<Ⅴ>
「……白姉、どうしたの?」
収穫物ゼロの私を見て、黒が心配そうな目で私を見てくる。
「いや〜、なかなか見つけられなかったんだよねぇ〜今日は。別にさぼってたわけじゃないよ?」
「……それぐらいはわかってるけど。調子悪いなら、ここの中でぐっすりしててもよかったんだよ?」
本当はさぼっていたのに、それをごまかすためについた嘘を黒が鵜呑みにしたことに対する罪悪感と、さらに自分の体調に気を使ってくれる黒のやさしさに対する罪悪感で押しつぶされそうになりながら、私は何とか平常を保った。
「……とりあえず今日のご飯は私が作るから。白姉はそこらへんにでも座って待っててよ」
……黒、ほんとにごめん。
心の中で必死に謝りながら、私は黒に促されるまま、適当な場所に座った。
今から思うと、この時点であいつらの視線に気付いてもよかったのかもしれない。
本当に、それだけは悔やまれる。
これで、この章は終わりです。
とともに!
第一部、終了です!
あとでちょこちょこ足していくかもしれませんけど、とりあえずここまでで、話は一区切りされます。
次章からはどんどん新キャラも出てきますので、楽しみにしていてください!




