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AR  作者: 青柳藜
chapter Ten Anchor.
83/147

<Ⅶ>

 それは、短距離の練習に似ていた。

 200mダッシュして、50m軽く走って。

 ただ、今回はそれとは違うところが二つある。

 一つは、残り時間を正確に数えること。

 そしてもう一つは、ダッシュもダメ、小走りもダメ、ずっと一緒のスピードで走らなければいけないということだ。

 特に、周りの護衛の人が追い付けないような速度で走ってはいけない。防弾チョッキにバズーカ砲やライフルを抱えて走るのは、相当つらいはずだ。

 小刻みに、息を吸っては吐く。

 残り、一分五十秒。

 ところどころ壁に貼り付けられている表示板で、道を確認しながら、進んでいく。

 階段を降りると、警備ロボットがこちらに向かって銃をつきつけてくる。

 それを、護衛の人が、ロボットが撃つ前に、手に持ったライフルでカメラを打ち抜く。

 個々の警備ロボットはカメラのすぐ後ろにCPUがあるため、打ち抜けばそれでロボットは止まる。

 動かなくなったロボットを横目に、私たちはどんどん階段を下っていく。

 目の前には、「地下七階 核融合方式発電室」と書かれたプレートが貼り付けてあった。

 思いっきり、ドアを開ける。

「嬢ちゃん、危ない!」

 突然、後ろから声がかかる。

「――え?」

 私が振り向こうとした瞬間、私を体当たりで突き飛ばした名も知らない男の人が、左右から出てきた大量の警備ロボットの銃弾の雨を受けた。

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