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AR  作者: 青柳藜
chapter Nine Encounters of boys.
66/147

<Ⅱ>

ここから過去の話になります。

視点はスギです。

 僕が初めて蛍さんと会ったのは、首都郊外の古びたネットカフェだった。

 僕が蛍さんと出会う前、僕は盗みをやって、橋の下でカエデと共に暮らしていた。

 あの日、僕はそのネットカフェに押し入り、カウンターの現金を盗み出す算段だった。

「金を出せ」

 僕が職員に冷淡にそう言うと、職員はおびえ上がり、がさごそと金をレジから取り出した。

 僕はそれを職員の手からもぎ取ると、全速力で走っていった。

 …でも、入口に不意に現れた人影に、僕はぶつかってしまった。

 ぶつかった衝撃で、握りしめていた金を周囲にばらまいてしまう。

「……っ!」

 慌てて広い集めようとするも、後ろから職員が追いかけてくる足音が聞こえ、僕は立ち上がり、全速力で逃走した。

 その時、僕はその人影の顔を、しっかりと暗記した。

 今度会ったら根こそぎもぎ取ってやる、そう心の中で呟きつつ、僕は現場を後にした。


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