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閑話休題 ラグナログ

登場人物増えてきたおかげで、少し楽になりました…。





 〜当事者だけが認識できる場所にて〜



 彼女は内なる不のカケラによりパスを繋げることに成功した。そして、この会話を手に入れることに成功した。


 これは、その会話の一部のログを1000年かけて再現したものである。




「※回目の転生だろぉ?それとあいつぅ、初めの転生から次に進むにはどんな条件だったぁ?」


「ペットを育てる。3回回ってバク転を覚えさせること。その他あるけどどうでもいい」


「はぁぁ、難易度低いのか高いのかわかんねぇなぁ」


「初めだから妥当」


「そうかぁ?」


「んでぇ※回目はたしかあれだったなぁ」


「うん、あれ」


「おもいだせねぇんだなぁ」


「うん、そう」


「俺もぉおまえもぉ別にあいつのところはぁ興味ねぇんだよなぁ」


「うん、そう」


「それにしてもよぉ、こいつつまんねぇ。なぁニアぁ、こいつほんとにつまんねぇ」


「落ち着いて。もうすぐ目覚める」

 

「ただの暇つぶしなんだろうけどよぉ、また死んじまったぜぇ。こいつぅ何回死んでも沈みやしねぇ。沈んだと思ったらまぁたでてきて歩くだけだしよぉ。その後もぉ急に海から空に打ち上がってきてぇ、落ちて死ぬしぃ。こいつつまんねぇ」


「落ち着いて、それも一つの結果」


「どんな結果だぁ?」


「主に聞けば分かる」


「主はなぁ……」


「主は優しい。主love」


「主はいい、やめとくぜぇ。なんか苦手なんだよなぁ。ドレに聞いた方が何倍もましだぁ」


「主怒らせたのが悪い。いくら主優しいでも今の状況はやりすぎ」


「あぁん?そう簡単に次に行かせてどうすんだぁ! 俺はぁ!やる気ないやつらよりよっぽど頑張ってる方だぜぇ!その証拠にぃ!主はなにも言ってこねぇし、抜魂もねぇ!怒ってるダァ?!違うだろうがよぉ!ただ、俺のやり方がぁちぃっとばかしあれなだけだろぉ!あぁ!あぁ!だんだんむかついてきたぜぇ!また上書きして一瞬で底に沈めてやるぜぇ!」


「はぁ…うざっ」ボソッ


「あぁん!?」


「落ち着いて、主様も情による()()()()()は許さない。私が悪かった。お詫びに私を一発殴っていい。それによる損害の罪は認める。それでいい?」


「あぁ?ははっ、いいのかぁ?損害でおさまればいいんだけどよぉ。ニヒヒヒぃ、お前ぇ、消滅すんじゃねぇかぁ?」


「かもかも。さぁ、はやくくる」


「準備していいんだよなぁ?……そんじゃあぁ……1()()使()()()()


「??……使う? まって、なにを……っ!」


「はははぁ!もう引き返せねぇぞぉ?!腹食いしばれぇ!たった1個のぉグツグツ煮込んだ煮者で死ねヤァ!!!!!!」



 ザザ……ザ……ザザザザ



「はははははぁ!!!どうダァ!!!」



 ザザザザザ…



「驚いた。私に……ザザザザ……」


「くそぉ……ちっとも届いてねぇじゃねぇかぁ……」


「どれくらい蓄えてるか分からない。けど、あなたと"私から上“は、この世界でいう"沈んで消滅した者"と"あなた"と同じくらい差がある。忘れたの?」


「……っち」


「なにをしようとしてるのか今回はだまっててあげる。そもそも私が今、ここにいるのはあなたを監視して、主様に経過を報告するため。ね?黙っててあげるから」


「ーー」


「黙って見上げてろよ、ゴミ。……ッププ。帰る。見送りは結構」







「………」



「……」



「……はは……1ミリ動かしただけで十分だぁ。どれくらい蓄えてるぅ?お前もぉ、お前より上もぉ、その上もぉ、さらにその上もぉ、粉々にできるぐらいだぁ……はははっ!」


「まだ抑えろぉ、まだだぁ。ふぅ……ふぅ…。よし、とりあえず混ぜるかぁ」



ザザ…ザザ…ザ…ザザザザーーーーーーーー





 "堂"にてこの記録を永久に封印する。


 解する術語一覧。


 滑稽 憐れ 哀れ 青年 裸 内なる青年ファン 阿保 馬鹿 散歩馬鹿 とびこみ馬鹿 歩数計継続数値多世界一記録保持者 自傷天才 私たちの希望。




詳しいやりとりは省いてます。あくまで1000年間をかけて再現したログです。

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