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【一章完結】不のものクエスト〜誰もクリアできなかったクエスト攻略したけど、初めからやり直し?手に入れた不の力で神どもをぶっ飛ばします〜  作者: knockhai
第二章 バグった世界のバグったものたち

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44.この世界に見合う力を

 ーー、ーー、ーーー、ーーー


 文明が()()()()()()()この世界で、多種多様な種が存在している。住む場所も生き方も、何を得て何を切り捨てているのかもそれぞれである。


 そして、モンスターと呼ばれる種に関しては、他とは明らかに統一感が無く、常に変化している。


 ーー、はぁ、ーー、はぁ、


 目繰のいる場所から遠く離れた所に第二世界の支配者 "錚々たる松田" がいた。


「くそっ!あいつの中にあるものを殺すつもりだったのに!さすがは主様の目に写っているだけはあるな」


 深い森にポツンと家が建てられている。簡易的な作りで、中の様子も机と座布団のみ。


 そんな質素な家の中で、療養している。


「でも♩ でも♩ この世界のルールに染めてやったぞー!復活してそのまますぐにやられるのはゴメンだからね」


 パンッと手を叩くと食事が出てくる。


「豪華に肉肉〜」


 お粗末にフォークとナイスを持ち、ペロリと平らげる。さらに手を2回叩いた。


「錚々たるメンバーが集結、ってね」


 立ち上がり、皿も平らげる。


 バリバリーー、ガリガリーー、


 こもった咀嚼音ご口の中から聞こえてくるが、中から次々と赤い血溜まりが漏れ出す。


「さーて、僕の友人たちは良き隣人たる素質があるのかなー」


 まるでそれが当たり前かのように、床を血に染めつつ、家の外にいるであろう自身の仲間に期待を寄せる。


 立ち上がり、家の外に出る。


(しゅ)よ!随分とまま待ちましたよ!」


 1人のフードを深く被った少女らしき人物が近づいてくる。


「んー?」


「わた……わたし!おおお会いできて光栄いです!この世界を統べるるるお方に会えて…本当にに……グスン」


「えーっと、君の役職(ロール)は?」


「グスン………遊び人です……」


「他の子たちは?」


「えーっと……こここです」


 カランーー、コロンーー、カラカラーー、


「んーー?」


「全員と遊んでたたら」


 ジャジャラガラガララバラバラパキバラガシャラン


「骨になりました……遊び人ですからら」


 彼女の周りに山積みになった骨が散る。


「死刑」


少女に手を向けて、指をパチンと鳴らす。


「遊びですか?」


 少女は自分の身に何も無いような様子を取り、さらには何かをされようとした事さえ気にならない様子である。


「……はぁ〜〜。この場合はなんで言うのかな。強くてにゅーげーむ?弱弱じゃん。たまったもんじゃ無い。いくら力を付けていたって、そんなことある?僕の力のほとんどが相殺された。とんでもないよ。いくら僕がこの世界の魔王だったしても、あいつがまた力を付け始めたらどうなることやら……」


「言葉遊びですかか?」


「《遊び人》ってどんなだっけ?あとで設定をもう一度確認してみるかー。それにしても、他のロールがこんなにも弱いだなんて、ザコの集まりじゃん。」


「遊びなら誰にもまま負けないでふ!」


「ちょっと今日はもう疲れたなー、復活したてだし。5日ぐらい寝るから、もう消えていいよ」


 シッシッとジェスチャーをして、松田は一刻も早く高級フカフカベットの横になりたかった。


「あああ……あのう」


 その場を翻し、家の中に入ろうとする松田を制止して、袖を掴む。


「結構イライラするね、もうバイバイ」


 首を狙い、手刀を少女へ振り下ろす。


「首きりごっこは私の得意領域です」


 首の上で、手刀が止まる。


 「次は殺すよ?」


「すみませんんですす。一つだけお願いがあって……」


胸の前で人差し指同士をコネコネして、あざとい仕草を見せる。


「なに?はやくしてよ」


「私の名前を教えて下さい」


 それはひどく透き通った肌である。雪のように白く、そして互いに際立たせるかのような真っ赤な髪の色。


「白々しいね。なるほど、そういうことね。()()()


 ニタァ


「ありがとんです」


 1人少女が不気味に笑った。












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