてから五分しか経っていないが、俺は元気だった。満足していないわけではないが、二回戦目が可能な体力を有していたのだ。

 ヤれるなら、ヤっておきたい!


「体力的に厳しければ明日でいいけど……」

「いや、そんな子犬みたいな目で見られたら断れないよ。分かった。いいよ」

「やったー!」


 これでまた灯を愛せる。

 まだまだ0.01の弾数もある。

 これから毎日灯とシまくろうっと……!



 ◆



 灯と交わること三時間以上。

 時間はすっかり深夜になってしまった。


「しまったー…。時間見てなかった」


 慌てる灯だが、家に連絡して事情を説明していた。一応、女友達の家に泊まると言っていた。さすがに彼氏の家とは言えないか。


「でもまさか泊まってくれるとは」

「こんな時間になっちゃったし」



 幸い、寝間着(パジャマ)だとかは姉ちゃんが提供してくれた。あれから、風呂や飯も済ませて俺の部屋でまったりしていたのだ。


 まさか灯が俺の家で一泊する日が来ようとはな。



「明日、デートどうしようか」

「う~ん、正時くんにお任せかな」

「分かった。寝る前に決めておくよ」

「うん。じゃあ先に寝るね」

「おう。デートプランは任せておけ」



 灯には先に寝てもらい、俺はスマホとにらめっこ。

 せっかくの土曜日だ。有意義なものにしたい。

 じいちゃんが車を出してくれるし、力を借りようか。


 気が早いかもしれないけど、デートの最後に結婚を申し込むか……。


 悩むなぁ。

 悩む。本当に悩む


 悩みまくっていると時間はどんどん経過。睡眠時間が削れまくって、いつの間にか外が明るくなっていた。


 ……やっべ、ぜんぜん寝れないじゃん!


 だけど、なんとなくは決まった。

 このデートプランで行くか……!


 まず、朝は家でゆっくりする。

 その後、じいちゃんに頼んで車で移動してもらう。

 今話題のゾンビ映画を見に行き、美味しいと有名なハンバーグ屋で昼食。その後は観光スポットを巡り、夜は夜景を見に行く。

 そこで灯に結婚を申し込む!


 なんとか決まった。

 これでいく。

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